マトリックス レボリューションズ (吹替版)のエンディング

ネオはマシンシティの中枢で機械の管理者のデウス・エクス・マキナに現実世界の平和を要求し、そのマトリックス内でエージェント・スミスと一騎打ちの中で取り込まれるものの、スミス本体の権限を掌握したのかネオの削除命令で取り込まれた分身と共に消滅した。

戦いを物語ったマシンシティ中枢のマトリックスではスミスに取り込まれていたオラクルが横たわっていた。

現実世界・ザイオン。
エージェント・スミスが消滅したのか機械らが一斉に元の場所へと帰還する。

兵士「どういうことだこれは」
モーフィアス「やったんだ」
キッド「ネオがやった…助かったぞ!やったぞ!終わった!やったんだ!やったぞ!終わった!やったんだ!。やったぞ!×2、終わったよ!終わった!」

キッドは喜びはしゃぎながらウェストの元へ行く。

ウェスト「どうした、何があった?」
キッド「評議員やったんです!ネオがやったんです!」
ウェスト「何をだ!?」
キッド「戦争を終わらせた!敵が去りました!戦争が終わりました!終わったんですよ!。ザイオン!×2」

キッドはザイオンの住民らに戦争が終結したことを報告する。

キッド「みんな終わったぞ!終わったんだ!戦争が終わった!戦争が終わった!」

ザイオンの住民らは一斉に声を上げる。

モーフィアス「待ち続けた瞬間が…ついに来た。これは現実か?」

ジーはモーフィアスに抱き着く。

ジー「ネオ、今は何処か知らないけどありがとう」

変わってマシンシティではネオの遺体は機械によって何処かへと運ばれようとしていた。

マトリックス内の地下鉄の駅。
元通りになると共に猫の鳴き声で少女のサティーは目覚める。

サティー「おはよう」

変わってアーキテクトが海岸沿いの公園でベンチに座っていたオラクルと接触する。

オラクル「珍しい。これはちょっとびっくりしだわね」
アーキテクト「危ないゲームをしたものだ」
オラクル「変わるときはいつもそう」
アーキテクト「この平和だが、いつまで続くと思っているんだ?」
オラクル「それは続く限りよ」

アーキテクトは立ち去る中、オラクルが呼びかける。

オラクル「他の人はどうなるの?」
アーキテクト「誰の事だ」
オラクル「マトリックスから出たい人」
アーキテクト「もちろん解放してやるとも」
オラクル「嘘じゃないでしょうね」
アーキテクト「私を何だと思う。人間か?」

アーキテクトが立ち去ると同時に日が昇り、サティーとセラフがやってくる。

サティー「見つけた」

サティーはオラクルを抱き着く。

サティー「私、もう会えないかと思ってた」
オラクル「もう何にも心配ない」
サティー「ねえ、見て」

サティーは太陽の光を指す。

オラクル「まあ、すごいわね。綺麗だわ。あなたがやったの?」
サティー「ネオの為に」
オラクル「それはいいわね。きっとネオも喜ぶわ」
サティー「またいつか、ネオに会えるかな?」
オラクル「会えるかもしれない。いつかね」

オラクルが立ち上がるとセラフが話す。

セラフ「全て知ってたんですか?」
オラクル「いいえ、とんでもない。知らなかったわ。でも、信じてた。信じてたのよ」

最後は眩しい太陽に空が虹色になった大都会の光景で終わる。

(終)

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最終更新:2017年11月09日 21:13