「マジンガーＺ対暗黒大将軍のエンディング」の編集履歴（バックアップ）一覧に戻る
予言者「マジンガーZが倒れる、見殺しにはできん！」
予言者が外套を脱ぎ捨てた。その正体は、死んだはずの甲児の父、兜剣造博士だった。
剣造「ブレーンコンドル！」
噴火した火山から、戦闘機ブレーンコンドルが飛び出した。
剣造「剣鉄也、時が来た！グレートマジンガーを出動させ暗黒大将軍の７つの軍団を叩き潰せ！！」
鉄也「マジンーゴー！」
海の中から、冒頭でボス達が見た謎のロボットの正体、グレートマジンガーが出て来た。
鉄也「ファイヤーオン！」
ブレーンコンドルがグレートマジンガーの頭にドッキングした。
鉄也「スクランブルダッシュ！」
グレートマジンガーが背中からスクンランダーを展開し、飛び立っていった。
その頃、マジンガーZは満身創痍となっていて、甲児も意識を失い、
シローからの誕生日プレゼントとして贈られたオルゴールが虚しく鳴り続けていた・・・
獣魔将軍「たわいない奴め、止めの一撃だ。てや！」
獣魔将軍がマジンガーZにトマホークを投げつけたが、空からの電撃がその軌道をずらし、トマホークはマジンガーZの横に突き刺さった。
獣魔将軍「おお！？」
獣魔将軍達の上の岩盤にグレートマジンガーが立っていった。
鉄也「サンダーブレーク！」
グレートマジンガーが指先から放った電撃が、魚類型戦闘獣アルギモンを撃破した。
鉄也「ブレストバーン！」
グレートマジンガーは飛びながら胸の放熱板から熱線を放ち、戦闘獣が飛び退いていく。
鳥類型戦闘獣オルビィは目から光線を撃ちながら、グレートマジンガーに向かっていくも、グレートマジンガーは足でオルビィの首を締め上げて、地面に叩き付けた。
鉄也「サンダーブレーク！」
オルビィ「「ぎゃあ！」」
グレートマジンガーが両手から放ったサンダーブレークが地面に埋まったオルビィの胸の二つの人面に当たった。
やがて、サンダーブレークは人面を貫き、オルビィは大爆発した。
その閃光はジェットパイルダーまで届き、オルゴールに反射して、甲児を目覚めさせた。
甲児「うっ・・・」
獣魔将軍「くそう、生意気な。アルソスとブルンガはマジンガーZに止めを刺せ！後の者はこいつをひねり潰せ！」
人間型戦闘獣アルソスと猛獣型戦闘獣ブルンガがマジンガーZに向かっていく。
マジンガーZは岩盤にくくりつけていたアルソスのトライデントを何とか引き抜いた。
鉄也「マジンガーZ、これを使え！」
グレートマジンガーは右足から手持ち剣のマジンガーブレードを取り出し、
マジンガーZの方に放り投げた。
マジンガーブレードはマジンガーＺに飛びかかろうとしていたブルンガの頭を後ろから貫いた。
マジンガーZはマジンガーブレードを引き抜き、アルソスの剣と切り結ぶ。
爬虫類型戦闘獣グロテズンの溶解液をグレートマジンガーは飛び上がってかわすと、人間型戦闘獣バルマンがグレートマジンガーを追って、飛び上がり、
左手の爪ミサイルを撃ったが、グレートマジンガーの左手の掌に弾き返された。
鉄也「ネーブルミサイル！」
グレートマジンガーが腹部から撃ったミサイルがバルマンの頭に直撃し、バルマンは大爆発した。
マジンガーZとアルソスは斬り合いを続けていたが、マジンガーZが岩に足を取られ、転倒してしまった。
そこをアルソスに狙われ、マジンガーブレードで何とかしのいでいた。
昆虫型戦闘獣ワーダムが左手の鎌でグレートマジンガーに切りつけるも、鎌の方が折れた。
鉄也「アトミックパンチ！」
グレートマジンガーのきりもみ回転を加えながら射出された左腕は、ワーダムの頭部を粉砕した。
マジンガーZは倒れたまま、アルソスの剣を凌いでいた。
甲児「ドリルミサイル！」
マジンガーZの破壊された右手の断面から撃たれたドリルミサイルは、
アルソスの左眼の人面に突き刺さった。
アルソスは苦しみながら、マジンガーZから離れ、バラバラに崩壊していった。
地上に降りたグレートマジンガーはクロスデンの目からの光線を走ってかわしていた。
鉄也「グレートブーメラン！」
グレートマジンガーは胸の放熱板を取り外して投げ、そのブーメランはグロスデンの顔面をとらえ、真っ二つにした。
獣魔将軍「おのれぇ」
獣魔将軍が下半身の恐竜の口から火炎を吐いた。
鉄也「グレートタイフーン！」
グレートマジンガーの口からの突風が獣魔将軍の火炎を押し戻し、
獣魔将軍が自身の火炎で炎上し、落下していった。
獣魔将軍「うわっ・・・！」
鉄也「マジンガーZ、任せたぜ」
落下した獣魔将軍の胸を、マジンガーZが掲げたマジンガーブレードが貫いた。
獣魔将軍は地面に落ち、グレートマジンガーは放熱板を胸に戻した。
鉄也「ブレストバーン！！」
甲児「ブレストファイヤー！！」
グレートマジンガーのブレストバーンとマジンガーZのブレストファイヤーの同時攻撃が炸裂し、獣魔将軍は大爆発－－－吹き飛んだマジンガーブレードをグレートマジンガーは受け止めた。
爆炎の中に、暗黒大将軍の姿が浮かんだ。
暗黒大将軍「おのれぇ、だが余の誇る七つの軍団はびくともせん！これからお前と雌雄を決してやる！！」
戦い終わって、マジンガーZとグレートマジンガーが向き合う。
甲児「強い、キミのロボットは何て言うんだ？」
鉄也「グレートマジンガー」
甲児「グレートマジンガー！？」
鉄也「マジンガーZの兄弟さ」
甲児「兄弟だって!?」
鉄也「ミケーネの７つの軍団と闘う為に作られたんだ」
甲児「何だって！？」
鉄也「また会おうぜ、マジンガーZ」
甲児「待ってくれ、グレートマジンガー！」
鉄也がスクランブルダッシュを展開し、飛び去っていった。
甲児(グレートマジンガー、お前はまさに偉大だよ。それにしても、あれだけ強いロボットを一体誰が作ったんだろう？)
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