《サードニック・リギルケント》

サードニック・リギルケント
星5 炎属性 獣戦士族 融合・効果
ATK/2300 DEF/1400
「サードニック・ワーウルフ」+「サードニック」と名のついた獣戦士族モンスター
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
このカードが相手モンスターに攻撃する場合、ダメージステップの間、このカードの攻撃力は500ポイントアップし、戦闘を行う相手モンスターの効果は無効化される。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、デッキからカードを1枚ドローする。
また、自分のバトルフェイズ開始時にこのカードをエクストラデッキに戻し、エクストラデッキから「サードニック・トリマン」1体を特殊召喚できる。


獣戦士族の2体融合の片割れ。《レアメタル・ナイト》のように《サードニック・トリマン》と入れ替わる効果を持ち、こちらはモンスターとの戦闘を受け持つ。

モンスター担当だけあり攻撃時には最上級ラインの28打点に達し、《衛星-サテライト・スフィア》や《炎舞-「天キ」》等豊富な打点補佐カードと併用する事で切り札級のモンスターを一方的に戦闘破壊する事も容易。《赤熱の全天》なら《強制脱出装置》等への耐性もつくため一石二鳥である。戦闘耐性も意味を成さず、その他の罠も既存のサポートや戦術を駆使すればほとんどは対処できるのでドロー効果まで漕ぎ付くのはそこまで難しくないだろう。相手ターンでは低攻撃力を晒してしまう欠点も《サードニック・ライノ》、《幻獣の角》で返り討ちにしてアドバンテージの差を広げるメリットにもなりえる。

ただし融合素材に適当な1体を加えるだけで常時28打点の《サードニック・ベラトリクス》を召喚できる事は念頭に置いておきたい。あちらは強力な耐性に連続攻撃、バーン効果まで持ち単純なカードパワーでは勝ち目がない。《サードニック・シグネット》の存在から実質的な召喚難易度はほとんど変わらないので【サードニック】唯一のドロー効果持ちである点を武器に使い分けていきたい。【サードニック】はモンスターのサーチ・リクルートが得意な反面サポートカードを呼び込む手段はないに等しいので状況次第でお呼びがかかる事もあるだろう。

後半の入れ替え効果は特徴的ではあるが《サードニック・トリマン》が必要な時にわざわざこのカード経由で出す必要はなく、このカードの場持ちを考えると相手ターンを凌いだ後で入れ替えるという機会もあまりない。使用後はEXデッキに戻るのも難点で、蘇生条件を満たせないので《再融合》や《破滅の赤色巨星》との噛み合わせも悪い。一方で《煌星-フィクストスター》との関係を切る事はできるのでそういった面では役に立つかもしれない。《拷問車輪》等の拘束からも逃れられるが肝心の《デモンズ・チェーン》には無力なのが残念。

  • リギルケント(Rigil Kent)はケンタウルス座のα星、リギル・ケンタウルス(Rigil Kentaurus)の略称で、ケンタウルスの足を意味する。トリマンという別名を持つ、全天21の1等星の1つである。

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最終更新:2013年09月09日 21:28
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