アルジュハ神

地方によって『アールジューハ』『アルジューヤ』とも。
元々は花の神であったが、転じて春や美、恋愛を司るようになった。
芳香・染料・常若・青春・性愛の女神としても信仰する地域が多い。

恋人、芸術家、娼婦、染物屋、調香師の守護者。
大地母神フィーシアの娘。姉妹・義娘・従姉妹・別側面等の異説あり。
各地毎に異説が多い為、後からヴァンディリオ神族に加えられた神ではないかと見る神学者もいる。

奔放な気性で知られ、男女問わず数々の神や英雄らと浮名を流す。
堅い性格のジガイウス神とは折り合いが悪く、反対にエブリアス神と宴に興じる姿がたびたび神話で描かれる。

あらゆる美を体現するが故に、あらゆる美しいものに姿を変える事が出来ると伝えられている。
そのせいか決まった姿を持たないが、大体は花冠を被った若い裸婦として描かれる。
そういった聖像・聖画はアルジュハ神殿へのお布施で入手する事が可能。
持ち帰った信者が何に使うかは自由。アルジュハ神は全てをお許しになる。
またアルジュハ神殿の巫女達は、女神に代わって一夜の恋人になってくれる神殿娼婦である事が多い。

性質上、神殿の務めは多岐に渡る。
性愛に関わる務めは夜に、それ以外は昼に取り扱われる事が多い。
昼は香・染料・化粧品などの販売、恋愛相談や恋占い、お見合いの斡旋等が主な務め。
夜は夜の営みに関する品々の販売、娼婦・男娼の育成・斡旋を行っている。

大都市では完全分業している所もあり、それぞれ昼神殿・夜神殿と呼ばれている。
お登りさんが事情を知らずに昼神殿に遊びに行ってしまうと言う笑い話も良く聞かれる。

農村部だとフィーシア神殿の一角に統合されている事も多い。


関連

神殿で手に入るアイテム類


最終更新:2022年06月10日 23:52