大神モグラーズ編 THE ORIGIN 第三章 大団円?(前編)

あらすじ

諸星を更正させた上で一軍に昇格し、二年目のペナントレースで大活躍したパワポケ。
そして交流を深めためぐみと付き合い始めた。いよいよ三年目。
めぐみをデートをしていると、突如不穏な空気が迫ってきた...
その不穏な空気とは、めぐみにつきまとっていたストーカーの正体がファミレスの店長だったのだ!
そして突然めぐみから「私にはパワポケさんの女としてふさわしくない」と別れをつげられてしまうパワポケ。
一体なぜ? しかしそれでもパワポケはあきらめずにめぐみに電話をかけてみてから
家まで行き、めぐみに会うと、彼女はパワポケに何も言わずに去って行ってしまった。
そしてパワポケはこれ以上めぐみに会おうとしてもムダだと言い、もう電話をかけるのはやめることにした。
ついに三年目のペナントレース。パワポケは一軍レギュラーに選ばれ、数々の試合を全勝。
果たしてパワポケはファミレス店長からめぐみを救い、そしてリーグ優勝を達成して
小杉との日本シリーズに勝利し、元の体を取り戻すことができるのであろうか?
パワポケとめぐみ、そして小杉の運命はどうなる...

パワポケはめぐみと初詣に行き、お参りをした後くじ引きをした。
そしてめぐみとデートを楽しんだ後...

めぐみ「パワポケさん、今日は楽しかったわ。」
パワポケ「それじゃ、そろそろ帰ろうか? めぐみちゃん、送っていくよ。」
めぐみ「はい、ありがとうございます。」

パワポケは突然、不穏な空気を感じた。

パワポケ「ん...? なんか、視線を感じるぞ?
.....おかしいなあ...誰も見ていないよなあ。気のせいかな...?」
めぐみ「どうかしたんですか、パワポケさん?」
パワポケ「うん、いや、何でもないよ。行こう、めぐみちゃん。」

そして次の週、めぐみとデートを楽しんだ後...

めぐみ「パワポケさん、今日は楽しかったわ。」
パワポケ「それじゃ、そろそろ帰ろうか? めぐみちゃん、送っていくよ。」
めぐみ「はい、ありがとうございます。」

パワポケは突然、不穏な空気を感じた。

パワポケ「ん...? また、誰かに見られてるような気がするぞ?」

(キョロキョロ...)

パワポケ「誰も見ていないよなあ...やっぱり、気のせいかな...?」
めぐみ「どうかしたんですか、パワポケさん?」
パワポケ「うん、なんか変な視線を感じたんだけど誰もいないし...」
めぐみ「え...私、なんだか怖いわ。」
パワポケ「大丈夫だよ、俺と一緒なら! さあ、行こうめぐみちゃん。」
めぐみ「ええ...」

そして次の週、めぐみとデートを楽しんだ後...

めぐみ「パワポケさん、今日は楽しかったわ。」
パワポケ「それじゃ、そろそろ帰ろうか? めぐみちゃん、送っていくよ。」
めぐみ「はい、ありがとうございます。」

そしてめぐみを送っていく途中でパワポケは突然、不穏な空気を感じた。

パワポケ「ん...? なんか、また視線を感じるぞ!?」

パワポケが視線を感じると...ファミレスの店長が二人をつきまとっていた!

パワポケ「あ!! あれは!? ファミレスの店長じゃないか!」
めぐみ「え...!!」
パワポケ「あ、逃げたぞ! 捕まえてやる!」
めぐみ「パワポケさん、待って!」
パワポケ「めぐみちゃん、どうして止めるんだい?」
めぐみ「.....あのね。私、パワポケさんに隠してたことがあるんです...」
パワポケ「え...?」
めぐみ「あの.....だめ、パワポケさんには言えない!
やっぱり私は、パワポケさんに似合うような女の子じゃないんです...」
パワポケ「え? どういうこと?」
めぐみ「ごめんなさい...さようなら、もう会えません!
私のことは忘れてください。勝手なことばかり言ってほんとに、ごめんなさい...
もう少し...もう少し早く出会いたかった...」

(たったったっ...)

パワポケ「ど、どういうことなんだ...? さっぱり、わからないや...」

めぐみから「やはり自分はパワポケには相応しくない」と別れを告げられました。
もし、8月3週までに家まで行ってめぐみに会えなかったら...
ファミレス店長とヨリを戻してしまったり、殺害されてしまい、
最後にセーブしたところからやり直さないといけなくなるため、注意してください。

パワポケはそれでもあきらめずにめぐみに電話をかけてみる。

パワポケ「あれ以来、めぐみちゃんと会ってないからなあ...とりあえず、電話してみよう。」

(トゥルルル...トゥルルル...トゥルルル...トゥルルル...)

パワポケ「誰も出ないや...仕方がない、また今度かけてみよう。」

次の週もパワポケはあきらめずにめぐみに電話をかけてみる。

パワポケ「よし、もう一度、めぐみちゃんに電話をしてみよう。」

(トゥルルル...トゥルルル...トゥルルル...トゥルルル...)

パワポケ「やっぱり、出ないや...」

パワポケはめぐみの家まで行ってみることにした。

パワポケ「あんな終わり方したくないもんな。
ちゃんと会って、話をしなくっちゃ。よし、ちょっと家まで行ってみよう!」

(そして.....)

パワポケ「たしか、この辺りだったよな...あ、この家だ。」

(ピンポ~ン、ピンポ~ン)

パワポケ「...?? 誰もいないみたいだな...仕方ないや、また今度来よう。」

次の週もパワポケはあきらめずにめぐみに電話をかけてみる。

パワポケ「よし、もう一度、めぐみちゃんに電話をしてみよう。」

(トゥルルル...トゥルルル...トゥルルル...トゥルルル...)

パワポケ「やっぱり、出ないや...」

パワポケはめぐみの家まで行ってみることにした。

パワポケ「よし、もう一度家まで行ってみよう!」

(そして...)

パワポケ「めぐみちゃんの家の近くまで来たぞ。」

めぐみの家でようやくめぐみに会えたが...

パワポケ「あ、めぐみちゃん!!」
めぐみ「あ、パワポケさん...!?」

(たったったっ...)
(バタン!)

パワポケ「あ、逃げるように家に入っちゃった。
やっぱり、もう俺には会いたくないのかなあ........もう電話するのはやめよう...」

電話コマンドでめぐみを選べなくなりました。
しかし、まだ希望はあるので最後まであきらめないで。

3年目 3月4週

北条監督「パワポケ! 来週から、ペナントレースが始まる。お前は開幕投手だ!」
パワポケ「ええっ!?」
北条監督「...返事は。」
パワポケ「はいっ! よーし、がんばるぞ!!」

3年目 4月1週 試合

パワポケ「いよいよペナントレース開幕だ。よーし、俺の力を見せてやるぞ!」

パワポケは大活躍して試合に勝利!

北条監督「よし、開幕戦で勝利だ。今年はいい所まで行けそうだな。」

3年目 4月3週

パワポケ「...あれっ? ジンライコーチかな?」

(......)

パワポケ「うわ、何人もいる。忍者マニアの集会だったりして。」

(!!)

パワポケ「うわ、こっち見た。」

(シュバババッ!)

パワポケ「すごいや、消えちゃった。」

(翌日...)

パワポケ「コーチおはようございます。(昨日の事を話してみようかな?)」

パワポケは昨日の事をジンライコーチに話した。

パワポケ「昨日の夜、寮の近くでコーチの忍者仲間らしき人達を見ましたよ。
いやあ忍者ってけっこうはやってるんですねえ。
パパッ! って見えなくなっちゃってまるでホンモノ...うわっぷ!
ごめんなさい、ごめんなさい、コーチは本物の忍者でしたっ!!」

(タタタタッ!)

ジンライコーチ「...もう、バカをやっている時間は残り少ないという事か...」

3年目 5月1週 試合

パワポケ「今年、うちのチームは調子がいいな。」
凡田「この調子が、いつまで続いてくれるかでやんすね。」
パワポケ「おいおい、俺たちが続くようにするんじゃないか。よーし、今日もがんばるぞー!」
凡田「がんばるでやんす!」

みんなの調子が上がった!

パワポケは試合で大活躍してまたまた勝利し、これでモグラーズは2勝!

今田「おいおい、また勝っちゃったよ今年のモグラーズは調子いいねえ! モグラーズ、最高ぉ~!」

そして6月1週の試合も勝利し、8月1週の試合!

パワポケ「さあ、今日も試合がんばるぞ!」
凡田「そういえば、パワポケ君。知ってるでやんすか?」
パワポケ「なにを?」
凡田「今日勝つと、モグラーズは6年ぶりの単独首位なのでやんす!」
パワポケ「ええっ!? それなら、なおさらなんとしてでも勝たなきゃ!」

パワポケは試合で大活躍して勝利し、これでモグラーズは6年ぶりの単独首位!

今田「おいおいおいおい...勝っちゃったよ。
これで首位だよ、首位。いいぞー、このまま優勝だ!」

3年目 8月2週

幸恵「...ねえ、あんた。いくらなんでも飲みすぎだよ。」
小杉「...うるさい! か、金はあるんだ。オレはスター...だからな。」
(ヒック)
幸恵「あたしには、ただのヨッパライにしか見えないね。さあ、もう看板だから出てってくれ!」
大鉄「おっと、ニュースの時間か。」
(プチ)
大鉄「ありゃ? モグラーズ、今日の勝ったのか。
最近調子がいいねえ。あの、パワポケってやつが...」
小杉「なに! パワポケだと! くそ、コイツだ!
全部コイツのせいなんだ! オレの体を好きに使いやがって!」
大鉄「はあ? あんた、いったい何を言ってるんだ?」
小杉「ええい、こうしちゃおれん。オレも帰って練習だ!」

(タタタタタッ...)

大鉄「あ!? ちょっとお客さん、お勘定ぉー!」

3年目 8月2週 練習後

パワポケ「遅くなっちゃったなあ。」

(ジャリッ)

パワポケ「あ、何か踏んだ。へえ、手裏剣だ。
...チョット投げてみよう。誰もいないよね...それっ!」

(トスッ)
(バタッ)

パワポケ「...わあ、持ち主らしい忍者マニアの人に当たっちゃった~!
どうしよう、どうしよう!」
ジンライコーチ「おい。」
パワポケ「あ、コーチ?!」
ジンライコーチ「死にたくなければ寮までまっすぐ走れ。」
パワポケ「ど、どういう事です?」

(タタタタ...)
(タタタタ...シュシュッ!)
(シュルシュル)

ジンライコーチ「くっ!」

(カン! カンッ!)

パワポケ「何がどうなってるの?」
ジンライコーチ「早く行け! 絶対に立ち止まるな! 振り返るな!」
パワポケ「は、はいっ!」

(タッタッタッタッ...)

パワポケは急いで寮まで走って帰った。

パワポケ「つ、着いた!」

(バタン)

パワポケ「はあ、はあ。な、なんだったんだ?
まさか本当に忍者なんて事は...? でも、本物の忍者なんて今どき...」
ジンライコーチ「いるわけがない。そう考えるのが普通だ。」

(スタッ!)

パワポケ「びっくりしたあ!」
ジンライコーチ「だが、そう思われている方が忍者にとっては都合がいい。
目の錯覚だとか、映画の撮影などと、都合のいいように解釈してくれるヤツが多いからな。
ククク、とんだお笑いだ。」
パワポケ「あの...つまり、さっきの連中は忍者なんですよね? 本物の。コーチって何者なんですか?」
ジンライコーチ「抜け忍...私は忍びとしての生き方がイヤになって逃げだした負け犬だ。」
パワポケ「じゃあ、さっきの忍者達は?」
ジンライコーチ「私を追ってきた連中だ。安心しろ、全員始末した。」
パワポケ「そんな、ヒド...」
ジンライコーチ「そうしなければ、お前が私を釣るエサにされていた!」
パワポケ「え?!」
ジンライコーチ「そういう世界なのだ。だから私は...いや、もういい。今日の事は忘れろ。」

(シュバッ!)

パワポケ「あれ、もういない。忘れろって言ったって...もう一度話を聞いてみようかな?」

(タタタタタ...)

ジンライコーチ「おそらくこの町のどこかに連中を手引きした者がいるはず。
もうしばらく時間が欲しいのだ。探し出して始末せねば。」

そして次の週...

(トゥルルル..トゥルルル...)

パワポケ「あ、電話だ。」

(ピッ)

めぐみ「パワポケさん、助けて...」
パワポケ「め、めぐみちゃん!? どうしたんだ!」
めぐみ「て、店長に捕まってるの...」
パワポケ「え!? 今、どこにいるんだい?」
めぐみ「ファミ...」

(プチッ)
(ツーツーツー...)

パワポケ「あ! 切れちゃった...ファミ...? ファミレスだ! 急いで行かなきゃ!」

パワポケは急いでファミレスに向かった。

パワポケ「はあ、はあ...やっとついたぞ。めぐみちゃんは、どこにいるんだ。」

ロッカールームから何か音が聞こえる。

パワポケ「なんか、あの部屋のすみっこの方で動いたような気がするぞ。行ってみよう!」

(バタン!)

パワポケ「めぐみちゃん、いるかい!?」
めぐみ「.....」
パワポケ「あ、めぐみちゃん!!」

そこでパワポケの背後からファミレス店長が...!

(グサッ!!)

パワポケ「あ!! ...いててて...お、お前は...あいたた...」
ファミレス店長「お、俺のめぐみを捕ろうとした男だな...
また、邪魔するつもりか...お前なんか、お前なんか殺してやる!
お前ら二人一緒に殺してやる! 死ね~~~!!」
パワポケ「くっそ~~~!」

(ドカッ! バコッ!!)

ファミレス店長「あう...」

(ドサッ!)

パワポケ「あれ、こいつ弱いや...でも、俺もダメみたい...
あ、血がいっぱい出てきた...あれ...なんか目の前が真っ暗になってきたぞ...うっ...」

(ドサッ...)

パワポケは力尽き倒れてしまった...

(ピ~~ポ~~ピ~~ポ~~)

パワポケ「.....」
めぐみ「パワポケさん...」
パワポケ「ん.....あ、めぐみちゃん...」

パワポケがふと目覚めると、そこは病室だった。

めぐみ「パワポケさん!?」
パワポケ「めぐみちゃん、大丈夫だったの? よかった...」
めぐみ「私のことなんか...私のことなんかどうでも...
グスッ...え~~~ん。ええ~~~~ん、うわあ~~~~~ん。」
パワポケ「めぐみちゃん...」

(そして...)

めぐみ「グスッ....よかった。助かって、ほんとによかった...
ごめんなさい、パワポケさん。こんな目に遭わせちゃって...」
パワポケ「めぐみちゃん? これからは、こんな事にならないようにずっと俺のそばにいなよ?」
めぐみ「え.....? ......。はい!」

パワポケはケガをしてしまいました。8週間の間は入院となります。

パワポケが入院してから次の週...今日はパワポケの誕生日。

(コンコン ガチャ!)

めぐみ「こんにちは、パワポケさん。具合はどうですか?」
パワポケ「あ、めぐみちゃん。うん、だいぶ良くなったみたい。毎日、来てくれてありがとう。」
めぐみ「パワポケさんが、こんなになっちゃったのは私のせいだもの、当然よ。
でも、ちょっとうれしいの私は...パワポケさんに毎日会えるから...」
パワポケ「.....」
めぐみ「それから...パワポケさん、お誕生日おめでとう! はい! プレゼント!」
パワポケ「あ、そうか、今日は俺の誕生日か。ありがとう、めぐみちゃん!」
めぐみ「古い本だけど、探すの苦労したの。パワポケさんの役に立つかな...?」
パワポケ「すごいよ、この本! 読んでるだけで、野球がうまくなった気がしてくるよ!」
めぐみ「よかった、喜んでもらえて。早く元気になってね、パワポケさん!」

入院期間が1週間になった!
全経験点が最大になった!
『野球超人伝』を手に入れた!

『野球超人伝』を手に入れたので、超特殊能力の5つの中からどれを手に入れるかを選べます。

『鉄腕』を手に入れた!

続く

最終更新:2023年04月06日 15:04