『
黒滅竜こそがこの世界に運命付けられた正しき終焉の化身である。
しかし、かの愚か者によって存続してしまった世界は寿命を無理やり引き伸ばされ歪みに生き延びた醜い半死体でしかない。
なので我々は黒滅竜を復活させ、正しい滅びを与える事で全ての生きとし生ける者に平等な死を迎えさせるのである。
そうする事で全ての魂は黒滅竜と一体化し、我々は永遠に存在し続けるのだ』
彼等は黒滅竜復活の為、歴史の影からあらゆる戦乱を発生させたとも。
黒滅竜の糧にして肉体そのものである恨み・憎悪・怒り・絶望が世界に満ちるよう暗躍し、平和な世界を望み活動する者達の排斥も行っているようだ。
教団を率いる教祖に関しても、『世界に絶望した
人間の男』『とある
外神が寄越した化身』『自らの復活を企んでいる黒滅竜の一部』等々。
そして復活に必要となる呪具や魔道具の蒐集を行い、世界の何処かの海に漂う
かつての肉体の場所まで把握しているとも…。
…と、色々語ってきたが、この邪教団が本当に存在するのかどうかは怪しい所である。
正直、酔っぱらった陰謀論者がつまみ片手に妄言を垂れ流している程度の話でしかない。
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最終更新:2024年10月04日 22:56