「朱令雅様」(すれいやさま)

薫桜ノ皇国の一部で歌われる童謡。
『北の国からやってきた巨大な武神たる朱令雅様が、現地の娘を嫁にもらい、黒い怪物を退治した』という内容。


北の国から海越えて 大きな神様やってきた
丸くて強い神様の その名は天下の朱令雅様
朱令雅様のいうことは 黒いお化けがやってくる
桜を枯らせないために 黒いお化けを討伐だ


朱令雅様はいいました ともに戦う嫁が欲しい
黒いお化けは手強いぞ 私だけでは戦えぬ
強く優しく賢くて そんな嫁が欲しいのだ
夫婦(めおと)の力一つにし 黒いお化けを討伐だ

3 
村の神社の娘さん 村一番の美人さん
祈れば雨降り雲晴れる そんな不思議な娘さん
娘さんは言いました ならば私が嫁に行こう
黒いお化けと戦うにゃ 支えがないといけませぬ


黒い雲を引き連れて 黒いお化けがやってきた
毒吐き桜、人、獣 次から次へと枯らしてく
神社にこもった娘さん 祈りを神様に捧げると
たちまち大きな戦神(いくさかみ)に 朱令雅様はなりました


七日と七夜の戦いで 黒いお化けを打ち倒す
戦い疲れた朱令雅様 丸い姿に戻ったよ
朱令雅様は言いました お化けはじきに蘇る
お化けが再び戻ったら 私を再び起こすのだ


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最終更新:2022年08月09日 10:20