翡翠で装飾された仮面で顔の上半分を隠しているのが特徴。
外見こそ二十代の青年であるが、エルフの血を引く故に実年齢は不明。
黒い貴族礼服の胸元には銀製の蜘蛛を模したブローチを付けており、ステッキやシルクハットにも蜘蛛の巣模様の意匠が入れられている。
古くからブリガニーの政治経済にも貢献しているらしく、斜陽だった王国が何とか持ち堪える事が出来たのは彼の手腕とも。
この事から王侯貴族との太いパイプを幾つも持つようだ。
また商売のみならず、一流の
学者としても名を馳せている。
その知識量から『教授』とも呼ばれ、時には王国の軍議に招かれる事もあるようだ。
古くから各分野の重鎮として扱われる一方、彼の周囲からは不可解な事件の話が度々聞こえてくると言う。
だがジェイドと関連付けるような証拠も無く、実質ただの噂話である。
時折ではあるが
探偵が彼の周辺を嗅ぎまわっている事も。
ただし依頼を受けた者も出した者も、数日の内に何故か消息を絶つらしいが…。
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最終更新:2024年01月08日 21:35