「地を這う虫けら風情が。何人死のうと知ったことではないな」
名前 |
ロード・ケイオス(または)アイン |
性別 |
男 |
年齢 |
五十代前半(外見年齢は三十代前半) |
所属 |
カノッサ機関・六罪王 |
好き |
礼儀を払う人間、優秀な人間、魔術、物事を教えること、女 |
嫌い |
無礼かつ無能な人間、無能な集団、老人、早起き |
特技 |
軍勢の指揮、集団作戦の分析 |
黒い短髪に東洋人的な顔つき。長身に裾の長い赤黒い色の外套を羽織っている。
左耳には女物のルビーのイヤリングをつけている。
尊大にして悪逆非道。己の力に絶対の自信を持ち、それを行使することを好む。他人の命を奪うことを全く厭わず、破壊を楽しみ苦痛を与えることを喜ぶ。直接的な暴虐だけでなく策略も好む。
根底にあるのは魔術への好奇心。それゆえに魔術の行使を好み、その結果が大量殺戮だろうと気にしない。だがよくあるマッドサイエンティストとは違い一般的な感覚も持ち合わせており、若い人間を見れば世話を焼きたくなるし子供がいれば相手をしたくなる。気が乗らないときは戦わないし、そういうときは人と話したがる。気分屋でもある。
基本的に自分に利する人間に対しては優しい。そうでない人間は路傍の石ころ。
自信家かつ傲慢だが相手の実力を測る程度の論理性を持ち合わせており、力のある相手には一定の敬意を払っている。
礼節を保つ相手への面倒見も比較的良い。どちらかの条件を満たしている相手には少なくとも理由なく刃を向けることはない。
有能な個人が無能な集団に殺されるのは間違っているという思想を持っており、集団と無能な人間を何よりも嫌う。それ故に一個人であらゆるものを超越できるようになるために、力を追い求めている。
魔術師らしく、炎・水・氷・風・土・闇と様々な属性の魔術を扱う。魔術の範囲も広域破壊から身体の表面程度まで、と自由自在に操作する。
近接でさえも魔術を用いつつ長槍で戦い、苦手な距離はほとんどない。それでも強いて言うなら近接は苦手。
ほとんどの魔術は詠唱なしの即時発動。近接も長槍でこなし、すべての距離において各種魔術を複数同時発動する。細かい魔術が防御面にも働き、更に身体的耐久度もかなり高い。
傲慢なまでの自信のために、基本的に戦闘時は手加減する。
- 『地脈の宝玉』
- 地中に走る魔力に関する能力を持つとされる。地属性の魔術を強化する力があるが、真価は別にあるらしい。
- ルビーのイヤリング
- 半魔がつけていたイヤリング。彼にとって重要なもので、娼婦が触れようとしたとき激怒した。
- 黄金の杯
いくつもの国々の図書館を襲撃しては魔術の禁書を奪い取っている。
火の国においては二五三名もの警備隊を全滅させ、その後、軍隊とも交戦。逃亡後、八回に渡る追跡部隊を退ける。
ドラクレア島にてダグラスと邂逅。再現された
ATLASの頂上で
半魔の戦いの記憶と遭遇。その後、ダグラスの勧誘もあって六罪王に就任。なお、身につけているイヤリングはこの半魔のものであり、このときに拾った。
六罪王就任後は
風の国の首都エルジオを襲撃。都市の十分の一を消滅させるが、目的は不明。
世界のどこかに隠れ家を所持しており、転移魔術によって移動ができる。
森の中にあるログハウスで、外観と内装は普通。
地下に1フロア分の広さの書斎があって、収集した膨大な量の書物が保管してある。いずれも写本で原本は別の場所に保管。
五センチ程度の大きさの小人を使い魔として働かせており、小人たちが写本作業を絶え間なく行っている。
気に入った娼婦を招いたことがある。
最終更新:2015年05月16日 23:00