毘沙門天(びしゃもんてん)
多聞天(たもんてん)とも言われる。梵名を
ヴァイシュラーヴァナ?といい、毘沙門天はこれを音訳したものである。また梵語で「広く聞くもの」という意味になり、多聞天の名はこれに由来する。
「多聞天」は
四天王としての名で、
須弥山に住まい北方の北倶盧洲を守護している。また
十二天においても八方天として方位の守り神をしている。そのような性格から仏法や方位のみならず、国や財宝をも守護すると考えられ、日本では福神として
七福神の中に加えられ、広く信仰を集めた。
参考資料
最終更新:2006年02月14日 14:06