温泉/温泉（魏）/曹操 - オリアカしよっ

曹操（温泉）

酒
詩
有能者と梟雄
秋
信頼

酒

主人公
曹操さんはお酒がお酒が大好きみたいだけど、何か好みはあるんですか？
曹操
ふむ。西方の白千、江南の女児紅などは、
それぞれ趣があって捨てがたいな。
主人公
へえ。曹操さんは各地のお酒にも詳しいんですね。
曹操
ハハハ、長年戦い続きであったからな。
新しい地に赴くたび、そこの名酒をまず飲むのが習いであった。
曹操
地の酒の風味というものは、各土地の文化を象徴しているからな。
主人公
その話を聞くに、曹操さんはすごい酒豪なんですね。
曹操
ハハ、確かに酒豪ではあるな。
おぬしは酒は好きか？

【好き】

主人公
はい、お酒は好きです！
でも、そんなにはたくさんは飲めませけど……。
曹操
ふむ。いつ酌み交わす酒が好きか？
主人公
戦に勝って、みんなと一緒に宴する時のお酒が一番好きですね。
主人公
嫌なことがあっても、みんなとお酒を飲めば何でも忘れられます。
曹操
ハハ、何か悩みがあれば、儂が先に付き合おうぞ。
その時は、潰れるまで飲み明かそう。
主人公
はい！やくそくですよ！

【それはどうでしょう】

詩

主人公
最近、曹操さんの詩を読みましたよ。
あの「酒を前に歌う、このような機会何度あろうか」というやつ。
主人公
さすがは稀代の英雄。
言葉選びも豪快さが感じられました。
曹操
ほう。おぬしは詩にも造詣があるか？
主人公
いえ、それほどでは。たまたま見かけただけで。
主人公
でも、こんなの良い詩ができるなんて。
たくさんの本を読んでるんですよね。
曹操
ふっ。長年の戦続き。本を読む時間などない。
すべて幼き知識の欠片よ。
曹操
では、儂からもおぬしに質問しよう。詩を書く時は
情感と技巧、どちらが大切だと思う？

【情感】
主人公
情感ですかね。詩はよくわかりませんが、
良い詩を読むと作者の気持ちが感じれますよね。
主人公
簡単な文字を並べただけでも、
素晴らしい感情が芽生えることがあります。
曹操
ふふっ。おぬしは武術だけでなく、
詩作にも詳しいと見える。
曹操
儂がまた新しい詩を書いたら、
まずはおぬしに見てもらうことにしよう。
主人公
本当ですか！
一番先に曹操さんの詩が読めるなんて、光栄です！

【技巧】

有能者と梟雄

主人公
汝南に済む許劭は曹操さんを、
「治世の能臣、乱世の奸雄」と言ってますが、どう思いますか？
曹操
儂の意を得ておるな。戦いのない世であれば、
知識を持って天下を統治できるだろう。
曹操
そして、乱世では梟雄として戦を呼ぼうとも、
最後には天下を平定し、平和をもたらしてみせる。
主人公
つまり、どのような世界であろうと、
儂は大業を成し遂げてみせる。
主人公
すごい自信ですね……さすが曹操さんです。
曹操
同じように、儂を評するものは多く、
褒める者も罵る者もいる。
曹操
おぬしは儂をどのように思っておるのだ？

【畏敬の念】
主人公
曹操さんには覇王として畏敬の念を持っています。
曹操
畏敬？　儂がこわいのか。
世間が言うように、暴君だとでも？
主人公
いいえ、俺は違います。普段は難しい顔ばかりだから、怖いと
言っている人は勘違いをしているんです。
主人公
畏敬っていうのは威厳があるって意味で……ただ本当は、みんな曹
操さんの笑顔を見たいんじゃないでしょうか。
曹操
なるほど……おぬしがそう言うのであれば、
これより先はもっと笑うとしよう。
主人公
だが、儂を笑わせるのは容易ではないぞ。
主人公
あはは。きっと笑わせてみせます！

【憧れ】

秋

主人公
もうすぐ秋ですね。
曹操さんは、秋って好きですか？
曹操
もう秋か……早いものだ。春に耕し、秋に収穫す。
儂が秋を好かないわけがなかろう。
主人公
昔は秋になるたびに、田舎の収穫を祝う歌声が
どこでも聞こえたものだ。
主人公
うん。秋になると、師匠が植えた木に果実がいっぱいで、それは美
味しそうでしたよ。
曹操
だが、今は戦のせいで、そんな楽しい景色も
すっかり見なくなってしまった……。
曹操
悲しき思いも、あるというものだ……。

【悲しまないでください】
主人公
悲しまないでください。また春に耕し、
秋に収穫する世に、きっとすぐ戻れると思います。
主人公
正義は必ず勝つと信じています。
天刑宗でも、天下を乱す他の悪党でも、やがて倒される。
曹操
……ふっ。戯れにそう言っただけだ、気にするな。
曹操
楽観主義のおぬしを前に、
儂が気落ちしてどうするか。
主人公
あはは……でも、詩人は何かを心に感じたら、
そのまま詩に表すと言います。曹操さんも……
曹操
ふっ。それは儂を焚き付けておるのか？
主人公
いえいえ。でも、なにかあれば、
俺が相談に乗りますので、いつでも話してください！

【運命に従うしかない】

信頼