“荒む野鶴の王”タクバツ

アッシュラの八罪』の一人。
アッシュラ南西一帯を支配している自称『アッシュラ王』
無精ひげと寝ぐせだらけの中年の男。

ある日、元々その地を支配していた前アッシュラ王(自称)の城にタクバツがやってきた。
そして(自称)王とその親族、兵を皆殺しにして玉座に座ると『よし、俺が王だ』と言い放った。
当然『そんな訳あるか』と言われたが、言った連中を全員殺したら誰も何も言わなくなった。

陽気で大雑把で乱暴で気まぐれで躊躇なく人を殺す。
彼の支配している場所では人々は大通りを歩かず、善人も悪人も隠れて歩く。
もし彼の目に留まり、もし彼の耳に届き、それが彼の気分を害したならとても酷い事になるからだ。

自分の城でじっとしていてくれれば良いのだが、たまにフラッと散歩に出かける。
そして道に転がっている小石を蹴って遊ぶかのような気軽さで各地の村や都市を理由も無く壊滅させていく。


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最終更新:2023年12月09日 14:33