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「休戦閑話」


作者:本スレ 1-200

534 :オリキャラと名無しさん:2015/01/18(日) 23:16:54

こんばんは、1-200です
昨日思いついたネタを勢いだけで文章にしてみました、完全にネタで本来ありえない話です
かるーい気分でお読みいただけると助かります

設定スレ 2-014 のキャラ、シン視点
※1-91様、1-510様、1-549様、1-710様のキャラ( 設定スレ 2-037 )を拝借致しました
※ニセモノ感プンプン
※続きそうですが、この先の展開は全く考えていないので、いつ書くか分かりません
※エロもバイオレンスもないゆるゆる話
※繰り返しますが、本来ありえない話です

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 休戦閑話 

僕は今、新幹線に乗っている。もうすぐ出発時間だ。
今日はみんなと新幹線に乗って、ちょっと遠くまで遊びに行くのだ。
行き先はナントカ花鳥園という、鳥がいっぱいいるテーマパーク。ワシやタカやフクロウ、他にもエミューとか、
とにかく鳥がいっぱいいて、触る事もできるらしい!
なんでそうなったのかはあんまり覚えてない。僕がシルヴィアに「猛禽カフェに行きたい」と言ったら話が広がって、
どうせならいっぱい鳥がいる所にみんなで行こう!ってなった気がする。

メンバーは僕とシルヴィアの他に、僕の同級生のディオスとダフネ、シルヴィアの友達のアルシエル。
他には、違う小学校のダニーっていう子と、その兄貴(だと思う、こっちはほぼ大人だし)のキリアンっていう人、
あとはホゴシャとして牧医院の医者のおじさん。
ダニーとキリアンの事は僕は知らないけど、おじさんの知り合いらしくて、人数は多い方がいいという事で来る事になった。
おじさんの家のイソーロー、U01と零は、掃除とか色々やる事があって留守番だってさ。

「お前らあんまり騒ぐなよ。他の人に迷惑だからな。騒いだら次の駅で降ろすからな」

持ってきたポテトチップスとチョコレートを僕やディオス達に配りながら、おじさんが言う。

「飲み物も欲しいですわね、ディオス様。庶民のお菓子は味付けが極端ですから」
「うむ、そうだなダフネ」
「…あとで車内販売で買ってやる」

ダニーとキリアンは、スマホを見ながら何か話し合っている。

「静岡が舞台になってるやつは…」
「『ち○ま○子ちゃん?』」
「あー…w」
「『い○か○っ!』もそうだし、『苺○し○ろ』もそうだし」
「あー」

ダニーとキリアンの会話は、僕にはよく分からない事だらけだ。

  ***

そうこうしているうちに発車時刻となり、いよいよ新幹線は目的地に向かって動き出した。
新幹線に乗るのは初めてだ。僕の国には新幹線は走っていないし、そもそも移動は車か輸送機が多いから、
乗る機会なんて無かった。

「すごい!ぜんぜん揺れないねシルヴィア!」
「そうだね」
「新幹線ってお菓子とかアイスクリーム売りに来るんでしょ?買っていい?」
「いいよ。でもまず先生がくれたお菓子から食べちゃおうか」

窓際に座った僕の隣はもちろんシルヴィアだ。座席に乗ろうとした僕に、靴は脱がないと駄目だと教えてくれた。

「ねぇねぇ、この窓開かないの?」
「新幹線の窓は開かないんだよ。あ、叩いちゃダメだよ」

僕が軽く窓を叩き始めたその時、後ろから急に大きい声がした。

「おいコラガキ!シルヴィアを困らせるなよ!」

…ああそうだった。エイシアも来てるんだった。おまえはいらないのに。
僕の後ろの席に陣取っている。見張ってるつもりなんだろう。
その隣では、アルシエルがちょっと恥ずかしそうに静かにしようよと促している。

「やっぱりグリーン車に比べて乗り心地はいまいちですわね、ディオス様」
「うむ、そうだなダフネ」

「あ、『シ○○ト!』は丁度掛川だ。行く?聖地」
「あー…いいや」

「これだから常識の無いガキは…暁の翼はどういう教育をしてるんだ!?」
「あ、エイシアさんほら、車内販売来たよ!アイス食べたくない?」

「…すみませんビールを。あと…オレンジジュースとコーラと…」

新幹線は目的地に向かってどんどん進んで行く。

(続く…かもしれない)

※続きは、創作物スレ 2-574



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最終更新:2015年04月26日 22:06