月牙鏟

『ゲツガサン』
大慶帝国で使われている武具。
長柄の両端に板状の斧刃(鏟)と三日月状の刃(月牙)を備えているのが特徴。
古くは僧侶が行脚の際に携えていた護身用具の一つ。

本来的には祭具としての意味合いが強く、実戦的な物ではなかったらしい。
だがシークロードを辿った仙女一行の一人がこれを巧みに操り、立ちはだかる脅威を切り抜けたとの伝承が残っている。
そしてその伝承にあやかり、現代でもこれを手に旅に出る宗派があるとの事。


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最終更新:2024年08月28日 11:06