とにかく書く
「アイディアだけはいくらでもある」などと寝言をいっている暇があるのなら、その
アイディアを形にする努力をすること。
どうすればいいか。簡単である。書けばいい。個人的な経験則だが、一文字も書かずにいるよりも、たとえ五文字でも十文字でも、毎日書き進めていった方が良いアイディアが浮かんでくるように思う。
ある程度の時間が毎日確保できるのなら、一日に何枚と自分にノルマを課すのもいいだろう。一日(原稿用紙換算で)十枚のノルマを課せば、一カ月あまりで文庫本一冊程度の分量の小説を書き上げることができる計算である。
無論、仕事が忙しい、乳幼児の子育て真っ最中など、なかなか小説を書くためのまとまった時間をつくることのできない場合もあろう。そのような場合でも、極力何らかの形で創作活動には関わっておきたい。執筆中の作品のアイディアを膨らませる、次作の構想を練るなど、頭の中だけでできることも少なくはない。
最終更新:2007年04月21日 10:09