ノルニル(ノルン)
北欧神話における、運命の女神たち。単数形がノルン(Norn)。複数形がノルニル(Nornir)。
エッダでの、
ウルズ(Urðr ウルド。運命)
スクルド(Skuld 存在)
ヴェルザンディ(Verðandi ヴェルダンディ。必然)の三姉妹をいうことが多い。
イグドラジルの3本の根のうちのアース神たちのところへ来ている1本の下の、
ウルザンブルンという泉のそばの館に住んでいる。彼女たちは毎日、泉から神聖な水を汲んで
樹に注いでいる。そうしないと樹は腐ってしまうからである。
人間や神々の運命を決める。何者も彼女たちが決めたことを変えることはできない。
この3人のほかにも多くの
ノルニルがいて、いい者も悪い者もいる。
フリッグも
その1人である。
新しく子供が生まれると
ノルニルは必ずそこへ行き、その子の運命を決める。
すべては彼らの決めたとおりになる。
最終更新:2005年05月21日 21:59