アカネを保護せよ(後編) 残り2日

あらすじ

昨日でアカネを見かけたパワポケたちは公園に向かい、アカネ助けにいく。
途中で今まではなかった邪悪な力を感じる巨大なハタ人間の像がふさいでいる。
パワポケはミラーシールドを手に入れ、光を反射させて巨大なハタ人間の像を消した。
一方、その頃...アカネがハタ人間に襲われていた。
パワポケたちはアカネを助けるため、ハタ人間たちに戦いを挑む。

ファイル1
現在:第一章
主人公の名前:パワポケ
難易度:むずかしい
救出した仲間:19人
現在時刻:あと2日 6:03
現在地:基地

北公園 BGM:魂の神殿(ゼルダの伝説 時のオカリナ3D) 原曲

パワポケはアカネが走っているところを見た。

パワポケ「いたっ! そろそろ、捕まえよう。このまま放っておくのは危険だ。」
オチタ「そうでやんすね!」

北公園 森の聖域

森に行ったアカネを探しにいくのだが、
途中で今まではなかった邪悪な力を感じる巨大なハタ人間の像がふさいでいる。
なんとかどかす方法を見つけないと。

パワポケ「なんとかこの像をどかす方法を探そう!」

パワポケは邪悪な力を感じる巨大なハタ人間の像をどかす方法を探しにいった。
奥へ進むと、メタル化したハタ人間がいた!

メタルハタ人間戦

メタルハタ人間
ステータス
サイズ:S
メタル:〇
レベル:99
HP:250
SP:134
攻撃力:70
防御力:255
体力:7
力:7
器用さ:7
素早さ:2
精神:255
行動:パンチ
スキル:頑丈Lv40
スキルツリー:スーパーアーマー
弱点:水
落とすアイテム:緑ブロック
『解説』
全身が鋼鉄のような金属で構成されているハタ人間。
硬くて重いため、攻撃が効きにくくひるまないが、その分動きは他のハタ人間よりも鈍い。
攻撃手段は通常のハタ人間同様、肉弾戦を行ってくる。頭に立っているハタまでメタル化している徹底ぶり。

パワポケ「メタル化したハタ人間か!」
白瀬「やっかいそうね...」
ユイ「全身やハタまでメタルだから水が効きにくいわ。」
リコ「水風船やあたしの空き缶も効きづらいしねぇ。」
パワポケ「しかたない...一気に行くぞ! 早くアカネを助けないといけない!」

メタルハタ人間はユイに殴りかかり、ユイは攻撃をかわす。
相手の硬直のスキにユイとリコがつかんだ。

ユイ・リコ「んぐぐぐぐぐ...そりゃあぁっ!!」

ユイとリコは全力でメタルハタ人間を投げ飛ばした!

ユイ「今よ! パワポケ君! フッキー!」
白瀬「フッキー言わない。行くわよ、パワポケ。」
パワポケ「ああ。」

パワポケ「パワースターガン!」
白瀬「スプラッシュガン!」
メタルハタ人間「......」

メタルハタ人間を撃破!
そして、宝箱が出現した。パワポケは宝箱を開けてみた。

ミラーシールドをみつけた! 鏡の盾は光をはじく。Rボタンを押せば反射する。

ミラーシールドを手に入れたパワポケはさっきのところに戻る。

オチタ「パワポケ君! ここに森の上から光が差し込んでるでやんす!」
パワポケ「よし、さっき手に入れたミラーシールドであの像に光を当ててみよう!」

ミラーシールドで反射した光を像に当てると、巨大なハタ人間の像が崩れて通れるようになった!
パワポケたちは奥に行ったアカネを助けにいく。

パワポケ「そっちにはいなかった?」
オチタ「いなかったでやんす!」
パワポケ「どこに行ったんだろ......。」
「や、やめてください!」
パワポケ「アカネの声だ!」
オチタ「あっちからでやんす!」

パワポケたちはアカネを助けに向かう。

アカネ「やめてください! アカネはハタなんか立てられたくないです!
リンお姉ちゃんに逃がしてもらったんです! だから! だから!」
ハタ人間たち「イヒヒヒヒ......」
アカネ「いやぁ...来ないで...! 助けて...! パワポケお兄ちゃん...!」

パワポケたちがアカネをもとへ駆けつけた!

パワポケ「アカネ! 大丈夫か!!」
アカネ「パワポケお兄ちゃん!」
パワポケ「いま助けてやるぞ!」
アカネ「お兄ちゃん!!」

ハタ人間の軍団戦 BGM:戦場(大乱闘スマッシュブラザーズX) 原曲

パワポケ「行くぞ! リコ、白瀬、ユイ!」
リコ・白瀬・ユイ「ええ!」

パワポケたちはハタ人間の大群を蹴散らした。そして...

(ドシーーーーン!!!)

巨大化したハタ人間たちが3体現れた!

巨大ハタ人間
ステータス
サイズ:L
メタル:×
レベル:99
HP:30000
SP:無限
攻撃力:460
防御力:180
体力:180
力:160
器用さ:6
素早さ:4
精神:180
行動:パンチ キック 力溜め(力を溜めて次のターン超会心の一撃+貫通)
スキル:頑丈Lv30 底力Lv15 行動回数増加Lv2
スキルツリー:スーパーアーマー
弱点:水
落とすアイテム:スーパーキノコ
『解説』
身体がとても大きいハタ人間。繰り出す攻撃は同じものだが、威力は高く、
スマッシュ攻撃を受けたらかなりの重傷を負う。
ハタの力の増大によって巨大化したハタ人間であり、足を踏み鳴らすと地震が起きそうである。
『説明』
オチタ「巨大化したハタ人間でやんす!
大きい分、とても攻撃が当てやすいでやんす!
せめて大きくなれたら互角に戦えるのでやんすのに...」
※味方の誰か一人が巨大化時
オチタ「こうしてみると普通サイズのハタ人間と変わらないでやんすね。
そのまま水属性の武器で一気に押していくでやんす!」

パワポケ「巨大なハタ人間!?」
アカネ「パワポケお兄ちゃん...」
パワポケ「大丈夫だ、アカネ、下がっていろ。」
ユイ「私たちにまかせて!」
リコ「でかい分、当たりがいいしね!」
白瀬「行くわよ。」

巨大ハタ人間は巨大な拳を振るってきた!

パワポケ「来た!」
ユイ「うん!」

パワポケとユイは巨大ハタ人間の攻撃をかわした!

パワポケ「パワースターガン!」
ユイ「バブルスマッシャー!」
巨大ハタ人間A「グワアアァァァァァーッ!」
リコ・白瀬「スプラッシュガン!」
巨大ハタ人間B「グオオオッ!」
パワポケ「あと1体だ!」
巨大ハタ人間C「...!!」
パワポケ「リコ! 白瀬! 危ない!」
リコ・白瀬「えっ? わあっ!」

(バシャッ!!)

リコ・白瀬「パワポケ!」
パワポケ「行くぞ、みんな!」
リコ・白瀬・ユイ「うん!」
リコ・白瀬「スプラッシュガン!!」
ユイ「バブルスマッシャー!!」
巨大ハタ人間C「グウゥゥゥゥゥゥ...!」
パワポケ「パワースターガンチャージショット!!」
巨大ハタ人間C「グワァァァァァァァァァァァァッ!!!!」

巨大ハタ人間全滅

ハタ人間の大群撃破後

パワポケ「大丈夫だったか?」
アカネ「パワポケお兄ちゃん! ありがとうございます! もう少しで、ハタを立てられる所でした。
アカネには似合うかもしれませんが、あんなの嫌です!」
パワポケ「間に合って良かったよ。」
アカネ「はいっ!」
パワポケ「お前、公園で何をしてたんだ? ダンボールで家を建てて住んでたのか?」
アカネ「はい.....。お友達さんもみんな、頭にハタを立てて、アカネを見たら襲ってくるんです。
だからアカネは公園に隠れてました。リンお姉ちゃんが、マンションから無理やり逃がしてくれたんです。
だから、どうしてもアカネは頭にハタなんか立てられたくないんです。」
パワポケ「そっか......。でも、もう安心していいぞ。お前は俺達が守ってやる。」
アカネ「でも、アカネは何にもできません。
戦う事も、お手伝いする事も、何もできません。こんなアカネでもいいですか?」
パワポケ「小学生のアカネが、そんな事を気にしなくていいんだ。戦うのは俺達だ。」
アカネ「ありがとうございます。」
パワポケ「場所を教えるから、そこで大人しくしているんだぞ。わかったか? アカネ。」
アカネ「はいっ! あのですね、南公園のアカネハウスにですね。」
パワポケ「アカネハウス?」
アカネ「はいっ! アカネの作った家です! つい最近、誰かに壊されたので、新しく作ったんですよ!」
パワポケ「そ、そうか。」
アカネ「そこに、いろいろ置いてあるんです。
もしかしたら、お兄ちゃんの役に立つ物があるかもしれません。勝手に持っていってください!
それと、アカネのお手製のリボンをどうぞ! 大事にしてくださいね!」
パワポケ「わかった。ありがとな。」

パワポケは、アクセサリ『リボン』を手に入れた!
これを装備した仲間は全能力が10上がり、すべての状態異常を受けなくなります。
また、クリティカルヒットと致命的な一撃も防ぎます。

ユイがアカネに話しかけてきた。

ユイ「アカネちゃん、無事で良かったね。お姉ちゃん達に任せておくんだよ。」
アカネ「はい! よろしくお願いします! ユイお姉ちゃん!」

アカネが白瀬に話しかけてきた。

アカネ「助けていただいて、ありがとうございます。」
白瀬「.....いいわよ。別にお礼なんて。」
アカネ「相変わらずクールでビューティーです!
そういう所は、うちのお姉ちゃんに似ていて、アカネは大好きですよ。フキコお姉ちゃん!」
白瀬「ちょっと待ちなさい。」
アカネ「な、なんですか?」
白瀬「誰があたしに似てるって?...空に太陽は2ついらないわ。
いずれ、そのお姉さんと決着をつけないといけないようね。うふふふふ。」
アカネ「こ、怖いです。目が笑ってませんでした。あの目は本気です。
家でいつも見る目と同じです! はわわわわ! 戦争開始です!」

リコがアカネに話しかけてきた。

リコ「アカネ無事で良かったね。」
アカネ「あっ....リコさん。」
リコ「テンションひくっ!」
アカネ「リコさんはアカネの敵ですから。
パワポケお兄ちゃんとは、仲が良いですし、しかも同じクラス。
......どう考えてもアカネの敵以外ありません!」
リコ「いや、あんたよりも、あたしの方がリンさんとのつき合いは長いからね。」
アカネ「それも何か腹が立ちますっ!」
リコ「しかし、あれだよね。アカネ。その悪者ぶり、無理してるんならやめれば。
結構、きびしそうだよ。しかも似合わないし。」
アカネ「そ、そんな事、ありません! アカネは悪女ですから! 敵に対して本性を見せるのは当然ですっ!」
リコ「あっそ。じゃあ、あたしも.......本気だそうか?」

(ビクッ!!)

アカネ「はわわわわわ~。パワポケお兄ちゃん~!」
リコ「あっ。逃げた。まっ! 相変わらず、かわいい奴だね。」

その後パワポケは南公園に行き、アカネハウスの中の道具を入手した。

学校

オチタ「次で七不思議も7つ目でやんす。」
パワポケ「これで最後か。これまでの話を聞いていて思ったんだけど
今の学校の七不思議って、うちのクラスの奴らが元ネタじゃないの?」
オチタ「どういう事でやんすか?」
パワポケ「体育館の話は、あれはユイだろ。たまに忍び込んでバスケをしているって言ってたし。
13階段は石田が寝てたんじゃないの? 腹が減って。」
オチタ「あ、ありえないでやんす。」
パワポケ「家庭科室は、勝手に使用している夏菜の包丁の音だろう。
隠し通路は、本当にあったけど、今はリコしか使ってないな。
人影というのも、間違いなくリコだと思うよ。本人はかなり使っているみたいだし。」
オチタ「どこに行ってるんでやんすか....。」
パワポケ「トイレは越後だよ。あいつがトイレの中で、声を出して、きばっているみたいだね。
「こ~い」の正体は、「ばっちこ~い」みたいだよ。」
オチタ「出してるのに、なんで「来い」でやんすか!!」
パワポケ「屋上の女性はたぶん白瀬かな。入れない屋上に、どうにかして入っているみたいだし。
ナワを使って入ってるようだから、その姿を誰かに見られたんだろ。」
オチタ「ま、まさか、ほとんど、クラスの奴だったでやんすか....。」
パワポケ「たぶんね。」
オチタ「じゃあ、7つ目のウワサは本当に存在しないでやんすかね。」
パワポケ「どういうこと?」
オチタ「実は七不思議を全部知ってしまうと、死んでしまうって話らしいでやんす。」
パワポケ「そうなんだ。」
オチタ「だから、七不思議の7つ目は誰も知らないでやんすよ。」
パワポケ「ふ~ん。でもさ.......それが七不思議の1つだったとしたら、俺達、全部知ったんじゃないの?」
オチタ「はっ!」
パワポケ「ま、まあ、もしそうだとしても関係ないよね。元がクラスの奴らだったし。」
オチタ「そうでやんす。何も起こらないでやんすよ。」

(ガタッ!)

パワポケ「今の何の音?」
オチタ「オイラ、何もしてないでやんすよ。」
パワポケ「じゃ、じゃあ、今の音は....なに?」
オチタ「き、気のせいでやんすよ。」
パワポケ「そ、そうだよね。」

(ガタガタ!)

パワポケ「やっぱり何かいるーーーー!」
オチタ「七つ目の災いでやんす! オイラ達、殺されるでやんす!」
パワポケ・オチタ「ギャーーーーーーーー!」

パワポケたちは苦戦しながらも、七つ目の災いを倒した。

(ガタガタガタ)

(スーーーーーー)

パワポケ「き、消えた。」
オチタ「ほ、本当にユウレイだったでやんすか?」
パワポケ「わ、わからない。でも、目の前で消えたのは確かだよ。」
オチタ「ほ、本当に存在するでやんすか....。」
パワポケ「わ、わからないよ。今のも何かわからないのに。」
オチタ「あれ? 何か落ちてるでやんすよ。」
パワポケ「あのユウレイが持ってたのかな。」
オチタ「たぶん、そうでやんす。あの「七つ目の災い」が持っていたでやんすよ。」
パワポケ「なにそれ?」
オチタ「あのユウレイの名前でやんす。7つ目を知ってやってきた災いだから、オイラが名前をつけたでやんす。」
パワポケ「そのまんまだね。しかも名前負けしているよね。さっきのユウレイ。」
オチタ「あんなのに襲われるのは、もういやでやんす。もう、七不思議の話はしないでやんす。」
パワポケ「確かに.....。もう襲われたくないなあ。」

『青色の粘液』を1個 手に入れた!
『赤色の粘液』を1個 手に入れた!
『回復薬』を1個 手に入れた!
『復活の草』を1個 手に入れた!

そしてパワポケは市民病院を探索してみた。

オチタ「パワポケ君! こんなものを見つけたでやんす!」
パワポケ「いや...これは、かぶりたくないなぁ。」
オチタ「オイラも、パワポケ君がかぶった姿は、見たくないでやんす!」
パワポケ「そうだ、るりかならぴったりだよ。いつも看護してくれてるし。」
るりか「うう、ちゃんと役に立つみたいだし 私が装備してもいいですけど...」
オチタ「オイラもそれがいいと思うでやんす!」
パワポケ・るりか「.........。」

(ナースキャップを装備した仲間は、戦闘中に恐怖状態を治療することができるようになります。)

パワポケは頭装備『ナースキャップ』を手に入れた!

あと1日 2:53

パワポケはるりかと市民病院を探索し、何かを見つけた。

オチタ「パワポケ君! いいもの発見でやんす!」
パワポケ「お、救急キットじゃないか。これはいいものだ。」
るりか「私が持ってるのと少し違ってるみたいですね。
私は自分のがありますから、他の方が持つのが良いと思います。」

(救急キットを装備した仲間は、「回復薬」を持っていると、戦闘中に使用するようになります。)

パワポケは、アクセサリ『救急キット』を手に入れた!

あと1日 16:33

リコ「.......。」
パワポケ「何をしているんだ? リコ。」
リコ「誰もいない学校は嫌だな~と思ってさ。」
パワポケ「楽しくないか?」
リコ「うん......。今は夏休みだから仕方ないけど、このまま誰もいないのは寂しいよ。」
パワポケ「........。リコには似合わないな。そんな寂しそうな姿。」
リコ「失礼ね! あたしだって、そんな時があるわよ!」
パワポケ「そうそう、そうやってるリコが一番似合ってるよ。
お前の元気の無い姿は、心配で仕方がないからな。」
リコ「............。相変わらず、そういう言葉が似合わないね。」
パワポケ「心配してるのに、それかよ。」
リコ「えへへ。ありがと。パワポケのおかげで、元気が出たよ。」
パワポケ「ああ。」

続く

最終更新:2021年11月03日 13:26