ジン・コウガン

身長２メートルを超す、筋骨隆々な体躯を誇る虎型獣人の男。
『大慶五仙山』の一つ、白鈷山は雨恵野洞所属の道士にして勇者候補の一人。
年齢は四十一歳。

大慶帝国の民族的な紋様が描かれた金属鎧を身に纏い、師より授けられた伸縮自在の如意棒を武器としている。
とある都にて人々を脅かしていた邪仙を討ち滅ぼし、その功績から勇者候補と数えられるようになった。

同門達からは道士らしくないとして煙たがられている。
だが師である仙人からは冒険者としての活動もまた修行として黙認されているようだ。