重甲ビーファイター(劇場版)のエンディング

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重甲ビーファイター(劇場版)のエンディング - (2021/02/27 (土) 00:08:14) のソース

ジャマールの傭兵ドラゴによって日本から遠く離れた孤島に連れてこられたビーファイターの面々。
大作と麗のビーコマンダーを奪い、圧倒的な技でブルービートを追い詰めるドラゴだったが、彼はジェラとギガロが進めるビーファイター抹殺作戦の要たる合成獣ヘルズガイラの捨て駒に過ぎなかった。
ジャマールから追われる身となったドラゴを説得し、ビーコマンダーを取り戻した拓也は、ドラゴを安全な場所にかくまってヘルズガイラとの決戦に向かう。


走る拓也の前に、ヘルズガイラが2人を連れて現れた。
2人もヘルズガイラにエネルギーを吸い取られ、息も絶え絶えになっている。

拓也「大作、麗、重甲だ!!」

ヘルズガイラに放り捨てられた2人に、拓也がビーコマンダーを投げ渡す──が、それがジェラの鞭に弾かれ、拓也もギガロの不意打ちに倒れてしまう。

ギガロ「ここは死の島、墓場の島だ」
ジェラ「そろって骨となり、朽ち果てるがいい!!」
ギガロ「──ヘルズガイラ!!」

ヘルズガイラの胸の口が開き、エネルギー弾が発射されようとした瞬間、ドラゴの剣が飛んできてヘルズガイラの胸に刺さる。ドラゴが傷をおして駆け付けたのだ。
さらにギガロを得意の回転斬りで弾き飛ばすドラゴだったが、傷ついた体で技を放った代償は大きく、膝をついてしまう。
ドラゴを支える拓也──

ドラゴ「敵を間違えた…… でかい借りは返したぜ、ビーファイター!」

うなずく拓也。
ドラゴがジャマールの面々を睨む。

ドラゴ「俺を利用した借りを返すぜ!! うおぉ──っっ!!」

手元に残ったもう1本の剣を手に突進するドラゴ。
が、そこにガオームの放った光線が炸裂──拓也たちがドラゴに駆け寄る。

ガオーム「虫けらの分際で思い上がるな!!」
ドラゴ「……ジャマールを倒せ。頼む、ビーファイター!」
拓也「よし!」
3人「&bold(){重甲!!}」

拓也たちがインセクトアーマーを纏ってビーファイターとなり、名乗りを上げる。

ブルービート「ブルービート!!」
ジースタッグ「ジースタッグ!!」
レッドル「レッドル!!」
3人「&bold(){&big(){重甲、ビーファイター!!}}」

それを受けたガオームが呼び寄せたジャマール戦闘機群に対し、ビーファイターが各々のビートマシンで対抗。
戦闘機群を一掃した後で、ビーファイターとヘルズガイラが対峙する。

ブルービート「勝負だ、ヘルズガイラ!!」
ビーファイター「&bold(){スティンガーウエポン!!}」

ビーファイターがそれぞれのスティンガーウエポンを取り出す。

ブルービート「スティンガーブレード!!」
レッドル「ステインガープラズマー!!」
ジースタッグ「スティンガークロー!!」

ビーファイターとヘルズガイラが炎に包まれた空間に移動した。

ジースタッグ「えい!」

ジースタッグがスティンガークローでヘルズガイラの胴体を挟む。
ヘルズガイラはジースタッグの首を絞めるも、ジースタッグはスティンガークローの出力を上げ、ヘルズガイラを持ち上げ、放り投げた。
レッドルがスティンガープラズマーからの光線でヘルズガイラを捕らえ、振り回す。
そして、ブルービートがスティンガーブレードでヘルズガイラを切り裂く。
そこからヘルズガイラを放り投げ、ジースタッグとレッドルがすれ違い様に切りつける。

ブルービート「&bold(){&big(){ビートルブレイク!!}}」

ブルービートのとどめの一撃が、ヘルズガイラに炸裂!
空間が元に戻った後、ヘルズガイラは大爆発した。
島中に転がっていた骨が消滅し、日の光が差し込んできた。


戦い終わって、ドラゴは海の見える崖にいた。

ドラゴ「どうやら、最期の時が来たようだ」
拓也「ドラゴ……」
ドラゴ「ありがとうビーファイター。おかげで俺は本当の敵と…… ジャマールと戦うことができた。君たちのことは忘れない……」

ドラゴが両手を広げ、光に包まれる。
そこから、トンボのようなシルエットとなって、空のかなたへ飛んでいった。

大作「あっ……」
麗「トンボ……」
拓也「ドラゴ……」

ドラゴが見えなくなる。

麗「ドラゴ……」
大作「戦い続けなくっちゃな。あいつの…… ドラゴの分まで!」
拓也「ジャマールを倒す日まで、俺たち、ビーファイターが……」


#center(){&big(){(おわり)}}