【亜種】
【レインゴブリン】
白壁西地域に生息する
ゴブリンの亜種。
常に雨の降るこの地域に適応しており、水系攻撃に対する抵抗力が微妙に高い。
雨の降る森の中で雨音や水溜りの泥に紛れて攻撃をしてくるので厄介な存在。
そう言った特徴を覚え、適切に対処すれば通常のゴブリンと大差はないので落ち着いて行動しよう。
【レッドキャップ】
倒した敵の血で帽子を染める文化を持ったゴブリンの近縁亜種。
ゴブリンよりもやや大きく好戦的で、見た目以上の怪力で大鉈や棍棒を振り回す。
会話が可能な程度の知能はあるが話が通じない。
多くの血で染められた赤黒い帽子の持ち主は集団の中で高い地位に立てるようだ。
【玃猿(カクエン)】
大慶帝国周辺の山岳森林地帯に潜む、猿の特徴を多大に備えたゴブリンの近縁種。
癖のある赤毛と白黒が逆転した眼球、肘や膝から先が毛に覆われた猿の物になっているのが特徴。
また自在に動く長い尾を持ち、これを駆使して曲芸紛いの動きで樹上等を素早く移動する。
ちなみに興奮すると顔が真っ赤に紅潮するようだ。
種としての総数は少ないものの、人里を襲っては物資や家畜を奪ったり女子供を誘拐したりする事が多々あるらしい。
『猿小鬼』『子盗り猿』と呼ばれる事も。
【変異種】
【ゴブリングール】
ヴァンパイアの下僕と化したゴブリン。
牙や爪が鋭く伸び、身体能力も僅かに向上しているが知能は更に低下している。
間に合わせの雑兵として置かれている事が多い。
【ダークゴブリン】
魔界に迷い込み、
瘴気によって変異したゴブリン。
体格は
オーガと見紛う程になり、肩や頭には鋭い棘や角が生えている。
その戦闘力もゴブリンとしては最上級とされる。
【デビルゴブリン】
ブラックシープ商会が用意していた『秘密兵器』の一つ。
通常のゴブリンに『
特殊な薬物』を投与する事で人為的にダークゴブリンに匹敵する強化を施された怪物。
上手く運用すれば2~3体であっても
グリル帝国の将校クラスと渡り合う事が可能。
倒されたり一定時間が経過すると薬物の副作用で肉体が黒い塵と化して崩れ落ちるようだ。
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最終更新:2024年03月14日 16:08