大統領の執事の涙(吹替版)のエンディング

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大統領の執事の涙(吹替版)のエンディング - (2017/06/07 (水) 21:56:58) のソース

セシルは冷酷非道な残虐の過去から数多く抜けた末にホワイトハウスの執事となり家族を作り様々な苦しみを背負った果てに息子・ルイスが参加した黒人差別に対するデモ活動に最初は反対していたが後に和解し受け入れ参加するが、政府によるデモ活動の鎮圧としてか一緒に拘置所に収監される。

ルイス「大丈夫だよ2・3時間で出られるから」
セシル「別に心配はしてない」

|セシル「逮捕もされたし。すべてを経験したと思った」|

その後、息子と共に拘置所を出所する形で変わって2008年。
セシルが家族と一緒に食事パーティーする場面となる。

|セシル「ところがどっこい続きがあった。まさか黒人がアメリカ合衆国の大統領候補になるとは思いもしなかった」|

セシルは椅子に座る。

セシル「どうぞ、トウモロコシだ」
グロリア「おいしそうね」

|セシル「グロリアと私は毎晩散歩しながら投票に見に行った我らのバラク・オバマに投票する場所だ。そこもただ微笑んで慣れていた」|

自宅内。

グロリアが食事してる中、セシルがやってくる。

セシル「食べたかい?」
グロリア「たくさんね」
セシル「そうか、もう出ないと」
グロリア「これおいしかったわ、ありがとう。」

グロリアはごはんをセシルに見せる。

グロリア「あの嫁ったら、あんな名前の孫にして…尺編んだなんて…」

グロリアは娘の写真を見ていた。

セシル「そんな蒸し返すなって」
グロリア「だってあなたなら、子供にそんな名前つけないでしょ?何がどうしたら尺だなんて…あたしにもやらせてもらいたいのかしら」
セシル「お前を嫌う人なんかいない」
グロリア「嫁はそう。あんまりかわいくない子ね、鼻ペチャだし、うちかわいくなるのなら」

セシルはコーヒーを汲みながらグロリアと会話を続ける。

セシル「意地の悪いこと言うなひどいじゃないか」
グロリア「でも口のあたりはルイスに似てると思わない?」
セシル「いやいやあの子はお前に似ている」
グロリア「あら私?」
セシル「だからそんな悪口はよしなさい」
グロリア「あら、それじゃじっくり見てみましょう。そうね、ちょっと似てるわ、かわいい子じゃない。シャクアンだって名前くらい我慢する。」

セシルがコーヒーカップをテーブルに置くと座る。

セシル「そうだな。ルイスはどうしたんだ?議員になったらいつもこうだ。教会いくのに時間通りに迎えに来たためしがない」
グロリア「またルイスを見送りって…」
セシル「とーんだ遅刻魔だ!」
グロリア「あの子に厳しいんだから」
セシル「あいつが来るっていったんだ、電話してくれ」
グロリア「いいですよ。ああ…バッグを…」

グロリアは静かに手を伸ばしてバッグを取ろうとする中、セシルが本をとって戻ってくる。

セシル「ユダヤ書でいいのか?ここに栞がはさんである、これ全部、なあちょっと脇にどけてくれ」

セシルは聖書をテーブルに置き、椅子に再び座ると、グロリアが壁にぶつかるように倒れ込んでいた。

セシル「グロリア?」

セシルは返事しようとしたが反応がない。

セシル「どうしたね、眠いのか?グロリア、大丈夫?」

グロリアは老衰で死去したのか。変わって葬儀していた教会でセシルが一人座っていた。
変わって息子・ルイスが父ならびに家族の思い出のアルバムをみながら大統領選挙のラジオを聞いていた。

ラジオ(翻訳字幕)『投票締め切りの遅刻です。まずは最大の選挙区カリフォルニア州…。』

セシル「ルイス!」

テレビを見ていた父・セシルが何かに興奮してルイスに呼び掛ける。

セシル「ルイス!ほら降りて来い!早く来い!」

セシルが見ていたのは大統領の選挙であり、その番組のモニターでバラク・オバマ大統領が写る。

司会者『ただ今、速報が出ました。47歳のオバマ氏が次期大統領に当選確実です。今も疑う人がいるでしょうか?。』
オバマ『アメリカはあらゆることが可能な国であることを建国の父たちの夢が今も生き続けていることを。民主主義の力を疑う人がいるならば、今夜がその答えです』

テレビの生放送でオバマ大統領が演説を終える。
セシルが当時執事として愛用していたネクタイをアイロンがけしそれを終えて、宝物として持っていた貴重品の中でバッジを取り出しネクタイに付けた後、スーツを着る。

|セシル「あえて目を見て。何かの望みか察しる。相手の心を読み取るんだ。察して動け…。振る舞いがボスが…」|

変わってセシルが座り続けている中、オバマの側近らしき黒人がやってくる。

ロション「ゲインズさん主任のロション少将です」

ロションに手助けされる形でセシルは椅子から立ち上がる。

セシル「どうぞよろしくお願いします。」
ロション「こちらこそよろしく。あなたにお目にかかれて光栄です」

セシルとロションはオバマ大統領と面会するため歩く。

ロション「こちらです」
セシル「実にうれしいね」
ロション「ご案内します」
セシル「必要ない。」

オバマ『すべてのアメリカ人が、平等な権利と機会を与えられるべきだ。黒人たちは自らの努力によって、アメリカ国民としての権利を獲得しようとしています。アメリカの精神を象徴する不屈の信条で応えよう、必ずできる』

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(終)
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