妻を亡くしホームセンターの職員として働いていた元CIAエージェントのロバート・マッコールは少女アリーナと出会いロシアン・マフィアの一員に虐待を受けたことを機にかつてのCIAの実力として元CIA仲間の女性・スーザンの手助けも含め様々な汚職警官・マフィアを制裁ならびにその汚職情報をFBIに送り、組織の持つ施設を破壊ならびに警察に摘発し経済ダメージを与えた中、その怒りを買ったボスとなるウラジミール・プーシキンの依頼で部下のテディ・レンセンはホームセンターでラルフィ含む同僚らを人質にするも、店内で危険物が多い道具・工具などが多くあることが仇となりテディとその部下はロバートと加勢したラルフィにより一掃された。 変わってロシア・モスクワの大都会の光景。 3日後 プーシキンの屋敷。 屋敷内でプーシキンがシャワーを浴びている中、部屋の電気が突然と消え、シャワールームを出る中で声が聞こえる。 ロバート「私なら、そこから出ない」 風呂場内ではロバートがおり、電気のスイッチをつけたり消したりしていた。 プーシキン「誰だ?お前?」 ロバート「みんなそれを知りたがる。そこに銃はない、タオルもな」 ロバートがそう言うとプーシキンはタオルを取る。 プーシキン「何が望みだ?」 ロバート「望みは蛇の頭だ」 プーシキン「あんただったか。私の首を取るのか?」 ロバート「そうだ」 プーシキン「教えてくれ。私をやって、何が得られる?」 ロバート「平和だ」 プーシキン「平和か、そりゃ高くつくな…だが私があんたに買ってやろう。いくらほしい?いるのか?」 プーシキンがそう言うとロバートが返事しないのに気付き、洗面所に行って電気をつけると、洗面台に水が溢れているのに気付き、蛇口を絞める。 プーシキン「おい、誰か!誰か!」 プーシキンがそう言う中で洗面台から溢れ、水溜りが出来た床の足元には断線した電気コードがあり、ロバートに暗殺される形で感電死する。 ロバートはプーシキンの屋敷内を歩き出ようとする中で周囲には彼に暗殺されたプーシキンの部下が数多くいた。 変わってマサチューセッツ州ボストンの大都会。 交通バスがバス停に止まり、乗客が降りる。 店で買い物を終えたロバートは町中を歩く中でバスから降りたアリーナに呼びかけられる。 アリーナ「ねぇ!×2。ロバート!はい…」 アリーナがそう言うと、ロバートは振り向く。 アリーナ「家は近くだって聞いてたから、何日か続けて立ち寄っていたの」 ロバート「そう…」 アリーナ「全然違う?」 ロバート「見違えたよ」 アリーナ「だよね…えっと…来週、合しするんだ。そうだ、本読んでいるの」 アリーナはロバートと話す中でバッグの中にあった本を取り出す。 アリーナ「読んだ、面白い。」 ロバート「そう」 アリーナ「仕事も始めたよ、普通の時間帯によりちゃんとした仕事」 ロバート「そうか」 アリーナ「あのね病院で私物を返して貰った時、私宛ての封筒があって。見たら1万ドル近く入ってた。街を出るチケットも何だろう?口止め料かな?」 ロバート「そうかもな」 アリーナ「まあ、いいか。心機一転」 ロバート「足しのアリーナだ」 アリーナ「なりたいものになれるって、教わったから」 ロバート「体と知力と…」 アリーナ「心」 ロバートとアリーナはそれぞれの拳を軽くぶつける。 アリーナ「話しは聞き納めね」 ロバート「自分で紡げる」 アリーナ「ありがとう…いろいろと…」 ロバートは笑顔になるとアリーナが助けたお礼としてかキスをされる。 アリーナ「じゃあね、ロバート」 ロバート「じゃあ」 アリーナ「さようなら」 ロバート「さよなら」 アリーナはロバートの元を立ち去る。 変わってロバートは夕方の海辺の砂浜におり、次に夜のダイナーでロバートがパソコンをやっているシーンとなり傍に「見えない人間」の本を置いていた。 ロバートは運営している広告サイト「逃げ場のない人へ」を見る中で「助けてください」というメッセージに気付き、「はい」と返答した後にパソコンを閉じて、コーヒーを飲んだところで終わる。 #center(){ (終) }