ロンデ式蒸気機関

ロンデに住むドワーフ職人と自称異世界人によって作られた動力機関。
分厚く巨大な鉄筒内で熱せられた蒸気の圧力を利用し動力とする。

当初は蒸気噴出時の音を楽しむ娯楽用であったが、自称異世界人なる人物によって動力機械として生まれ変わったと記録されている。
ただその異世界人は魔力を持っておらず、必要量の蒸気を得る為に大量の石炭が必要など色々と効率は悪かったらしい。

しかし異世界人の死後、装置の有用性を感じ受け継いだロンデの技術者達によって更なる改良が施される事になる。
そして従来通りに主燃料を石炭とし、大沸騰石と大火種石を組み合わせる事で一回り程度ではあるが燃焼部の小型化に成功した。

現在は大型船の補助動力等への転用を想定した改良型を模索中である。


【ビッグ・スチーム】
ロンデ王国で開発されている謎の大型機械。
全体が鉄で覆われ、蒸気機関を動力としているらしい。

とんな重い物でも大量に積載し、高速で移動出来るとされる。
その運搬性能は従来の馬車やトロッコとは比較にならないとも。

王国は現在ビッグ・スチームの開発に力を注いでおり、開発は順調に進行中との噂。
これが軍用なのか民間用なのかは判明していない。


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最終更新:2023年03月25日 15:51