犯罪ギルド『
ブラックシープ商会』が所有していた戦闘艦。
商会の『秘密兵器』の一つであり、拠点としている
廃城傍にある断崖の洞窟内に係留されていた。
元々は
グリル帝国海軍が建造していたガレオンを超える超大型艦。
だがテスト航海中、事前に情報を聞きつけていた黒羊に襲撃され奪い取られてしまう。
そして赤黒い羊の頭蓋骨が船首に象られ、黒く塗られた帆には黒羊の紋章が描かれる事となる。
船体は赤黒い
魔界金属で装甲化されており、両弦で120を超える火砲を搭載。
他にも
爆裂銛や
火薬樽等を射出する
投射機が大量に積まれ、まさに『浮かぶ城塞』の様相を誇っていたと言う。
だが『ブラックシープ商会討伐作戦』にて連合軍との激闘の末、大破し轟沈した。
【追記・未確認情報】
最近、件の廃城を中心に
良からぬ噂が集まっているという。
同時に周辺海域にて『黒羊のマントを羽織った幽霊を見た』等の情報が報告されるようになった。
これらの証言からこの海賊船が
鬼舟化した可能性があり、現在廃城の再調査と同時に近海にて目撃された存在の捜索を続けている。
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最終更新:2023年09月09日 22:12