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―――≪人物≫
〝赤頭巾/レッドキャップ〟の異名を持つ〝創世戦団/ジェネシス〟の亜使徒であり1st〝聖天剣〟
ゲトリクスの部下である。
ゲトリクスへは創世戦団に加入する前より仕えており、お互いの信頼は強い。
性格は寡黙で、あまり多くは喋らないが、戦闘時は多少好戦的になり、口も良く回るようになる
普段はあまり素顔を晒さないが、実際は十代後半の少女であり、年相応の趣味を持っていたりもするが
戦闘時においてはその小柄な体格を活かした素早いスピードを以って即座に敵の首を刎ねる暗殺術を扱っている。
強襲は得意としているが、最初の攻撃で仕留められなければ精神的にも戦況的にも窮地に陥ってしまう。
数十年前に消滅し、今は扱う者も数人程度と言われている〝櫻華一刀流〟の剣術を使用しているため〝
櫻の国〟に何かしらの縁があるのかもしれない
その正体はゲトリクス家に代々使える従者の家系の跡取りで斬華とは非常に長い年月の付き合いである
斬華が創世戦団に入った際に同じく入団し、斬華に習った櫻華一刀流の剣技を扱う。
〝魔導要塞 ジェネシス〟の戦いでは斬華のフォローに回り、
仲介者によって奈落に落とされた彼女を救った。
鉄の国での
GIFTの戦いに身を投じるが、現れたGIFTメンバーのリヒト・マクダウェルとの激闘の末に
腕を切られた事からの失血死で命を落とした。
彼女が斃れた高台には、拙い墓と櫻の国の花が添えられていた―――。
―――≪容姿≫
隠密時
【全身を漆黒の装甲服で覆っており、所々に隠密用の道具も伺え、肩には〝翼の生えた西洋剣〟のエンブレムがデカールされている】
【頭部は漆黒のマスクで全体を覆っており、6つの複眼暗視スコープが赤く光る小柄な体格をした、〝陰〟の気配を纏った人物】
通常時
【軽いクセのかかった栗色の肩まで伸びた髪、焔のような赤い瞳で灰色ののワンピースの上から真っ赤なローブを着て】
【ローブのフードをすっぽりと被り黒い長手袋、赤いロングブーツを履いて、牛乳瓶の裏のような丸眼鏡を付けた小柄な体格をした、〝陰〟の気配を纏った人物】
―――≪異能・武装・剣術≫
武装
≪〝烈火双〟≫
腰回りに差してある刀身が烈火のごとく赤く染まっている歪な双剣、特殊効果はないが、非常に頑丈で
刀身が鋸のようにもなっており、相手の首を難なく刎ねる事が可能となる、戦闘の要となり、かつ象徴たる武装。
剣術
『〝櫻華一刀流・我流弐ノ型《双蓮》〟』
本来は一刀流の櫻華一刀流では、一度の斬撃で二つの剣閃を放つというものであるが
シェラードは暗殺の遂行率を上げるために素早く振れる双剣仕様に型を我流でアレンジしている。
双蓮の型からの派生する技であり、相手の神経を的確に攻撃し、麻痺させると言うものである
シェラードはさらに自身の魔力も刃に注ぎ込み、防御した上でも神経麻痺が発生するように改良している。
発動中は刀身に灰色のオーラが現れる。
双蓮の型から派生する技の一つ、本来は強力な斬撃を二連撃で頭上から斬り降ろすという技であるが
シェラードは一撃のみになるというリスクの上で、自身の魔力を上乗せして一撃の威力を倍以上まで高めている。
発動中は、刀身に黒色のオーラが現れる。
魔力で双剣の刃を限界まで鋭くして、あらゆるものを断ち切るほどまで練り上げ
その刃を以てまずは前方から相手に切りかかり、その後に相手の後方へと跳躍して背中を切りつけ胴体を完全に切断する。
高速のステップを加えながら全霊の突進を放ち、斬撃の舞で相手を切り刻む技。
高速で舞うその姿は敵からすれば無数に分身したようにも見え、回避を困難にさせる。
異能
『〝言霊〟』
口にした事柄を事象として発生させる異能。
所詮は言霊なので相手を死に至らしめたりありえない超常現象などは起こすことが出来ない。
『〝呪縛の魔眼〟』
シェラーゼの持つ魔眼、普段は対魔の術式が施された眼鏡で力を抑えている。
直視した相手を麻痺させる力を持っており戦闘においてのイニシアチブを獲得することが出来る。
魔術
『〝ライトニング・ブラスト〟』
シェラーゼが唯一扱える中級魔術で魔力を雷撃に変換して周囲へと解き放つ。
範囲攻撃としては強力だが威力はそれ程でもなく、大勢の敵との戦闘や牽制時のみに使われる
最終更新:2013年12月14日 02:53