か行の用語
【銀兎組】
シルバースレイヤーこと
氷山リク、ラビットインフル社長の
雪野白兎のコンビ。
正義のヒーローと悪の総帥という組み合わせだが、殺し合い以前からの顔見知りであり険悪な関係ではなかった模様。
(ラビットインフルは暴力を用いない悪の組織であり、その関係からヒーローと組むことが度々あった模様。)
共に主催打倒を目指す対主催コンビであり、対主催最高戦力の一角であるリクと傭兵仕込みの戦闘術を備える白兎という二人。
互いに高い戦闘能力を持ち、強力な対主催コンビと言えるだろう。
【クレイジーサイコレズ】
尾関夏実のこと。
設定上ではバスケ部に所属する喘息持ちの女子高生であり、これといった濃い属性を持たない地味なキャラかと思われていた…のだが。
本編の登場話にて親友の
ルピナスの遺体を発見してしまったことが全ての始まりとなる。
支給品によって一時的に『あの世』へと移動した夏実は死亡したルピナスと
暗黒騎士と再会し、暗黒騎士の口からルピナス殺害の犯人が同級生の
白雲彩華である事を知ってしまう。
親友への想いで覚醒した夏実は強力な支給品を抱えて敵討ちに赴き、白雲彩華とその協力者である
ペットボトルを容赦なく殺害。
この話におけるルピナスとの所謂百合にも似た友情関係やその後の彩華達への罵倒を交えた苛烈な復讐から、夏実はいつしか雑談スレ内で「
クレイジーサイコレズ」というあだ名をつけられてしまったのである。
その後同じく復讐を果たした
初瀬ちどりとの出会いでは「生きて帰って共に法律の元で殺人の罪を償う」という話を持ち出してしまった彼女に激怒し殺害する(その後ルピナスが「喜んでいる」幻聴らしきものを耳にする)など暴走に拍車が掛かっている。
亡き親友のルピナスを喜ばせる為に悪人達を殺す事を決意してしまったが、同じく親友である
朝霧舞歌の死を知ったことを皮切りに精神の崩壊が進みつつある。
元々は普通の女子高生に過ぎなかった夏実が親友の死に耐え切れなくなるのも仕方ないのかもしれない。
時折親友グループである尾関夏実、ルピナス、
水芭ユキ、朝霧舞歌(クロウ)の4人をひっくるめてレズ勢扱いされることもあるが、実際にガチ百合っぽい描写を見せているのは夏実、舞歌くらいである。
【ケビン・マッカートニー】
ヴァイザー達の組織に所属する殺し屋。
…なのだが、別に当選キャラでも惜しくも落選したキャラというわけでもない。
したらばの「オリジナル支給品案募集スレ」にて考案された支給品案の関連人物として名前だけ登場したキャラに過ぎないのだ。
にも拘らず彼に関連した支給品案が他にも複数考案され、いつの間にか住人の間で有名になっていた。
殺害した標的の指の骨に名前を刻んで保管する、スナッフフィルムを撮影する、人間の顔面の皮膚でマスクを作る等、
他の殺し屋に負けずとも劣らぬ猟奇性の持ち主であることが伺える。
師である
サイパス・キルラからも「悪趣味」と評されている模様。
一方、
アザレアやヴァイザーとホラー映画を鑑賞したりと組織の一員との交流はあるようだ。
また、彼によると
ピーターが作った人肉シチューは「なかなかいける」とのこと。
長らく実在するかどうかが不明だったが、本編の
第45話にて名前が登場したので漸く存在が確定した。
尤も、支給品案スレや
番外編スレでの設定と同一かどうかは不明である。
因みに
殺し屋組織の日常を描いた番外編SSにおいてケビン本人が登場している。
【現代最強チーム】
現代最強と称される剣道家の
遠山春奈、元殺し屋の
亦紅、ヒーローの
火輪珠美によるトリオ。
当初は春奈と亦紅のタッグであったが、亦紅との手合わせを経て珠美がチーム入りした。
それぞれが中堅以上の実力を備えるトリオであり、結束や信頼関係も強固である。
銀兎組と並ぶ対主催チームとして数えられている。
因みに現時点で彼らが交戦した相手は
サイパス・キルラ(春奈&亦紅)、
森茂、
主催者(ワールドオーダー)。
何故かボスキャラとの連戦続き。どういう訳か徐々に敵の実力の規模も増している。
その上で現状一人も欠けず生存中であることが彼らの実力と幸運を物語っているか。
【高校一般人コンビ】
若くして天才的なサッカー選手の
夏目若菜、刀鍛冶の娘である
一二三九十九の同級生コンビ。
可能な限り身を潜めていたい若菜、他の同級生と接触したい九十九と微妙に噛み合っていない節はあるものの
基本的に九十九の方針を優先して動いている。
数少ない一般人コンビであり、尚かつ殺し合いの場でありながら軽妙に繰り広げられる掛け合い等何かと特徴的。
現状では大きなイベントに巻き込まれていないものの注目されているチームの一つである。
特に
「どっかに隠れて警察とか自衛隊の助けを待つしかないだろ」という現実的すぎて逆に新鮮な若菜の発言は語り草となっている。
現在は
斎藤輝幸もチームに参加、同行している。
【高校最強コンビ】
拳法家の
新田拳正、悪党商会の
水芭ユキの同級生コンビ。
前述の高校一般人コンビと同じく同級生同士のチームだが、彼らとは打って変わって双方高い戦闘能力を持つ。
二人が出会う直前、ユキは
ミロ・ゴドゴラスⅤ世との決裂、親友の死等によって精神状態が悪化していた。
当初は拳正の容赦のない叱咤によってユキは追い詰められていき、一度は決裂まで進みかけたが最終的に和解。
拳正の在り方に救われたユキは持ち直し、そのままチームを組むことになった。
卓越した体術と精神力を備える拳正、変幻自在の氷や冷気を操るユキのコンビはまさしく高校組最強のコンビと言えるだろう。
【高校生組】
ロワに参加している高校生キャラの総称。
時田刻以外の全員が同じ高校に通っている為、一括りに語られる事が多い。
参加者としては高校2年生のクラスメイト組が殆ど(
一二三九十九によると、一芸に特化した生徒が多く在籍する特殊なクラスとのこと)。
天才サッカー少年やテンプレお嬢様などバラエティー豊かだが、あくまで普通の高校生であるが故に大半は戦力外の一般人。
しかし殆どが同じクラスであるが故に生徒間での繋がりや関係が強く、様々なドラマが垣間見える集団である。
ロワ内では十人十色の行動を見せているが、中には
クレイジーサイコレズと化し強力な支給品によってマーダーキラーをする高校生もいたりするので侮れない。
因みに
クロウは元高校生であり
尾関夏実らとの関わりもあるが、基本的に高校生組としては数えられていない。
【殺し屋コンビ】
バラッド、
ピーター・セヴェールによる殺し屋同士のコンビ。
同じ組織の同僚ではあるものの、(何だかんだで漫才じみた掛け合いを繰り広げることはあるが)親しい仲と言う訳でもない。
その為出会った当初は戦闘に陥りかけたが
鵜院千斗の介入によって一応和解。
その後はユージー(
尾関裕司)を保護して4人で行動していたが、鵜院の上司である
茜ヶ久保一の危機、
オデットとの交戦、ユージーと
天高星(肉体は
裏松双葉)の肉体の入れ替わり等、様々な要因の末に分散。
再びバラッドとピーターのコンビに戻り、鵜院とユージーとの合流を目指して行動を開始。
現在は同じ殺し屋の
アザレア、そしてユージー(裏松双葉の肉体)と再会している。
基本的に殺し屋二人の組み合わせは固定気味なのだが、修羅場を潜った為かチームの入れ替わりが激しい。
高い戦闘能力を持つが非情に成り切れないバラッド、実力こそ低いが保身を最優先とする狡猾なピーターと互いの在り方も真逆。
それでも二人は利害関係の一致、殺し屋仲間としてのよしみ等で同行を続けていた。
現在はバラッドが
リヴェイラとの交戦を選んだことでピーターが別離、殺し屋コンビは解散している。
【殺し屋組織】
オリキャラ間の組織の一つ。正式名称は不明であり、参加メンバーの大半が殺し屋である為に住人からはこう呼ばれている。
作中においても特に決まった名称があるわけではないことを伺わせる描写が存在する。
教育者である
サイパス・キルラに鍛え上げられた殺し屋の精鋭を抱えており、最凶の鬼札である
ヴァイザー、拷問や重火器の扱いを得意とする
アザレア、日本刀と刃物による戦闘術を駆使する
バラッド、巧みな話術と誘惑による女性の暗殺を得意とする
ピーターなど、殺人や暗殺においてはロワ内でも逸般人級の精鋭揃いである。
殺し屋以外にも幹部であり若き野心家の
イヴァンも参加している。
亦紅も当初は組織に所属していたが、現在は離反している。
イヴァンの言及によると組織のボスは病に倒れており老い先短く、また作中でのサイパスの発言によれば初代ボスは女性であり、通称の通り殺し屋稼業のみでビジネスを行う組織である模様。
ただし幹部であるイヴァンは組織にマフィア紛いの体制を取り入れようとしている。
裏社会に生きる人間である為に殺人への躊躇を感じる者は皆無であり、殆どがマーダーか危険人物として動いている。
長らく組織創立の経緯は不明だったが、本編
105話にてサイパスの回想という形で語られた。
最終更新:2015年06月02日 11:48