鳩ヶ谷 廉

「俺は主人公じゃあない──


     けど、立ち向かえます。」

名前 鳩ヶ谷 廉
性別
年齢 未詳(恐らく十代後半)
身長 / 体重 175cm / 65kg
役職 自警団 一団員

容姿

黒いハットにインバネス。白い革の手袋といったレトロな印象の青年。顔つきもパットせず、その他特筆すべき点はこれといってない。

武器

雷龍の髭及び爪を加工した、ワイヤーと刃を繋げた両手剣。見た目は通常のクレイモア、振るえば刃が分裂し、髭を加工した電撃を纏うワイヤーにより連なってしなる。ついでに刃に帯びた電気が放出する作りになっている。

「どっちも用いてなんとかひとつの武器を作ってくれ」とお願いしたところ、このように面倒なものに仕上がったが本人は気に入っている様子

能力 / 戦闘方法

1.5M(能力発現時は1Mであったから、成長したものと見られる)程の嘴を自由自在に操る──もう少し詳しく書けば、嘴のみがなぜか別個に存在し彼の意思の思うがままに空中を自由自在に操作可能。そしてこの嘴はなぜか生き物のような鼓動を持っている。 / 彼は能力発現時この嘴を一つの〝武器〟として扱っていた。元々無能力者でありいじめっこの標的であった彼は圧倒的に場数が少ない。戦闘中は経験不足を補うために常に「相手よりも自分が有利になる立ち位置」を探し、的確に相手の隙を付こうとするという戦い方に徹している。ただ、手負いの相手等、勝ちやすい、あるいは普通に考えれば負けにくい条件で戦うときはあえて相手の得意な距離で戦い自身のレベルアップを図ることもあるが、そのせいで大ケガを負ってしまったり詰めが甘い。現在嘴は2Mまで成長。尚ケツァルコアトルスへ自由に変化可能だが、飛行能力もなけりゃただただ図体がでかいだけだったりする。


── 聖徒を襲ったテロ事件の際 、自警団として駆り出された彼は 戦闘の途中、嘴に〝精神攻撃〟を浴びた 。その攻撃がきっかけとなり、嘴の内部で強制的な成長が起き、史上最大の翼竜 『 ケツァルコアトルス 』への変貌を遂げた ──


しかしその後、嘴に戻ってからはどんなに念じても姿は変わらないようで、鳩ヶ谷自身も頭を悩ませている 。


黎明の記憶眠る島ドラクレア
太古の生物、幻獸などが多数生息するこの島の浜辺にて、嘴の覚醒に成功。『ケツァルコアトルス』への変化を可能にした。


性格 人となり

元〝自称主人公〟──というのも、いじめられっこの自分が急に能力(ちから)を手にしたものだから自分が特別なのではないかという錯覚に陥ったためである。しかしその後三度の敗戦によりそうではないことに気づく。命の危険があれば相手が見るからに悪であろうと金を差出し逃げ出したり、美人な女性に見とれてしまうあたり、能力があるだけの正真正銘凡俗気質である。

負けず嫌いというわけではないが、頑なに勝ちを求め、〝勝てる強さ〟を欲している。その心は、曰「自由とわがままを履き違えたやつを殴って言い聞かせることができたら気持ちいいだろう。」というひどく自分本意なものだが、いじめられっこであった過去に起因するものなのだろう。
「能力を手にしたとき、世界が変わった感覚になった。
 きっとなんにでも立ち向かえるような──その感覚を本物にしたい。」
という台詞にも、その考え方が現れている。

──考え方は依然として変わっていないが、最近自警団クリフ・カートライトとの掛け合いの中で、自分の立ち位置を意識するようになる。正義に殉じて誰かのために力を使おうとする彼に触発された部分があるようで、自警団の前線にて勝ちを掴むことに決めたようだ。


スラウロットを襲ったテロ事件。それに赴いた彼は幾人もの能力者と共にアーグと交戦する。
フレデリック・シャリエールの協力もあって、なんとか戦闘不能に追い込み討伐の千載一遇のチャンスを得るものの、突如として現れた六罪王ダグラス・マックスウッドに怯えて、〝立ち向かう〟ことをためらってしまった。──その事を深く嫌悪。ひどく落ち込んでいた様子だったが、再び立ち向かう勇気を取り戻そうと六罪王潜むドラクレア向かう、seaqueen号に乗船する──その時再びアーグとあいまみえ、雷龍と交戦。なんとか撃退に成功。

──ドラクレア島に懐かしい空気を覚え、再上陸。たまたま同時期に訪れたアインと掛け合い、その折に能力の覚醒に成功。「限界を超えた」と自負し、その経験を得た彼は、今後「諦めること(限界)はない」、「立ち向かえる。」と覚悟を露にした。

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最終更新:2015年03月02日 21:06