フェアリー (Fairy)
日本でいうところの
妖怪のように、民話や神話・伝説に登場する超自然的な存在の総称として用いられる語。
現代では「小さくて蝶の羽をもつ」などといったイメージを喚起する語となっている。特に、
エルフや
ゴブリンなどといった
妖精と意図的に区別しようとする際にその傾向が強い。
女は美しく、男は年寄りか子供の姿というのが一般的な姿らしい。
食事は植物性のものや乳、牛肉、または生き物の生命力などを食べる。
語源的には中世フランス語のフェ(fae)から派生したとされ、さらに遡るとラテン語のファータ(fata)に至る。ファータはファトゥム(fatum、運命)の複数形であり、
運命の三女神を指す。たとえば
アーサー王伝説に登場する湖の精たちは、現代的なかわいらしい妖精と人の運命や生死を御する古き女神との中間的な存在といえるかもしれない。
英語ではFairyは男性同性愛者を指す言葉でもある。
主な参考文献
『妖精学入門』井村君江 著 講談社現代新書
『幻想世界の住人達』健部伸明と怪兵隊 著 新記元社
『グランドセンチュリー英和辞典』 三省堂
最終更新:2022年08月14日 19:23