『グザン ザシキロウ』
世界を旅しながら人々に仇をなす
ゴブリンや
オーク、
盗賊の類いを成敗して廻り、ギルドに張り出された高難易度な討伐系依頼を好んで請け負う冒険者。
鍛錬と称して身体に超重の枷を装着した状態で戦う事を常態化させており、
櫻華流をより荒々しくさせた我流『逢禍流』で戦う。
絶対の自信と高い行動力を持つが、強引とも思える程に己の大義を貫徹せんとする傾向が非常に強い。
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生い立ち |
元々は 実桜城の大門の前に捨てられていた捨て子。
だが『 櫻華 泰斗』がこの捨て子を見た瞬間、周囲の猛烈な反対を黙らせて自らの養子とした。
そして『花丸(はなまる)』と名付け、育てる事となる。
物覚えが良く、若冠十歳にして 櫻華流の神髄に達する程の才を見せる神童。
しかし小刀で切った傷が治療せずとも翌日には治っていたり等、妙な体質で周囲からは少し気味悪がられてもいた。
そして花丸が十二の頃、泰斗と正室との間に 正統な皇家の血を引く男児が誕生。
だがそんな慶事にも関わらず、恐れ多くも生まれた赤子を亡き者にして花丸を皇の座に据えようとする勢力が興り城内に不穏な空気が漂い始めたのである。
無論そのような企みは事前に阻止され、家老である 地蔵沢と 三宝大臣の手によって首謀者は処分される事に。
だがこの一連の騒動は花丸自身にとっても預かり知らぬ事であった。
しかしたとえ咎は無くとも、いい様に担ぎ上げられたのは紛れもない事実。
そして今後この様な謀反が起こらぬよう、 実桜城の地下にて幽閉と言う名の蟄居を命じられる事となったのである。
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特別に設えられた座敷牢内で花丸は三年の月日を過ごす。
孤独を紛らわすのは時折様子を見に現れ世話を焼こうとする義理の姉と、世話役の役人達が渡してくれる様々な書物。
そんな中で彼は差し入れられた書物の山から世界に関する多様な情報や思想を学び、やがて独自の覇君道を構築し始めたのであった。
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容姿:服装 |
【容姿】
雪の様に白い肌をした女形のような顔立ちの美丈夫。
体の線はやや細く見えるものの筋肉質で、左胸には竜胆の刺青。
切れ長な目元には紅を差し、右手の薬指にはアーマーリングをしている。
髪は烏の濡れ羽色。
右側頭部は前下がりに三本三つ編みにし、その下には編み込み。
左側頭部は敢えて前下がりに流して髪止めをしつつ、金と紫のメッシュが入っている部分を二束独立させている。
後頭部はポニーテール状に纏めている。
【服装・装備】
下着は上下共に着用せず、タンクトップ型の 鎖帷子と長手甲を装着。
両手足には装飾と鍛錬を兼ねた一環として金で鍍金した超重の金属の輪を地肌の上から嵌めている。
暗緑色の迷彩柄をしたフード付きの着物を着用しており、その肩部には大袖が縫い付けられている。
フード部分は縁から襟元と胸元の合わせの部分まで黒のファーで装飾されている。
それらの上から旗標である竜胆の紋が刺繍された、青紫のドラゴンビロードのマントを羽織っている。
防具は腹巻様の 北蛮胴と指貫になっている籠手を装備。
この籠手の手甲部分には鋲が打ってあり、殴打武器としても使用が可能。
帯代わりの黒い毛皮を腰に巻き、その上からチェーンで飾られた数本の赤や黒のレザーベルトを絡ませるように巻き付けている。
下は余裕のあるカーキ色のカーゴパンツの上からベルトで佩楯を装着。
足元は爪先と靴底を鉄板で補強した丈夫なロングブーツを履いている。
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正体と能力 |
とある魔王候補との戦闘の最中に氷漬けにされ瀕死となった際、自らの奥底に眠っていた 力に覚醒。
この力で魔王候補を怯ませ、仲間を連れての撤退に成功した。
以降は『 外神形態』と名付けている。
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外神剣 |
読みは『とつかみのつるぎ』
座敷郎は単に『オールスローター』と呼んでいる。
柄や鞘に施されていた封印は全て弾け飛び、丁字乱れの刃紋が煌めく暗金色の刃は アダマンタイトですら両断する。
元来持っていた能力も強化されていて、外神形態では更に切れ味が上がるようだ。
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最終更新:2024年04月02日 17:28