「人民のためのアーストン」実現のため、各員一層努力せよ!
『企業』と他の過激的反社会組織を排除すべく活動する武装組織。
「人民のためのアーストン」を実現すべき目標としており、敵対組織への攻撃に際しても出来る限り民間人の被害を避けようとする思考を持ち、資金調達も薬物や銃器の売買によるものを忌避し、献金と企業運営に頼っている。
そのほか平和的な方法での資金調達や社会貢献に動く構成員もおり、理屈に合わないテロに走る組織ではないが、敵対組織施設の破壊と敵対組織構成員の殺害が主な活動であり、決して純粋な正義の味方ではない。
日の出直前の空のようなグラデーションの中心に白い光が描かれた「明けの明星」がシンボルマーク。
そのルーツは『企業』がアーストンの自治権を握った際に発生した、市兵隊によるクーデター未遂にまで遡る。
このクーデターはアーストンに民主主義を取り戻そうとするものだったが、内通者が現れ、失敗してしまう。
しかし残存部隊は四散せず、強奪した大量の物資を抱えて雲隠れする。
この残存部隊により結成されたのが「アーストン解放軍」である。
その後企業に反感を持つ民間出身者が多数加入したので軍隊色は薄くなり、一人で一部隊に相当する戦闘力を持つ能力者の加入により編制も形骸化し殆どが消滅したが、一部が残る階級制と、歴史の長さゆえの結束が、反政府組織らしからぬ秩序を保っている。
また、前身が軍隊であるがゆえに、小銃から戦車まで、大量の兵器を保有している。
能力者出現までは敵対組織への攻撃にはこれらの兵器を使用していたが、民間人への被害が大きいことから、全体として能力者による攻撃へ切り替えを図っている。
主力部隊の潜伏先はアーストンの地下、埋め立てられた旧市街の最深部で、司令部、兵器庫、兵舎、練兵場などの充実した設備が存在し、ここで暮らす構成員も多い。
構成員はこれらの設備に加えて、迫撃砲クラスまでの兵器、旧市街上層部と地上を結ぶ無数の秘密通路を自由に利用できる。
以下は階級と権力の目安である。「紅い満月」より後に加入した者は階級を与えられず、ただ「一般構成員」とだけ呼ばれる。
何かしらの功績を挙げることによって少尉に任じられるのである。
そのため少尉より下の階級を名乗っているのは「紅い満月」以前に加入した構成員に限られる。
大将 組織のトップ。
パーシヴァル・キンケイド一名のみ。
中将 重要人物。
少将 戦略に口出しできる。
大佐 組織全体に名が知れ渡る。
中佐 部隊の最終兵器。
少佐 まだまだ前線に出るという程度。
大尉 一般構成員に尊敬される兄貴分。
中尉 部隊内で一目置かれる。
少尉 一般の構成員に毛が生えた程度。
構成員にはシンボルマークのワッペン付きの紺色の軍服が支給され、少将以上の構成員には更にマントが支給されるが、いずれもオフィシャルな場以外では着用する義務はない。
構成員
最終更新:2016年09月29日 15:31