「――"骸と踊れ"」
■名前
白菊 儚<シラギク ハカナ>/コープス・リバイバー
■容姿
黒の髪をボブカットにしており、前髪の一房が骨色に染められている。
目の色は濡羽色で、目元には濃く深いくまがある。
視力は悪いがコンタクトは苦手な為、フルフレームの眼鏡を愛用している。
服装は基本的には学校のブレザーであり、私服を着る事はあまりない。
背丈は小さく、体は細い。如何にも弱気で、如何にも"食われる側"であるような少女。
胸元には目立つ程度には大きな、何かを収められるサイズの銀のロケットペンダントを下げている。
■性格
陰鬱だが、その根底には善性を敷き、善を尊び、悪を憎む"正義の素質"を持った性格。
復讐という行動に強いこだわりを持ち、また、目的を達するまでに己の行動に対して妥協を許さない頑なさを持つ。
■概要
夜の国出身の少女。職業は女子高生。
両親を小学生頃に殺されており、その後は両親の残した遺産で食いつなぎながら一人で暮らしている。
日中は、少々休みがちな影のある少女として学校に行っているが、一度夜となれば――。
――悪を憎み、悪を根絶[タ]つ。黑の正義執行者[クライムファイター]として、悪に対する戦いを行っている。
その戦いの対象は、特に"多くの恨みを買ったもの"に対して行われる事が多く、
そのような者は往々にして強者である事から、生傷の耐えない日々を送っている様である。
■能力
<骸装-コープス・リバイバー>
死者の怨念を糧に白骨を体表に纏い、死者の恨みを代行する使者となる外法。
魔術研究者であった両親が
カノッサ機関員に殺害された後、両親の研究成果、そして本人に特に適性のあった魔術――死霊術。
それらを組み合わせる事によって具現したのが、骸を纏う異形の外装、骸装だった。
骸装のベースになるものは、両親の遺灰と、儚の血液。
それらの組み合わせにより血縁の魂の繋がりを強固なものとして、死者の無念の意で魔力を増強させる事で、小さく弱い彼女が悪を根絶[タ]つ刃と変貌させる。
また、変身時に"その他の人間の遺灰・遺骨"を触媒にする事で、その性能は"その遺骨が怨念を抱く対象"に対して爆発的に増大する事となる。
その性質から、彼女の異能は"恨みを買う様な悪"に対して特に強大な力を発する場合がある。
その他の性質としては、生存時に特に強い絆を結んだ者や何らかの願いを託された者――要するに、特別な存在の遺骨の場合で、かつ異能者であった場合は、
その異能を変身時に限って限定的に用いる事も可能となる。ただし、それはその本人には決して及ばないもの。
あくまで、その者の代行として復讐を果たした時の意趣返し程度のものに留まるだろう。
変身後の姿は、黒色のボディースーツに、白色の骨を想起させる装甲が装着されたもの。
顔には骸骨の衣装を持つゴーグルが装着され、眼下の奥には青白く揺れる炎が光る。
変身のキーワードは"骸と踊れ"。その他、力をより引き出す時にも呟かれる。
<悪性憎悪>
悪を憎み、悪を哀しみ、悪を根絶[タ]つ事を望む、悪性の正義の意志。
あらゆる手段を用いて、悪を殺し、他者の怨恨を果たそうとするその意志こそが何よりもの彼女の武器である。
例えば悪を根絶[タ]つ刃を失おうとも、骸装を失おうとも、彼女はその四肢が動く限り、その意志が有る限り。
――その歩みを止める事はない。
■装備
<悪を根絶[タ]つ刃>
人の悪性を憎み、人の罪を憎み、悪の根絶を望む彼女が生み出した――彼女の骨に依る骸装。
彼女の肋骨の内の二本を抽出し、鋼に混ぜて打ち出された一振りの短刀である。
その長さは、八寸三分(おおよそ25cm程)。
その性質は、"彼女が生きている限り折れない刃"であること。
彼女が折れない限りこの刃は折れず、この刃が折れない限り彼女が折れる事はない。
彼女自身の分身でもある為、彼女が用いる中ではこれ以上にしっくり来る武装は無い。
この短刀に魔力を通して体に戻す事で、擬似的に魔力を増幅できる特性などもある為、
元来魔術の才能はあれど魔力の量が然程でもない彼女にとっては強い助けになっている武装でもある。
<コープス・リバイバー No1-打骨>
骸装の武装の一つ。
拳足膝肘に高密度の装甲を装着しており、その威力は人の頭蓋を砕き、人の臓腑を貫くには十分なもの。
装甲に魔力を回し強化する際のキーワードは"骸を砕け"。
<コープス・リバイバー No2-黑焔>
骸装の武装の一つ。
強い怨念と、骸装の死の気配が冥府への一時的な接続を可能とする事で行使可能な地獄の業火。
怨念が深ければ深い程、大きな焔を呼び出し、行使する事ができる。
用途は様々で、攻撃に纏わせて威力を増大させたり、ジェットの様に噴射させて高速移動などにも用いる事ができる。
火力上昇の際のキーワードは"骸を燃やせ"。
<コープス・リバイバー No3-薊>
骸装の武装の一つ。
骸装のリミッターを開放し、精神を対象に対する殺意・怨念に染め上げる事でその出力を増大させる。
長時間の利用は心身の消耗、果ては発狂までを齎すためにその利用時間は一分を限度とした極短時間しか許容されない。
また、心身が塗りつぶされた状態は痛みや恐怖などにも鈍感となる一種の発狂状態でもある為、土壇場を巻き返す一つの手にもなり得る。
最大のリミッタ解除のキーワードは"骸よ狂え"。
<コープス・リバイバー No4-剋殺>
骸装の武装の一つ。
<悪を根絶[タ]つ刃>に、本人の悪を憎む意志と、骸装の怨念を凝縮して斬撃を叩き込む事で、"存在否定"を行う武装。
異能を用いてもぶつけ合う事で、怨念と意志の消耗と引き換えにそれらを相殺する。
例えば相手が防護の魔術や異能を用いていたとしても、怨念と憎悪でそれらを削り刃を届かせ得る可能性を生み出す事ができる。
コレこそが、復讐を遂げるための武装。心身を削ぎ落として挑む、"復讐代行者"の刃の真髄である。
■記録
最終更新:2018年06月09日 16:32