大海神シーブルシャン

全ての海を司る神。
ソルアリス神より前に生まれたとされており、ヴァンディリオ神族の中でも一番の古株。
海運・交易・海軍・船・港の守護者であり、船乗り漁師達から信仰されている。
海沿いの地域では、海で死んだ者達は月のリュナギオス神ではなく海底のシーブルシャン神の住まいに迎えられると信じられている。

手には槍または銛(トライデントとも)を持ち、青い衣をまとった壮年の男性として描かれる。
また全ての海の生物に姿を変える事が出来るとされ、海竜や大鯨として描かれる事も。

神話では基本的に気分屋で怒りやすい性分として描かれている。
海以外の事柄には無関心である反面、海に関わる事だと猜疑心や執着心が強いと言う。
また恋多き神でもあるが、振られるエピソードも多い。

海沿いには必ずと言って良い程に神殿が設けられており、主要な港町では大神殿を構えている事が多い。
神殿の務めは多岐に渡り、海に関わる事柄には大抵何等かの形で関わっている。
海辺の街では冠婚葬祭もシーブルシャン神殿が担っている場合が多い。


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最終更新:2022年07月30日 00:50