元検察でかつて有罪にした脱獄犯に息子を殺されたのを機に様々な刑務所を脱獄し、その盲点を掲載した書籍・本を出版したレイ・ブレスリンはCIAのジェシカの依頼で極秘の刑務所を脱出中にタンカー船に作られたものと知った中でホブス所長に正体を知られ妨害されながらも、何故か彼に親しいエミル・ロットマイヤーの協力を得てホブスを倒すと同時に医師・カイリーを利用し手配したヘリコプターでエミルと共に脱出した。 モロッコの海岸。 シディ・イフニの南10キロ。 ブレスリン「次は何だ?」 ロットマイヤー「まあ、見てろ」 2人の元に車がやってきて、降りてきたのはマンハイムと思われる同僚であり次に依頼主ジェシカ・ミラーが降りてくる。 ロットマイヤー「前に会っていただろ?」 |回想。&br()ジェシカ「ジェシカ・マイヤーです。お会いできて嬉しい。あの本はまさにバイブルだわ」| ロットマイヤー「CIAに潜入させていたんだ」 ジェシカ「パパ、お帰り」 ロットマイヤー「俺の娘でもある。やあ、ジェシカ」 ロットマイヤーはジェシカに抱き着く ジェシカ「会いたかった」 ロットマイヤー「会いたかった」 ジェシカ「どうしたの?」 ロットマイヤー「ああ、たいした怪我じゃない」 ロットマイヤーはジェシカの父であった。 ブレスリン「想定外だ」 ロットマイヤー「甘いな」 ブレスリン「どうやった?」 ジェシカ「コードネームよ。ロットマイヤーは最高警備レベルの刑務所を表す。父が捕まった時に発動する」 ブレスリン「それにクラークに接触か?」 ジェシカ「手堅いもの。あなたが仕事を引き受け、国土安全保障省の協力者が拉致」 ブレスリン「俺の偽名もコードだったのか」 |回想。&br()ブレスリン収監された中、ロットマイヤーと対面する。&br()&br()ブレスリン「ポルトス」&br()ロットマイヤー「よろしくな。俺はロットマイヤーだ」| ブレスリン「で、俺達は親しくなった」 ロットマイヤー「しかし君には手こずったよ。かなり苦労させられた。隔離房だあれはクソ熱いのなんの」 ブレスリン「俺は快適だったけど」 ロットマイヤー「まあ、いいさお互い外に出たんだからな。刑期満了だ。またやりたいか?」 ブレスリンはロットマイヤーと握手する。 ブレスリン「とんだやろうだ」 ロットマイヤー「もう二度と会いたくない」 ブレスリン「会えないね。もう一つ、クラークは何を知ってた?」 ジェシカ「最初に話した事だけよ、でも彼は私が飛び込えてスポンサーに取引を持ちかけた」 ブレスリン「俺の居場所を知ってたのか?」 ジェシカ「移送の手配も彼」 ロットマイヤー「乗ってくか?」 ブレスリン「大丈夫だ。迎えを呼んであるから」 ジェシカとロットマイヤーが部下と共に車でブレスリンの元を立ち去る。 変わってモロッコの飛行場内。 墓場でカイリーを利用し無線連絡を通じて、アビゲイルを筆頭とする仲間に拾われたと思われるブレスリンは「営利目的の違法刑務所(翻訳字幕)」と記されタンカー船の刑務所「墓場」の実態が公表された事が掲載された新聞を読んでおり、その事を同僚のアビゲイルと話していた。 アビゲイル「成程ね、どうも腑に落ちないと思ってた。何もかも怪しいのにクラークが妙に落ち着いてたから調べたのよ。あいつ、墓場のCEOの座をオファーされてた。あの施設が脱獄不可能と証明されたら連邦500万ドルとストックオークション」 ブレスリン「やつを仕留めたか?」 アビゲイル「言われた通りにね進行中よ」 フロリダ州 マイアミ。 地下駐車場。 クラークがエレベーターで降りた後、車を運転しようとする中、声に気付く。 ハッシュ「おねんねしな!クソ野郎!」 クラークの車の後部座席に待ち伏せしてたハッシュにクラークは睡眠薬を染み込ませたハンカチで口に当て眠らされ、その後にクラークは車内で目を覚まし運転しようとするが、眠らされた後に細工され壊されたのが動かない。 クラーク「畜生!レイ!。くそっレーイ!」 ホブス所長と内通しブレスリンを墓場に閉じ込めた一連の黒幕であるクラークはタンカー船のコンテナ内に閉じ込められた。 変わって飛行場内。 アビゲイルは着信音に気付く。 アビゲイル「ハッシュよ」 ブレスリン「何だって?」 アビゲイル「終わった」 ブレスリン「よし。何だ?」 アビゲイルは書類が挟まれたクリップボードをブレスリンに渡す。 アビゲイル「次の仕事」 ブレスリン「まだ苦しめる気か?」 ブレスリンがそれを言った後、アビゲイルと共に本社があるアメリカ合衆国へ帰ろうとプライベートジェットに乗ろうとする。 #center(){(終)}