虚空蔵菩薩

○虚空蔵菩薩は、あらゆる生物および諸の・善神となり、『技能』『智慧』『記憶力』『才能』に利益が有るとされる菩薩である。虚空蔵菩薩は左手に如意宝珠を持っているが、他にも左手に剣を持っているものもある。また、如意宝珠も蓮の上に乗っているものもある。
○『虚空蔵菩薩求聞持法』という修行法があり、この修行を修めると一度見聞きしたものは忘れることが無いほどの記憶力が付くと言われるものである。空海は若いころ高知県の室戸岬でこの修行を行ったとされる。彼の著作である『三教指帰』では、『虚空蔵菩薩求聞法』を修めたとき、明けの明星(金星)が口の中に飛び込んできたとされる。

参考

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最終更新:2006年02月24日 12:10