サードニック・ライノ
星3 炎属性 獣戦士族 効果
ATK/1650 DEF/0
このカードを手札から捨て、自分フィールド上の炎属性モンスター1体を選択して発動できる。ターン終了時まで、選択したモンスターの攻撃力はそのモンスターの元々の守備力分アップし、相手モンスターと戦闘を行う場合、バトルフェイズの間だけその相手モンスターの効果は無効化される。このターン、そのモンスターが相手ライフに与える戦闘ダメージは半分になる。
自分フィールド上に融合モンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
融合モンスターが存在する時のみフリーチェーンとなる《フレムベル・ベビー》。
戦闘ダメージが半減するため戦闘補佐以上の役割は持てないが、守備力を参照するため大型モンスターは恩恵を受けやすく、《マシュマロン》等の戦闘耐性持ちや《A・O・J カタストル》なども突破できるようになるので
《サードニック・ハウンド》、
《サードニック・アルシャイン》等戦闘を介して効果を発動するモンスターとは特に相性が良い。反面下級モンスターは《真炎の爆発》や《フレムベル・ヘルドッグ》に対応する守備力最底辺のモンスターが多く、【フレムベル】や【ラヴァル】においてはロクなサポートにならない事もしばしば。そうでなくとも炎属性は根本的に守備力が低いモンスターが多いので【ジュラック】、【ヴォルカニック】あたりでも戦闘補佐として使えるかは微妙なラインである。一応これらのカテゴリーにおいても上級やシンクロモンスターは大抵まともな守備力を持っているのでそれらを出しやすいデッキであれば採用するのも良いだろう。
しかしこのカードの真価が発揮されるのはやはり
【サードニック】の融合モンスターと組み合わせた時だろう。ダメージステップ中や相手ターンでも使えるようになるのはもちろんその多くが効果・打点の両方においてこのカードと相性が良い。特に
《サードニック・レグルス》との相性は最高で、苦手な高打点の処理はもちろん効果にチェーンする事で自身より高い攻撃力のモンスターの効果も封じる事ができる。同じく激戦区の28打点で完全効果耐性を持つ
《サードニック・ベラトリクス》、サルベージ効果で何度もこのカードを使いまわせる
《サードニック・アルシャイン》との相性も言わずもがな。いずれも切り札となるこれらのモンスターの制圧力をより強固にする一手となるので《融合》を軸とする限り採用しない手はないだろう。
《サードニック・リザード》同様《炎星師-チョウテン》に対応している。あちら同様墓地へ送りやすいので有力な釣り上げ先になるだろう。地味に《炎星師-チョウテン》で蘇生できるモンスターの中では最高の攻撃力を誇るが表側守備表示での特殊召喚となるので《奈落の落とし穴》に掛かるデメリットにはなれど有効に働く事はまずない。
最終更新:2013年08月22日 23:42