ロクシアの空を彷徨う浮遊島。
古代文明の作り上げた空中要塞であり、全体がなめらかな金属質の構造物で固められている。
『創造主』が滅びて無人となった今も、中心部にある超大型魔導炉が島全体にエネルギーを供給しており機能を維持し続けている模様。
勿論防衛システムも機能しており、島に侵入を試みた者に対して迎撃兵装や
機巧人形が攻撃を仕掛けてくる『人食い浮島』状態。
一応は破損による"死角"も幾つかあるようで侵入も不可能ではないのだが…。
島自体は他の浮島等を避けるよう移動しており、衝突する心配はほぼ存在しない。
但し隠蔽魔法によって見えない筈の
マリベラすら的確に探知して『回避』するあたり、相当に高度なシステムで駆動しているのが垣間見えるだろう。
某遺跡より、グラビノア島のような『浮島』の描かれている石板が発掘された。
石板には複数の『浮島』と、それらを従えた『更に巨大な要塞島』が
巨大な異形の怪物と戦っている光景が描かれているようだ。
一つあれば幾つもの国を容易に滅ぼせるようなグラビノア。
これを多数作らなくてはならなくなるような危機が過去にこの世界を襲ったというのだろうか?
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最終更新:2025年06月25日 08:55