23 リム・ブンラン 乗客
出身:フォルモサ
死亡:
Ⅳ.出現 その4 恐ろしい怪物に首を絞められ殺されたor爪
フォルモサ(台湾の別名)の王族。貝殻が納められたチェストの持ち主。
あのチェストさえなければ、オブラディン号がこのような悲劇に襲われることはなかったのかもしれない。
台湾は本来原住民だけが暮らす無主の島であり、当時の台湾も清(当時の中国)の統治下にあったため、正式な王朝的なものはない。
1644年に中国本土で明朝が倒れ清朝が成立した際、鄭成功率いる明朝の皇族・遺臣たちが台湾に落ち延びているので、おそらくはその末裔なのだろう。
となると海に近づける事が危険な貝殻を、あえて陸路で運ばず海路で運んだのも納得がいく。陸路だと台湾に帰る前に清を通過しなければならないためだ。
おそらく貝殻は台湾から運んだというより、これを求めにイギリスまで訪れたものと思われる。
(フィリップが人魚などの怪物について何かしら知識があるようだったので、件の貝殻は彼の故郷周辺で水揚げされた物なのかもしれない。)
ところで、乗船中に犯罪行為を行わなかった乗客について、適当な人物を殺害したことにして調査を終了させると罰金の請求が発生し、
損害査定書上にて相続人の有無を確認できる。
これによれば、護衛のタン・チョウとラウ・ホクセンや側近のシア・イトベンはおろか、王族の張本人であるリム・ブンランに至るまでフォルモサ一行は全員相続人の所在が不明だということが分かる。
「フォルモサの王族」とは一体何だったのか、真相は定かではない。
名前を呼ばれる
Ⅲ.殺人 その2か
Ⅳ.出現 その5を見ることでぼやけが解除される。
フォルモサ出身の中で唯一の女性であるため、実際にはスケッチと名簿だけで特定可能かもしれない。
登場シーン
Ⅲ.殺人
Ⅲ.殺人 その2
リム・ブンラン「そんな…!何かの間違いよ!」
シア・イトベン「リムさま、もう手遅れです…」
ラウ・ホクセンの無実を信じるリムさま。
Ⅲ.殺人 その3
「離して!」
「センチョウ!」
ニコルズにホールドされている。
ラウ・ホクセンは無実の罪で処刑されるわ、彼に濡れ衣を着せた真犯人に誘拐されるわで大災難である。
Ⅳ.出現
Ⅳ.出現 その1
「リムさま、おケガは!?」
「私は大丈夫!でも、あの箱は、絶対に海に落としてはダメよ。」
「魔物が現れたら、お伏せください!」
ニコルズがいる方の船で、手を後ろに縛られ座っている。
視線の先はもう片方の船に乗っているイトベン。
二人はチェストが魔物を呼び寄せることを知っていたようだ。
Ⅳ.出現 その2
「ベン!箱は!?」
「リムさま!お伏せください!」
目の前でオヘーガンの頭が槍でぶち抜かれ、驚いた表情を見せるリムさま。
Ⅳ.出現 その3
「助けて!」
イトベンがギャリガンを殺している横で、リムは怪物に襲われている。
後ろ手に縛られているため、抵抗することが出来ない。
Ⅳ.出現 その4
「ここに、ございます!お待ちください、ただ今…」
リム・ブンラン死亡シーン。
イトベンの命がけの助けも虚しく、リムは息絶えた。
ここの死因は絞首・爪どちらでもOK。
Ⅳ.出現 その5
遺体が船に横たわっている。
Ⅳ.出現 その6
櫂は捨てられているが、他は前シーンと変わらず。
Ⅴ.呪われた獲物
Ⅴ.呪われた獲物 その1
遺体が甲板に並べられている。
最終更新:2023年03月01日 15:01