【名前】烏宿 ひなた (カラトマリ ヒナタ)
【性別】女
【年齢】17
【職業】高校(二年生)
【外見】身長182cm。癖っ毛のロングヘアを大きなリボンでポニーテールに束ねている。
女性としては高身長なその体格相応に、いろいろなところがデカい。
目鼻立ちがはっきりして整った顔立ちだが、良くも悪くも表情豊か。黙っていれば美人と呼ばれるタイプ。
【性格】
活発で快活な楽天家。好奇心旺盛だが、興味の薄い事柄への関心はとことん薄く忘れっぽいことから、鳥頭とあだ名されることも。
【異能】
『発電器官 (ジェネレイター・オーガン)』
体内に蓄積されたカロリーを消費して、体の任意の箇所から放電する能力。電流を流したければ、対象に体のどこかで接触する必要がある。放電の際は頭髪が淡く光を放ち、フルパワーでは眩い金色に輝く。
瞬間的な最大出力は2000~3000W程度と家庭用電力並である。対人・対ゾンビ共に、触れることさえできれば十分な攻撃力を期待できる。金属の棒やワイヤー越しに電流を流すのも有効。
エネルギー効率が非常に良く、1日分の食事で家1軒分の電力は余裕で賄うことができる。食事のカロリー→発生電力の変換効率は10~20倍程度。永久機関が発生しちまったなぁ。
特筆すべきはその制御能力で、電子機器の稼働やバッテリーの充電といった、精密なコントロールを要する発電を非常に軽い精神負荷で制御できる。慣れれば寝ながらスマホの充電もできる。
【詳細】
山折村の高校に通う少女。生物部所属。
好奇心が旺盛な彼女は野山に分け入り、目についた動植物を採集しては標本にしたり、興味が湧いた生物の生態を観察してきた。最近のマイブームはキノコらしい。自宅の庭で様々なキノコを原木から育てている他、毒と判っていても口に入れて味を確かめるなど、探究心のためなら危険スレスレの行為も厭わない。
17歳にしてに山折村周辺の固有種を何種類か発見しており、生物学界隈ではちょっとした有名人である。
山の生態系に詳しい
嵐山 岳 を『せんせー』と呼んで慕い、よく彼の猟について行く。
山狩 昴 に教えを乞って鳥獣の剥製や生物標本作成の手ほどきを受けており、そちらは『ししょー』と呼んでいる。
生来の運動神経が特に良い訳ではないが、山歩きには慣れている。そのため体力はその年代の女子としては高水準で、見かけによらずかなり身軽。
嵐山岳の母校である大学への進学を希望している。理系科目の成績は総じて学年トップクラスだが、文系科目が総じて壊滅的で、目下の悩みのタネとなっている。
父は東京都内で研究職として単身赴任中。彼の仕事の内容は”守秘義務がある”として一切知らされていない。給料は良いらしく、母と住む山折村の一軒家はそこそこ広い。
“『未来人類発展研究所』で副所長をやってる
梁木だヨ。”→「どこかで見た気がする顔のような、しないような……。」
最終更新:2024年06月22日 21:04