【名前】鑑 日月(かがみ ひづき)
【性別】女
【年齢】17
【罪状】殺人罪
【刑期】死刑
【服役】半年
【外見】腰まで届く漆黒の長髪、妖艶な雰囲気を纏った絶世の美少女
【性格】
向上心が異常に強く、己の欲望に忠実。
冷酷無慈悲で自分以外の全てを見下しているが、
アイドルという世界だけは本気で愛してしまい、極めて強い愛着と執着を見せている。
【超力】
『偶像崇拝(アイドラトリィ)』
彼女自身がその場を舞台(ステージ)として認識することで発動する能力。
神憑り的な身体能力、表現力、歌唱力、そして天運を得る。
彼女自身の邪悪な欲望と、輝ける世界(アイドル)への愛という相反する2つの感情が強くなるほど効力が高まるが、
どちらか片方に偏ってしまうと逆に能力は弱まってしまう。
能力をフルに発揮しようとした場合、文字通り人格を引き裂くレベルの苦痛が伴い、精神崩壊にもつながりかねない。
【詳細】
彼女は生まれながらにして絶世の美貌と悪魔的な頭脳、そして苛烈な野心を有していた。
両親はごくごく平凡な人間であり、彼女の受けた教育は決して悪いものではなかったが、
彼女には周囲の人間全てが愚物にしか見えず、わずか10歳にして今までの生活全てに見切りを付け裏社会に足を踏み入れる。
そしてたった数年で暴力団や複数の資産家・政治家に取り入ることに成功、彼らを手玉に取って欲望の限りを尽くした。
このまま生きていれば彼女は稀代の悪女として名を残したであろう。
だが、ある日街を歩いていた時にとある芸能プロデューサーからアイドルにスカウトされたことで全ては一変する。
本人は芸能界にコネを作るチャンス程度の考えだったが、生まれて初めて見た輝ける世界に本気で魅了されてしまう。
その美貌と才能で人気街道を駆け上がっていくが、活動を続ければ続けるほど周囲の輝きと己の内に秘めた邪悪性の板挟みに苦しむことになり、精神が擦り減らされていく。
そして遂に、彼女の裏の顔が芸能プロダクション側に知られてしまう。
彼女を金の卵と見てスキャンダルの根を摘み取りたい芸能界上層部、
鑑日月は我々の女であると所有権を主張する彼女が取り入っていた暴力団、
彼女をただ一人の少女と見て幸せを願うプロデューサーとマネージャーという三者の極秘会談が行われることになったが、
その席に於いて、光が奪われるかもしれないという恐怖に駆られた彼女の精神が遂に破綻。
半ば狂乱状態で超力を発動させ、プロデューサーとマネージャーだけを除きその場にいた全員を殺害した。
生き延びた2人の眼には、その時の彼女の姿は神々しいほど輝いて見えたという。
戦闘能力的には、他人に頼るという発想が無く、与えられたボディーガードなども信用していない為、
その辺のチンピラくらいなら超力なしでも軽くあしらえる程度の自衛術は心得ている。
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他の受刑者との関係 ※ネタバレ注意 |
※設定上の関係性や本編で言及された面識。
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最終更新:2025年04月12日 11:30