恐れを知らない戦士の様に ◆lx1Zn8He52
細波の音が響く倉庫の影、一人の巨漢が荷物の確認をしていた。男の名は
橋田至何処にでもいるピザオタだ
「オカリンに牧瀬氏、それにフェイリスたんも…」
名簿に載っていた知り合いは三人
岡部輪太郎 未来ガジェット研究所の創設者にして同じ大学に通う友人
牧瀬紅莉栖 先日大学の講義で顔を会わせた天才少女
フェイリス・ニャンニャン 俺の嫁☆異論は認めない
三人 それが多いか少ないかはわからない。しかし三人もの人間が殺し合いを強いられている事実と先程の光景に頭が真っ白になる
「まゆ氏…」
椎名まゆり 優しくいつも明るい少女
その彼女の笑顔がもう見れない
付き合いが長い訳でも無いが胸が強く締め付けられた
その痛みを堪えつつも荷物の確認を続けた
橋田至に支給された道具は三つ
削岩機の様な形をした宝具 乖離剣・エア
挑戦の記憶を宿したガイアメモリ トライアルメモリ
類人猿の姿を刻んだ黒きのメダル ゴリラコア
それらの道具を眺め橋田至は頭を掻く
その中でも彼を悩ませたのは乖離剣・エアとされる一品だ
「どう見ても剣には見えないお…」
エアに付属したメモによると 極大量のメダルを消費し【天地乖離す開闢の星】と言う空間切断を行えるらしい
空間切断とがどの様な物かは解らないが、使わないに越した事は無いだろう
そして、そのメモを丸めポケットに押し込む
そして残りの二つをバックに戻し地図を眺める
とりあえずはアキバに向かおう。オカリンはアキバに絶対に向かう。保証も確証も無いが直感が自分にそう語り掛ける
どうせ逃げ場は無いのだ。ならば今だけは自分の勘に従い歩を進めるのも良いだろう
乖離剣・エアを担ぎ上げ歩きだす この会場の何処かにいる友に再び会うために
「ふ…ぃい、暑い…重い……」
つか アキバまでどんだけ距離有るんだお……?
行くのやめよっかなぁ…、そんな事を考えながらも橋田至は歩くようです
【一日目-日中】
【A-5/港側】
【橋田至@Steins;Gate】
【所属】黄
【状態】健康、疲労
【首輪】100枚:0枚
【コア】ゴリラ×1
【装備】乖離剣・エア@Fate/zero
【道具】トライアルメモリ@仮面ライダーW
【思考・状況】
基本:出来る事ならこのゲームからの脱出
1.暑い、重い、辛い
2.知り合いと合流
3.アキバに向かう
※紅莉栖がラボに来る直前からの参加です
最終更新:2011年12月08日 21:39