私とルッピーの楽しい談笑を邪魔するように、どこからともなく不愉快な声が響いてきた。
この声を発しているのは確かワールドオーダーとかいう気狂いだったか。
この人もいずれ殺さなければならない相手だ。
何故なら私は正義のヒーローだから。
私はルッピーの代わりにあの子が憧れた正義のヒーローとして、皆に殺し合いなんかを強要した巨悪を許すことなんてできない。
そうだよねルッピー?
ルッピーはうんと言ってお日様のように笑い声を聞かせてくれる。
ルッピーはいつだって天使の様にかわいい。
だというのに、天から響く声がうるさい。
邪魔をするな。ルッピーの声が聞こえないじゃないか。
こんな輩の話す言葉なんかにまったくと言っていいほど興味はない。
だから、ルッピーの名前がこんなやつに読み上げられた事は非常に腹立たしい。
こんなやつが気安く呼んでいい名ではないのだ。
しかもルッピーだけじゃない。
こいつは今、舞歌の名を呼んだ。
何のために?
これは確か何の名を呼んでいるんだっけ?
確か、死者の名前だったか。
けれど大丈夫。何の問題もない。こんな戯言は信じるに値ししない。
だっててて同じく放送ででで呼ばれれたたルッピーはここにいる。
こううして今も私に向かっててて語りりりかかけけけけけてくれててててている。
つまり、死んででででいるけどどどどどどど、生ききていいいる。
むしろ死んでるんだだだだだだだから生きてるるるに決まっているるるるるるる。
だからだからだからだからだからだだかかかから舞歌にもスグにまた会ええるししし、昔のようにユキと四人でででいつまでも一緒にいられるに決ままままままままっててててる。
また、みんな、みんながみんなみんなががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががががガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガgggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggg。








誰かの悲鳴が聞こえた気がした。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

尾関裕司バラッドたちの合流を目指し、来た道を辿るように引き返していた。
だがショッピングモールに差し掛かったところで何処からともなく声が聞こえてきたため、その足を止める。
言うまでもなく、それは主催者ワールドオーダーによる定時放送ではあるのだが、放送なんてものがあるなんてことを完全に忘れていた裕司は、突然の声に驚きながら、漠然としたままその内容を適当に聞き流していた。
そしてその声が、死者の発表に移ったところで、ようやく『ひょっとしてこれ聞き逃しちゃマズイ情報なんじゃね?』という発想に至った所で。

「…………ぅわぁぁああああああああああああああああ!」

唐突に響いてきた断末魔の様な叫びによって、天から響く声は上書きされた。

「かぁ、案山子ィ! うっそだろお前…………!」

慌てて背後の声の発生源を見ればそこには、頭を抱えた――いやそんなレベルではなく顔面を引き剥がす勢いで爪を食い込ませ掻き毟る男がいた。
その顔面も拙い手製の覆面で覆われており、その隙間から覗く血走った眼からは狂気の色が色濃く滲んでいる。
加えて、片手に握られた手斧からはまだ付着して間もないであろう血液がポタリポタリと滴り落ちており、疑うまでもなく明らかな危険人物である。

大声を上げたからこそ気付けたものの、物陰に隠れていた様子からして、放送に乗じて裕司に襲い掛かる算段だったのだろう。
だが、放送を聞いてそれどころではなくなったらしい。
そのお蔭で襲われる前に、発見できたのは裕司にとって幸運だった。
裕司は迷うことなく回れ右して、陸上選手の様な完璧なスタートを切る。

「ッ! ……あっ。ま、待てこの野郎ッ!」

その足音に、呆けていた相手が気づいたようだがもう遅い。
裕司は1番センターを任される野球部のホープだ。
その俊足は陸上部にだって負けない自信がある。
いかに成人した大人といえど容易く追いつける代物ではない。
ショッピングモールを抜け、商店街のアーケードを一直線に駆け抜ける。

(ヤベェ、ヤベェ。さっさとバラッドさんたちを探してと合流しないと…………!)

これまで直接的な危険人物と会う事もなく、バラッドといった頼れるお姉さんと首尾よく同行できたり。
なんだかんだでのらりくらりと安全に過ごしてきた裕司にとって、初の直接的な危機である。

商店街を抜け大通りに出た所で、どの程度引き離せたのかを確認すべく、裕司は走りながら後方を僅かに振り返る。
そこには変わらずの距離に、案山子の面を被った殺人鬼がいた。
50mを6秒台で走る俊足をもってしても、なかなか引き剥がせないどころか、むしろ先ほどより距離が詰められている。
呼吸しづらい覆面を被りながら、それなりの重量のある斧を片手にしていながら、この速度である。
変態的な見た目とは裏腹な高い運動神経の持ち主だと言えるだろう。

このままではいずれ追いつかれると悟り、裕司は自慢の俊足で相手を置きざりにするという方針を変える。
大通りから脇道に入り、道の入り組んだ住宅街へと逃走劇の舞台を移す。
細かくコースを変え、障害物を越えてゆき、機敏さで相手を巻く作戦だ。
まずは目の前にある小さな公園を突っ切るべく、その入り口にある車止めの柵をハードル走のように飛び越える。

「…………ぶッ!!」

だが、飛び越えようとした後ろ足を柵の上部に引っかけ、見事に顔面で着地してしまった。
豚のような悲鳴と共に、鼻から鮮やかな赤い血がドロリと零れる。

「あれ、なんで…………?」

いつもなら楽勝で飛び越えられる高さだというのに。
それに野球の練習で生傷など日常茶飯事だが、こけた程度でこんなに鼻血が出るのも珍しい。

だが、そんなことを気にしている場合ではない。
スグに立ち上がろうとする裕司だったが、ガクンと体を起こそうとした腕から力が抜けた。
一度立ち止まってしまったためだろう、そこで自分が全身で息をしているほど疲労していた事に気付く。
何故という疑問が頭の中を過る。
この程度の全力疾走で動けなくなるような軟な鍛え方はしていないはずなのに。

だがそれもそのはず、現在の裕司の肉体は裏松双葉のモノである。
裏松双葉も少女にしては運動神経は悪い方ではないが、日ごろから地獄のシゴキに耐える野球少年とはレベルが違いすぎる。
つまり、相手を振り切れないのは、相手が早いのではなく、単純にこちらが遅かっただけの話だ。
この感覚のズレに気付いていれば、あるいはやりようもあっただろうが、裕司はその事に今の今まで気付く事が出来なかった。

「――――フゥ………フゥ。追いついた」

そして裕司が立ち上がる前に、後方から声が追いついた。
首だけで振り返れば、そこには斧を振り上げ、覆面の口元をペコペコと上下させながら息を切らした狂人がいた。
どこか追いつめられたような血管の浮いた赤い瞳。
その覆面の中心に描かれるのは――――案山子だ。

案山子面の男、スケアクロウは何の躊躇もなく、倒れこんでいる裕司目がけて斧を振り下ろした。
何とか逃れようと裕司は転がることでその一撃を回避する。
車止めのポール越しの攻撃だったためか、その一撃は狙いが甘く、直撃を避けられたものの太ももを刃が掠めた。

「ぅわあぁぁぁぁあああああああ!」

鋭い痛みに悲鳴が上がる。
それほど深い傷ではないが、これほどまで深く刃物で刻まれるのはこれが初めてである。
バットで殴られたことや、骨折したことは何度か経験があるが痛みの質が違う。

とはいえ、身が固まってしまう程の痛みではない。
気力を振り絞れば動くことは可能だろう。
だが、走ることは難しいのも確かである。
つまりもう、

「逃げらんねぇなぁああ!!!」

車止めを越え、近づいてきたスケアクロウの絶叫する様な声。
それに対して、地に伏せたままの裕司は祈るように身を縮こまらせることしかできなかった。
そこに、狂気を以て凶器が振り下ろされる。

「ッ。ぎゃあぁあぁぁぁあああああああぁあぁぁ!!」

野太い男の悲鳴が公園に響き渡る。

「…………え?」

その悲鳴は裕司の口から漏れたモノではなかった。
何が起きたのかわからず、おずおずと面を上げた裕司の目に入ったのはオレンジがかった赤い光だった。
それは炎。

裕司の前で案山子が炎に包まれ燃えていた。
正確には、案山子の描かれた麻袋が、つまりスケアクロウの顔面が炎上している。
顔面を炎に包まれたスケアクロウは悲鳴を上げながらその場にゴロゴロと転がった。

ザッという足音。
それは、いつの間に現れたのか。
生命探知の羅針盤も最も近い裕司を指していたため、スケアクロウも気付く事が出来なかった。
公園の中心にあるひときわ高い滑り台の頂点に、日本刀を手にした女子高生が立っていた。

「え? 姉、ちゃん…………?」

それが己の実姉であると気付き、裕司は戸惑いの声を漏した。
外見は間違いなく毎日見ている己の姉のソレである。
だが、纏う雰囲気が別物だった。
余りにも剣呑としており、加えてどこか神々しさの様なモノも感じられる。

「…………誰?」

だがそれは夏実からしても同じである。
夏実とは逆に雰囲気は裕司のソレであるのだが、外見が完全な別人である。
これでは気付けるはずもない。

夏実は見覚えのない少年の言葉に首を傾げた。
だが、スグに中学生という年の頃からして、弟の友達だろうと中りを付ける。
無駄に友人の多い弟は、よく家に友人を連れてきていた。
弟にもその友人にあまり興味がないのでいちいち覚えてはいないけれど、向こうはこちらを見かけて覚えていたのかもしれない。

「まあいいわ、その辺に隠れてなさい」

構っている状況でもないので、適当にあしらいながら滑り台の頂点から飛び降り、裕司の隣へと着地する。
夏実から見て中学生に一方的に襲い掛かっていた卑劣漢はまだ生きている。
ならばとどめを刺さなければ。

「ルッピーも、ちょっと下がっててね」

裕司に向けた声とは明らかに声色を変えて、己の背負った荷物に語りかけた。
これからここは戦場となるのだ。
大事な大事な友人に万が一があっては困る。
彼女には安全な場所に待機してもらわなくてはならない。

とは言え、現状彼女は自力で動ける状態ではない。
故に、夏実はいくつかの装備を手元に残し、断腸の思いながら、弟の友人と思しき少年へと彼女の入った荷物を預けた。

「貴方に一時預けるわ。ルッピーの事よろしくね。
 けど、もしルッピーに何かあったら――――――殺すわよ?」

有無を言わせぬ一方的な命令。
姉弟間において年長者がそのような理不尽を行うのはそれほど珍しい事ではない。
裕司としてもその言葉に従うのに抵抗はない。

だが、その中に含まれた『殺す』という言葉には僅かに背筋を凍らせていた。
それは、いつもの冗談めかしたモノとは根本から違う、本気の色が見えたからだ。
冷たさを帯びた本当の殺意が。

「っあぁぁぁあ、こ、のっ…………!」

地面を転がるスケアクロウはなんとか炎上する仮面を脱ぎ捨てることに成功する。
そして未だ炎の止まぬそれを、勢いに任せて地面へと叩きつけた。
放り投げた後でハッとして、慌てたように何度も炎を踏みつけ消火を試みる。

「ぁあ…………俺の、俺の案山子が!」

だが、必死の消火活動も空しく、案山子を描いた手製の麻袋を炎が伝い、中央から消えてゆくように焼け落ちてゆく。
それはただの麻袋で作られた仮面ではない。
彼の案山子信仰の象徴ともいえる代物なのだ。
その象徴が、燃えカスとなって消えてゆく。

そして、全てが黒い消しクズになってしまったところで、絶望したようにスケアクロウが膝をつく。
信仰の対象たる案山子が死に。
信仰の象徴たる仮面をも失った。
残った燃えカスは風に浚われ塵すらも残らない。
全てが燃え尽きたスケアクロウはただうわ言のように案山子と繰り返す事しかできなかった。

「……案山子?」

だが、スケアクロウのうわ言に、意外にも夏実が反応した。
何かに思い至ったのか、そう言えばと手元に残した荷物を漁る。

「ねぇあなた」

かけられた声に反応して、地に落ちたスケアクロウの視線が上がる。
夏実は荷物から取り出した仮面を、前方に突きつけながら尋ねた。

「あなたが案山子?」

スケアクロウが目を上げた先。

そには聖遺物があった。

見紛うはずもない。
それは、運命を変えたあの日、痛烈に脳裏に焼き付いた。

――――案山子の面だ。

スケアクロウが、ゆらりと幽鬼のように立ち上がる。
天啓を受けた気分だった。
その瞬間、スケアクロウの中で全てが繋がった。

「そうだ、俺が、案山子だ。いや――――案山子が俺だ」

取りつかれたようなスケアクロウの言葉に、やっぱり、と夏実は納得を得る。
案山子は彼女が殺した初瀬ちどりが殺したはずである。
その案山子が生きているという事は、やっぱり死んだ人間は生きている。
彼女の望む人物は死しても死なず。
彼女の望まぬ悪は死すれば滅ぶ。
そんな彼女の無茶無茶で矛盾だらけな生死感は、肯定を得ていよいよ確信へと至った。

「そう、なら」

死になさいと、夏実が無慈悲な再殺を行おうとした瞬間、その眼前を缶の様な物体が山なりに横切った。

それはスケアクロウの放り投げった焼夷手榴弾だった。
手榴弾が地面に落ちると同時に、爆炎が上がり少女を中心とした一帯が炎に包まれ、鉄骨すら溶かすとされる燃焼温度がその身を焼く。

だが、その少女を確実に焼殺せしめるはずの凶器はしかし。
少女の命はおろか、その身を焼く事すら叶わなかった。

彼女の宿す甕速日神は彼の武甕雷男神と同格とされる炎の神だ。
炎は彼女の支配下に置かれ、彼女を焼くことなど叶わないのである。

だが、彼女が防げるのは炎だけであるとも言える。
炎以外の爆風やそれによって巻き上げられた砂塵などは防ぐことが出来ない。
右腕に剣を、左腕に仮面を持ちながら、夏実は鬱陶しげに口と鼻を二の腕で覆い、炎が止むのを待つ。

だが、そこにスケアクロウが炎の壁を破って飛び出してきた。

己が身を焼きながらの特攻に虚を突かれ、夏実の対応が遅れる。
どころか迫る相手に夏実は反射的に目を閉じてしまい、致命的なまでの隙を晒してしまう。

だが、スケアクロウはそんな事には目もくれなかった。
ただ一直線に、夏実の左手に飛び掛かり、傍から見ればどうでもいいような仮面を手に取った。

「ふへ…………ふははははは…………」

飛び掛かった勢いのまま炎の外へ離脱したスケアクロウの口から、狂気を秘めた乾いた笑いが漏れる。
何の防御もなく炎の中に突撃したため、僅かに身を焼かれ火傷を負ったが、そんなことはどうでもいい。
今彼の手の中には何物にも代えがたい聖遺物がある。

案山子と共にこの場に呼ばれた自分。
余りにもあっけない案山子の死。
己の手に案山子の手記が渡った事。
そして今、この手の中にある案山子の仮面。
まるで何かに導かれるように、おあつらえ向きに集められたこれらの材料には運命が感じられた。
スケアクロウの中で脳内シナプスがかつて無いほど活性化し、ただ一つの冴えた答えを導き出す。

案山子の仮面を被る。

案山子の後継者になるのではない。
第二の案山子になるのではない。
案山子を生き続けさせる方法それは。

「――――俺自身が案山子そのものになる事だ」

そこにいたのはスケアクロウでも、ましてや槙島幹也でもなかった。
それは案山子と呼ばれる正義の断罪者であった。

脳内麻薬がドバドバと溢れ興奮が冷めない。
股間はギンギンに勃起し絶頂にも似た幸福感に全身が包まれている。
頭痛や苛立ちも、火傷や骨折の痛みと共にどこかに吹き飛んだ。
今ならば出来ない事などないという万能感すら感じている。

既に日記は熟読した。案山子の思考はトレースできる。
いや、もはや案山子をトレースする必要すらない。
案山子とは彼であり。彼の行いが案山子の行いとなるのだ。
案山子とは民間習俗の中では田の神の依代であり、山の神の権現とも言われている。

今この瞬間、狂信者は神となった。

スケアクロウ、否、案山子が両手を広げる。
それは巨大な十字の様でもあり、田畑に突き立てられた案山子の様でもあった。

君臨する案山子を前に、夏実はブンと日本刀を振った。
その行為に、勢いを弱めつつあった炎は完全に鎮火され焼け跡を境に案山子と夏実は対峙する。

そもそも彼女が裕司を襲っていたスケアクロウを攻撃したのに深い理由はない。
ただ、人を襲っているのだから悪い奴に違いない。その程度の浅慮である。
それだけの理由で躊躇いなく人間に火を放ち焼却できる。
それが今の尾関夏実という人間である。

もとより彼女の精神は限界だったのだ。
親友である朝霧舞歌の死が完全な引き金となった。
いや、もうとっくに壊れてしまっていたのかもしれない。
今の彼女に残っているのは親友たちの幻影。
その親友が残した、残したはずの夢だけだった。

故に彼女は正義を行う。
悪を挫くヒーローとして、あるいは弱きを助ける騎士として。夢を引き継ぐモノとして。
正義という名の元ならば、どのような行為も許される。
卑劣も卑怯も、人殺しさえも正義ならば許される。

『大丈夫だよ夏実。夏実は何時だって正しい』
「そうだよねルッピー!!」

晴れやかな声で夏実は叫ぶ。
彼女の中のルピナスが彼女を肯定する限り、彼女は正義のヒーローであり続けられる。

「我は正義の断罪者。これより正義を執行する! 故に―――――」

バネ仕掛けの玩具が跳ねるように案山子が動く。
拳銃を取り出し、少女へと銃口を向ける。

「悪は許しちゃいけないんだよね。全部全部駆逐しないと! だから―――――」

ゆらりと陽炎のように揺らめき少女が動く。
少女の眷属たる炎を尻尾のように従えて。

『―――――死ねよ、悪党』

二つの声が交錯する。
銃声と共に消炎と弾丸を掠め取る炎が揺らめく。

互いを悪と断じる、正義のヒーローと正義の断罪者が衝突する。

【H-8 公園/朝】
【スケアクロウ】
[状態]:案山子、絶頂(脳内麻薬により痛みを感じない)、全身の至る所に打撲、肋骨にヒビ、顔面に中度の火傷、全身に軽度の火傷
[装備]:手斧、コルト・ガバメント(6/8)、生命探知の羅針盤、案山子のマスク
[道具]:焼夷手榴弾(3/5)、案山子の手記、ランダムアイテム0~1(確認済)、予備弾倉×1、基本支給品一式×2
[思考]
基本行動方針:俺が案山子だ
1:案山子として悪を捌く

【尾関夏実】
状態:健康
装備:神ノ刀(甕速日神)
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:殺し合いから脱出する。ルッピーを喜ばせるために悪人は殺す。
0:目の前の案山子を殺す。
1:ユキ、星、九十九、ルッピーの家族、魔王軍を探す。
2:悪人は殺してルッピーに捧げる。
※魔王軍の情報、ルピナスと暗黒騎士が死んだ原因を知りました。ただし全て暗黒騎士の主観です
※火に関する能力を習得しました
※喘息薬を飲まなければ最悪、吐血します
※ルピナスの声が聞こえています。
※荷物は裕司預けていますが、もしかしたらいくつかの武器は手元に置いているかもしれません

【尾関裕司】
[状態]:裏松双葉の肉体(♂)、右太ももに中度の切り傷
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、天高星のランダムアイテム1~3
    夏実の荷物(基本支給品一式、ランダムアイテム5~13、夏みかんの缶詰(残り4個)、黄泉への石(残り4個)、記念写真、ルピナスの死体、ショットガン(5/7)、案山子の首輪)
[思考・行動]
基本方針:バラッドさん達と合流したい
1:姉ちゃん…………だよな?
2:バラッドさん、鵜院さん(あとついでにピーター)にザ・ニューユージーを披露する。
3:どうよこの女顔。どうよこのロンギヌス。
4:次は童貞卒業を目指す。
※放送を途中から聞けていません。

073.憧れ 投下順で読む 075.戦士の心得
時系列順で読む
Hyde and Seek スケアクロウ Red Fraction
尾関裕司
Eyes Glazing Over 尾関夏実

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最終更新:2016年03月02日 17:37