櫻華 蔦

『オウカ ツタ』
薫桜ノ皇国の第三皇女。
グザンが率いる冒険者パーティー『鏖金の明星』の一人でありサブリーダーを担う。

皇家ながら薫桜の神々を奉る巫女として高い素質を持っていたが、とある出来事をきっかけに怨霊魔術の才覚を覚醒。
それ以降は神聖魔術以上に怨霊魔術の才を引き出し、死霊術師として実力を伸ばしている。

周囲に霊の類いを大量に漂わせており、見える人が居たりすると卒倒するレベル。
ただし体力に乏しく、移動時は調伏し霊体にさせているガシャドクロの頭部を実体化させて乗っている事が多い。

普段は聡明なのだが、リーダーであり弟でもあるグザンに対しては極度の姉弟愛と母性愛と異性愛が混じり合ってややポンコツ気味。
自分が座敷郎の正妻であると言って憚らず常に付き添い世話を焼いている。

メンバー共通の『竜胆の刺青』は右手の甲。
艶のある白髪を正面から見て右側の一房を紫に染め、菫色の瞳の垂れ目には隈のような濃いシャドー。
紫色を基調とした着物を着用し、手には血のように赤黒く染めた大幣を携えている。
髪は元々烏の濡れ羽色の艶やかで美しい黒髪だったが怨霊魔術に目覚めた以降は全て色が抜けて真っ白の白髪になっている。
当初はそれなりにショックだったようだが、グザンから『その髪も雪の様で綺麗だ』と褒められて以降は自らの自慢となっているようだ。


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最終更新:2023年12月03日 22:35