闘獅子

『トウシシ』
赤い装束を身に纏い、緑の頭巾や覆面で顔を隠した暗殺者集団。
『対象に最大の苦しみと死を』という理念を掲げており、表向きは『復讐の代行者』として活動しているようだ。

彼等の扱う武器は一様に深紅の刀身を持ち、切り付けられるとまるで劇物を流し込まれたような症状が走るという。
例え浅い傷であっても、その焼け爛れるような痛みだけで死する事も珍しくないらしい。


『ラシトーガ』
暗殺団を束ねるガブ族出身の男。
元々は相手に最大の苦痛を与えて倒す為の武器を追い求めていた刀工
だが呪術や邪法にまで手を出した結果、その影響で魔人へと変じつつあるらしい。

数々の試作の結果、東大陸のとある地で見つけた魔獣の遺骸から採取した素材で最も苦痛を与える刃を生み出した。
自らが作り上げた武器の使い手を集め、その出来栄えを発揮できる場として暗殺団を創設した。

『ネロ・ハーパー』
深紅のフランベルジュを振るう長身の男。
波打った刀身により付けられた傷は肉を抉り、かつ剣の効果による激痛を深く刻む。
相手が苦痛に悶える姿を見るのが生きがいと豪語し、自らを『痛みの暴君』と称する残虐な性格。

『ロキア・ジョーン』
深紅の刃を持つ2本のカランビットナイフを駆使する男。
素早い身のこなしで相手の懐に飛び込み幾つもの斬撃を繰り出す。

『ハルペーニ』
深紅のレイピアを操る優男。
あえて相手の急所を外した所を刺し、小さな傷で激痛を積み重ねていく様を愉しむ。

『キャロライン』
深紅の大鎌を持つ小柄な娘。
寡黙で無表情だが、相手が激痛に苦しむ様を眺めている時だけ僅かに笑みを見せると言う。
身の丈以上の大鎌を振るうその様は『赤い死神』を思わせる。


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最終更新:2025年05月20日 22:28