置行堀(おいてけぼり)

本所七不思議のひとつ。
江戸時代、隅田川の下流で釣りをしていると発生する現象らしい。
釣り人が魚を持って帰ろうとすると「置いてけ~~~置いてけ~~~」という声が水中からするという。
言うとおり魚を何匹か返してやるとそれ以上は何も起こらないが、無視して帰ろうとすると
気付かぬうちに魚篭の中が空っぽになったり思わぬ事故にあったり帰り道で迷わされたりするという。


資料


 柳田國男『妖怪談義

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最終更新:2021年06月27日 16:47