【名前】ソフィア・チェリー・ブロッサム
【性別】女
【年齢】21
【罪状】殺人罪、暴行罪
【刑期】無期懲役
【服役】3ヶ月
【外見】ワインレッド寄りの赤色の髪、長さはショートで、瞳の色は紫色。着痩せするタイプ。
【性格】
元来は穏やかで礼儀を尽くすタイプの令嬢だったものの、両親を目の前で殺され自分一人が後記の超力により生き残ってしまった事で何の罪もない命を理不尽に奪い取る者への怒りと悲しみを抱いて、超力を悪用する犯罪者達との戦いに身を投じた。
努力を苦に思わないタイプ。

他者とは一定の距離を取りたがるが、一度仲良くなった相手には重たい感情を向けがち。
両親の死や後記の彼氏との死別により、ただ見てるだけしか出来ないという状況そのものに、また自分ひとりが置いて逝かれる事にトラウマを抱いている。

一人称は「わたくし」で、基本常に敬語で話す。
【超力】
『例外存在(The exception)』
他者の超力により齎された事象の影響を受けない。
例えば空間を歪曲させて攻撃を防ぐ超力持ちが居たとすれば、ソフィアの攻撃はその空間歪曲をぶち抜くことが出来る。
常時魅了を発動させる超力持ちが居たとすれば、その効果がソフィアには発揮されず相手を平然と殴り倒せる。
対象を防御無視系の超力で殺せる相手が居たとすれば、その能力ではソフィアは死には至らず戦闘を続行可能となる。
超力の能力や代償などで世界や歴史、存在の抹消等が行われた場合、例外的に改変前の記憶や抹消された存在関連の記憶等を保持出来る……と言った感じである。

ただしあくまで影響を受けないだけであり、対象を制圧できるか否かはソフィア自身の攻撃力防御力素早さや立ち回り等でのみ決まる。

【詳細】
元対超力犯罪用の特殊部隊所属。
元来は穏やかで礼儀を尽くすタイプの令嬢だったが、両親を目の前で殺され自分一人が後記の超力により生き残ってしまった事で、超力を悪用する犯罪者達との戦いに身を投じた少女。経緯故に何の罪もない命を理不尽に奪い取る者が大嫌い。

部隊への配属が決まってからは何度も死にかけながらも、血の滲むような努力も併せて死線を越える度に身体能力等を向上させる中、気にかけてくれていた同僚と恋に落ち、やがて付き合う事となった。
しかし2年前勃発した、地球そのものが終焉を迎えるかどうかの瀬戸際の危機に陥ったある事件の解決の為彼は自らの超力を行使。
対価を払う事で願いを実現する超力により、彼が対価としたのは己の存在そのもの。
必死に止めようとするソフィアだったが、結局他に方法を見つけれず…彼はソフィアに謝った後己の存在と引き換えに、事件の勃発そのものを無かったことにしてみせた。
…世界は改変された、故に誰も彼のことは覚えていなかった。──超力により、彼の事を忘れなかった或いは忘れられなかったソフィアひとりを除いては。

止められなかったという後悔を、決して癒えない傷を抱きながらも彼が護った世界を……と考えていたものの、1年と数カ月の間部隊でひとり戦い続ける中、何も変わらない世界の有様に心をすり減らした果てに除隊。

(こんな世界の為に、わたくしの大切なあの人は犠牲になったんですか??)
と、胸中に生まれた疑問を抱きつつ故郷で暮らしていたものの、ある時故郷を焼かれてしまう。
自分に良くしてくれていた人達や昔からの付き合いだった人達を焼き殺され目前で息絶えていく様を見せつけられた結果、ソフィアは憎悪に飲まれた。

部隊に所属していた頃積み重ねた経験と努力は裏切らず、焼き払うように指示を出した悪徳政治家の元に辿り着き、悪びれない様子な相手にソフィアは怒り狂い政治家を惨殺と相成った。
そして捕縛されアビスへと投げ込まれて今に至る。政治家以外は殺さず無力化に留めた事と情状酌量の余地はあった為刑期は無期懲役で済んだ。

現在ではすっかり、彼が存在を投げ捨ててまで救う価値はこの世界には無かったという諦念を抱いており無気力となっている。


+ 他の受刑者との関係  ※ネタバレ注意
※設定上の関係性や本編で言及された面識。

キャラ 関係 初言及
恵波 流都 犯罪者「ブラッドストーク」として存在を強く警戒していた。 009.このまま歩き続けてる
ジェーン・マッドハッター 特殊部隊に属していた時に彼女を逮捕した。 046.交わらぬ二つの希望

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最終更新:2025年04月13日 17:20