【名前】
シュヴァルツェンベルク中将
【性別】
現状女
【年齢】
大凡230才程
【容姿】
黒い軍服に、黒い袖無し外套を着込み、軍帽を深くかぶった少女の姿をしている。
赤い髪を腰ほどの長さで丁寧に整えてあり、そして同じ色の赤い瞳を持っているが、どこかそこに光は感じられない。
現在の身体はアーストンでの戦闘によって死にかけていた少女の体を使っており、肉体の年齢は15才程度。背丈は159cm程。
黒い外套には国旗や逆鉤十字、部隊章や階級章等が無数に描かれており、そしてそれらの上に大きな赤色のX字が描かれている。
【性格】
戦闘、戦場において非常に熱狂的な性格をしており、また自身も前線に出て戦闘を行う人間であることも相まって士気昂揚能力は高い。
口数は多いが、一方で常に何処か虚ろであり、また倫理の箍が外れてしまっているため、常人では考えられないような残虐な行為を行うこともある。
【異能力】
心霊学と超心理学の複合の結果。
ESPによる精神的な接触によって対象者の"精神障壁"に穴を開け、その部分から自身の意識を流し込む、というもの。
つまるところ、他人の身体を"奪い取る"事ができるというものであり、これを用いて今日までシュヴァルツェンベルクは生き長らえている。
ただし、これは非常に限定された条件と長時間の行使、更に定着まで相当な長さを用いるため、戦闘や通常時に使われるようなものではない。
尚、この能力は意識の"上書き"ではなく、"介入により支配下に置く"ことであり、無意識下で元になった人間の記憶や感情が表出する場合がある。
(フレーバーです)
『紅い月』の力によって、新たに手に入れた"能力"。様々な兵器と、"魂"のレベルで融合している。身体の一部を兵器に変質させることが可能であり、その兵器の性能も再現させることができる。
再現する事ができる兵器は幅広いが、特殊な兵器や異能を含む兵器を再現することは不可能。
【概要】
アーストン解放軍中将。
アーストン解放軍には当初戦技教官として招聘されたが、その後正式に解放軍に所属することになる。
自身は『企業』に対して恨みがあるわけではないが、かと言って解放軍に対して思い入れがあるわけでもない。
その為、兵士の消費は最小限に留めることは当然とするものの、兵士の犠牲も、一般市民の犠牲に対しても何の感情も抱かない、という機械的な作戦立案を行う。
その戦歴は非常に古く、1800年台にドイツに生まれており、第一次世界大戦時点ではすでに西部戦線に参加。終戦時少尉。
第二次世界大戦において武装親衛隊の将校として戦うと同時に、人体実験によって初めて"超能力"を手に入れる。終戦時中佐。
その後残党狩りから逃れるために国外逃亡、身分を隠して生きながらもインドネシア独立戦争にオランダ側で参加。
終戦後もベトナム戦争、アフガニスタン紛争、湾岸戦争等、多くの戦場を歩き渡り続け、最終的にアーストン解放戦線にたどり着き、アーストン解放軍へと所属する事になる。
その異常な経歴はWWII時代の人体実験によって入手した異常性……自身の意識を他者へと移す、という能力によって産み出されたものである。
寿命とは縁遠い力を手に入れたことによって、ありとあらゆる戦場を渡り歩くことを可能としている。
元々はドイツの出身であることだけはわかるのだが、その出自は自身の記憶から掠れて消えてしまっている。
何のために戦場に立ったのか、何のために生きているのか、また完全な名前すらも忘れてしまっているため、性別、出自、その他諸々が定かではない。
ただ、いつからか自分が戦場へと赴くことを"義務に近いもの"と捉えるようになり、現在も、その"義務感"を守り続けながら戦場を走り続けている。
最終更新:2016年10月15日 12:52