アットウィキロゴ
プロポスレ@Wiki
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

プロポスレ@Wiki

咲夜3

最終更新:

orz1414

- view
管理者のみ編集可
■咲夜3


「咲夜お手」
「わん」
「咲夜おすわり」
「わふん」
「うぎぎぎぎgかぁわいいなぁー咲夜はぁ~」
「??」
「よーし、パパ咲夜と一緒に風呂に入るぞぉ~」


カポーン


「こら咲夜!あばれるんじゃない!風呂桶に毛が入るじゃないか!」
「く~ん」・・・
「ほ~らよしよし良い子良い子、あとでジャンキー食わせてやるよ」
「わん!わん!」

5スレ目>>304

───────────────────────────────────────────────────────────

月がこんなに綺麗だから、思わず紅魔館の屋根に登ってしまった。
何で紅魔館nかって?消去法でここしか残らなかったんだよ。
まず候補に入ったのが永遠亭。だが、月見だんごに何を盛られるか分かったもんじゃないから却下。
次に候補として上がったのは博麗神社。毎年毎年どんちゃん騒ぎで収集が付かなくなるから却下。
あと、萃香に月見酒の呑み比べなどを挑まれようものなら最悪だ。月見酒はしんみりと嗜むのが通なのだよ。
で、残るは紅魔館。ここは湖が近くて涼むには最高の場所だ。レミリアは霊夢の所に行ってて不在だけど。
ちなみに正式に招待されてないから不法侵入扱いなんだなこれが。カリオストロよろしく壁をよじ登って潜入する。

「よっ、と。おぉ、絶景かな絶景かな」
遠くの山やら空の雲やらが月明かりに照らされて浮かび上がる。手を伸ばせば月さえも掴めそうだ。
しかし風が強い。庭の木々はざわめき、空の雲はもの凄い勢いで流れて行く。
「あら、あなたも涼みに来たの? 呼んだ覚えは無いんだけれどね…」
どうやら先客がいたようだ。屋敷のメイド長が屋根の上で佇んでいた。
この強風でも靴下とスカートの間の絶対領域は揺ぎ無い。少しくらい見えても良いものの…
え?何がって?そりゃあ旦那、こっちはスカートを履いたメイドさんを見上げる形になるんだぜ?
「屋根とメイドと夕涼み、か。なんかミスマッチで面白いな」
「もう深夜よ? それに、招待していない客人には即刻退場して頂かないとね」
「堅いこと言うなって。隣座るぞ? だめか?」
そう言いながら腰を降ろす。世の中やったもの勝ちなのだよワトスン君。
「言いながら座らないの。……仕方が無いわね。今夜の月に免じて特別よ?」
「サンキュ。いやぁ、屋根の上から見る夜景はいいなぁ」
「この辺りにはここ以外に建物が無いから、見渡す限り真っ暗よ?」
「なあに、どんなに暗い夜でも俺の北極星はいつでも輝いているから問題無い」
そう言いながら咲夜の肩を抱き寄せ……ようとしたが逃げられた。
「……その程度じゃあ口説いている内には入らないわね」
そうは言っているが、頬が少し紅く染まっているように見えるのは、屋敷の壁の色のせいだろうか?
「その割には顔、真っ赤だぞ?」
「えっ? あ、そ、そんなことは……」
「嘘。暗くて見えないよ」
「っ!?」
おぉ慌ててる慌ててる、こんな珍しい光景滅多にお目に掛かれないからな。いやぁご馳走様でした。
「ま、いつもお仕事お疲れ様ってことで」
「言うようになったわね……仕返しよ」

刹那、時の流れが止まったかと思うと



ちゅ

頬に何か柔らかいものが触れた感触と同時に時が動き出す。

「……真っ暗で見えないわね?」
「そ、そうだな……」
「……ふふっ」
「あれ、今珍しく笑った? 笑ったよな?」
「…………さぁ」



うーむ、どうも昨夜さんは難しいな……

5スレ目>>585

───────────────────────────────────────────────────────────

「お嬢様の命令なの。ごめんなさい…」

咲夜さんの声に、いつもの優しさは……ない。
何かの冗談かと思いたかった。しかし、咲夜さんの目の色を見て冗談でないというは分かった。

「…っはは、何でさ」
乾いた笑い。
普段の「オレ」を演じるコトは、できなかった。

「自分では気付いていないみたいだけど、あなたはイレギュラーな存在。
 スキマ妖怪の能力もお嬢様の運命操作も通用しない。そんなあなたが負の方向へ目覚めたら……」
幻想郷のパワーバランスは崩れて、世界そのものが崩壊する……か。図書館の主も言っていたな。
つまり、スキマ妖怪の力で元の世界へ戻せないのなら――

あとは俺を殺すしか方法が無いというのか。

いくらイレギュラーな存在とはいえ、今の肉体は生身の人間そのもの。殺すなら今のうちという訳だ。


ぶしゅり。

そんな音と共に、オレは地に伏した。どうやら右足を斬られたらしい。
……逃がすつもりは毛頭無いってことか。

「他に方法が無かったの。容赦はしないわ」

二度目の衝撃。
銀色に光るナイフの刃が、今度は左足を切り裂いた。

容赦しているんだかしていないんだか、わからない。
足を刺すなんて面倒な事をする前に、腹でも頭でも刺せたのに。


そう。その気になれば、赤子の手をひねるぐらい簡単に、俺を殺せる。
時を止めて、1080度全方位からナイフの集中砲火を浴びせればいい。

何故だか、俺は。
咲夜さんに看取られて最期を迎えられるなら、幸せかなぁ……などと考え始めていた。

それで、気付いてしまった。
つまりオレは、どうしようもなく咲夜さんのコトが好きだったというコトに。

「これで最期ね。何か言い残すことはあるかしら?
 もう少し抵抗するかと思ったけど、何もしてこないのね」

見れば、咲夜さんはナイフを振り上げている途中だった。
ここで何も言わなければ、彼女はナイフを振り下ろすだろう。

……だけど、そんなコトは、出来るはずがない。

「馬鹿なこと言うな。俺が、あなたの事を傷つけられる筈が無い。
 それに、オレはあなたに殺されたって別に構わない。
 最期まで昨夜さんの傍にいられて、オレは本当に幸せだったんだからさ
 これだけは最期に言っておく」


 俺はな。…お前に殺されるなら、後悔なんて一つたりともないんだか…r


急に目の前が真っ白に染まり、俺の身体は地面に崩れ落ちた。
どうやら両足からの出血が予想を遥かに上回る量で、体中の血液が抜け落ちたらしい。
これがウワサの出血多量ってヤツか。


――ナイフは、いつまでたっても落ちてこない。

当然だ。
咲夜さんは、ナイフを捨てて俺の身体を抱き起こしているのだから。
もう目の前は白一面の世界で何も見えないハズなのに、ふと瞼を開いてみると…


咲夜さんは泣いていた。
あぁ、もう少しだけ……この顔を眺めていたい。

…でも、そろそろ限界だ。
まぁ、単なる貧血に過ぎないだろう。

咲夜さんは必死に何かを叫んでいるけど、もう何も聞こえない。


――次に目が覚めて、紅魔館か永遠亭のベッドで起きた時に、また彼女に会えると期待して



俺は瞳を閉じた。



Ending No.19  伝えられなかった想い(咲夜編)

(後日談を見たければ、ノーマル以上でノーコンティニュークリアをめざそう!!)

5スレ目>>599

───────────────────────────────────────────────────────────

 咲夜さんにアタックをしかける事数週間
 努力の甲斐あってか、遂に向こうからアプローチが来た!
 そう、それは激しい雨の降る日だった……




 ……雨は雨でも、ナイフの雨だったけどな!





「う! あああああああああ……
 ヒトゴロシーーーッ!!
 ハァ、ハァ、ハァ
 いきなり何をするんですか咲夜さん!!
 死んでしまうじゃないですか!!」

「あら? 少し激し過ぎたかしら? ごめんなさい。
 うふっ、あなたって案外ノーマルなのね。
 でも人殺しよばわりはひどいわ。
 また今度、あなたの準備が出来てから、ゆっくりと愛を確かめあいましょう、○○」

「さ、咲夜さん!
 そんな!
 それが君の愛し方だなんて!
 激しいよ咲夜さん!
 激し過ぎるでヤンス~~~~~~!!」


 正直、反省してる
 だが俺は謝らない

5スレ目>>823

───────────────────────────────────────────────────────────

121 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 02:16:31 [ 3xLW6UFg ]
あーあ、抱いてもいいのよとか誘惑してきたさくよさんをただぎゅっと抱き締めて
ちょっとだけ困惑されつつもそっと抱き締め返されてそのままほんわかのんびりしたひと時を過ごしてーなぁー


122 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 11:56:56 [ KTEsP7Cg ]
>>121
さくよさんと申したか


123 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 15:17:41 [ 7/c0..Vw ]
>>121
さくよさん? 咲夜さんじゃないの?
ところで、スレちがいで申し訳ないが。
貴方に合うSSを探すスレで紹介している以外に、オリキャラ(ドーリム)小説がのったサイト誰かしらない?


124 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/12(日) 15:25:26 [ N6O1WR7U ]
>>121を見て本の精を思い出した。
で、>>121の内容で本の精を書いてみる。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆

「〇〇、私を抱いてもいいのよ」
咲夜(さきよ)がいきなりそんな事を言って来た。
次の瞬間、俺と咲夜は自分の部屋に移動していた。

―― 恐らく時を止めたのだろう

俺は無言で咲夜に近づく。
「(……所詮は元人間か)」
咲夜は何かを呟いた。
その目に映っているモノ、それは失望。
俺はそれに気付かずに咲夜を抱きしめた。


―― 数十秒経過


「…〇〇 ?」
咲夜は抱きしめられたまま困惑したような声で俺の名前を呼ぶ。
「んー?」
俺は咲夜の温もりを感じながら、生返事を返した。

……やばい。なんか、眠たくなって来た。

「どうして ?」

何が【どうして】なのかよく解らない。半分寝ている頭をフル回転させて考える
が、全く解らない。

「俺は咲夜が抱いていいって、言ったから抱きしめたなんだけど……」

咲夜はキョトンとした後、笑いを堪えるように肩を震わせる。

その瞳から失望の影は消え、あるのは【呆れ】と少しの【喜び】だった。


そして、現在の情況に今気がついた様に赤くなり、おずおずと俺の身体を抱き返
した。


残り頁数

      ――????頁


6スレ目>>121-124

───────────────────────────────────────────────────────────

223 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 05:25:50 [ ZUVDTdVQ ]
「咲夜さん!! 俺、貴女の事が――ってか既にいないし! 消えたし!」


224 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 05:45:38 [ aB4sagP. ]
斬新な振られ方だw


225 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 06:41:19 [ JhUuo/D2 ]
そこは恥ずかしがって逃げたに90crn


226 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 14:03:24 [ x3eeEr8E ]
いやいや、幻想卿を出る日がかならずくるから故意に避けてるんだよ。


227 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 14:07:04 [ NwuH/ogg ]
良い方に解釈すれば廊下の影あたりで真っ赤っか……かな。


228 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 15:02:19 [ pYWeKQjI ]
そして、廊下の影から○○を見つめるようになる……かな。


229 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 21:38:16 [ QlRGW/MI ]
更に後ろの影からお嬢様が恨めしそうに見つめるように……かな。


230 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/21(火) 21:45:10 [ jtJDY/4g ]
 で、その事をお嬢様に見られてさらに赤面……かな。


6スレ目>>223-230

───────────────────────────────────────────────────────────

歪んだ世界の中を歩いていく。数歩先に見えるのは鬼火。それ以外は出鱈目としか言いようのない空間。
鬼火は道標、この空間で迷わないためのもの。これが無ければ自分自身も出鱈目の一部になってしまう。
どれぐらい進んだだろうか。鬼火の火が広がり、空間の一部が穴になった。

――その先に見えるのは最近になってありつけた就職先。

穴をくぐり、地面に足を乗せ……られなかった。
「だぁっ!?」
急に足場が無くなり、思わず声を上げる。そのまま回転し、地面に一点倒立。
……要は着地に失敗して頭からまっ逆さまに落ちた。
「ぷっ、ぷくくく……」
「……っ、くくっ……」
周囲から笑いが漏れる。……よりによって門の近くで降ろしやがって。
「……警備のメイドさん達?頼むから根っこになった俺の頭を地面から抜いてやってほしいんだけれど」
俺の台詞を聞いた瞬間、門の向こうにいたメイド達が爆笑し……

突然、頭で立った。

この言い方は正確じゃない。詳しく説明すると『爆笑していたメイド達が次の瞬間杭のように逆さまになって地面に突き立ってた』、ということだ。
しかしスカートは裾を紐で縛ってあって捲れていない。……くそう。こういう場合はおふぁんつも丸見えだろうが。
「お帰りなさい、__。荷物はちゃんと紫に頼んだかしら」
そして背後に気配。……どうやったのか考えたくは無いがこの惨状(男的な意味で)の犯人であり、俺の上司でもある人。
「ええ、食料品は食堂の保管庫、消耗品は備品倉庫の方に頼みました。……というか抜いて下さい。これじゃあ生殺しですよ咲夜さん」
スカートの中身を見られたくないからという意外に乙女ッチーな理由で俺の後ろに立った咲夜さんが、思いっきり俺の頭を蹴り飛ばした。
「あだぁっ!」
首の骨に負担がかかり、ちょっと嫌な音が鳴った。
「ふざけていないで納品数のチェックをしなさい。特に食料品は見直しをちゃんとお願いね。場合によってはいろいろしなくちゃいけないから」
何をですか!?そう聞けないのがつらい。
「……わかりました」
痛む首を押さえ立ち上がる。しかし誰もいない。
「相変わらず多忙な人だな……」
ふと地面を見るとメッセージが。
『ポケット』
すぐに今着ている服のポケットを探す。すると紙片が出てきた。
そこに書かれていたメッセージを見て苦笑する。
「……まったく」
そして、地面のメッセージを靴で消して、自分の勤務に戻るために目の前の館……紅魔館へと走った。

      ***   ***

少し前まではただのイチャスレ閲覧者だった自分が、まさか本当にこちら側へ来れるとは。
幻想郷に着いたとき、最初に思ったのがこの一言だった。
着いた当初はとりあえず村に住まわせてもらい、畑を耕したりしていたが、『ちょっと待て』と心の中で突っ込みを入れられた。
『畑仕事してないで少しは東方キャラと仲良くなろうぜ』
その一言から俺は鍬を放り投げ、受難の日々を送った。
語れば長い話を一気に省略し、現在は紅魔館の使用人として過ごしている。
というわけで、今俺はある部屋の前に立っている。服装は最初に着ていたよそ行きの服と違い、使用人としての制服を身に付けていた。
「メイド長、納品数の点検が終了いたしました」
公私で呼び方を変える性格なので、仕事中は名前ではなく役職で呼ぶ。
「そう、入って」
「失礼します」
中に入ると、咲夜さんが簡素な執務机に乗った書類に目を通していた。
「口頭で報告を頼める?」
「あ、はい。こちらに搬入された物資は搬入前から搬入後のマイナスはありませんでした。ただ……」
咲夜さんに言われ、点検の結果を報告する。
「ただ?」
「何者かがリストに書き込みを加えたようで、必要とは言えない代物まで購入させられましたが」
「……たとえば?」
声が低くなる。
「主に従業員の私物ですね。ゲーム、コミック……中には『おねがいレ○リア』というのもありました」
あえて伏字にしたのはうちの主の尊厳に関わるから、と言っておこう。
「まったく、困ったものね……」
さすがにあきれが行動に出たのか動いていた手が止まり、はあ、とため息をつく。
「いくら__が外の世界を行き来できるからって、呆れたものだわ」
ここで必要なものにはどうしても幻想郷には無い物資も存在する。だけに外の世界を知っている人間が必要だった。
最初のうちは咲夜さんが行っていたらしいのだが、メイド長としての事務もあるために時間が限られてしまう。
そういうわけで俺が来るまでの間はメイド達が交代で物資調達をしていたらしい。
しかし、たまに向こうの人間をいろいろな意味で食べてしまう不遜な者もいたらしく、博麗の巫女も正直頭を抱えていたようだ。
そこでつい最近まで外にいた俺が登場。身の安全と衣食住を保障され、めでたく買い出し要員としての地位を手に入れた。
「正直困りますよ。いつぞやなんて『セー○ームーン』全巻買って来いなんて指示もありましたし」
「馬鹿正直に買うあなたもあなただけれど、ね」
「まあ、セ○ムンについてはフランドール様の希望ですから」
メイドならともかく上司(?)、しかも能力が『すべてを破壊する程度』の妹様に逆らおうものなら残機がいくつあっても足りない。
むしろコンティニューすら出来ない。
「後はこれとか……ですね。メイド長、もとい咲夜さん」
俺が取り出したのは白い袋。
「何で名前で呼んだのかしら……って」
仕事中だというのにプライベートの呼び方を使った俺が気になり、こちらを向いた咲夜さん。
袋の中には一枚のチケットとそのおまけ。
「大丈夫です、他のメイドにも、ましてや紫さんにも気づかれてませんよ。……命がかかってますし」
実は買い出しに出る前に咲夜さんに一枚の紙と言伝を預かっていた。
『これの交換をお願いね』、と。
紙……引換票に書いてあった店名を見たら昔バイトしていたところだったり、咲夜さんってこういうのが好きなんだ、とか思ったり。
そんな感じで買い出し中に交換、彼女の即席スペル『ベクター○ラップ』で封印していた。
そして、冒頭に出てきた紙片にはこう書かれていた。『報告時にブツを持って来い』と。
「恥ずかしかったんですからね。ちょうど付き合いの長かった店長にレジやってもらって、その間ずっとからかわれっぱなしで……」
咲夜さんにブツ……劇場版プリキュア&デジモンのチケット+プリキュアポーチを渡した。
「それは悪かったわ。でも私自身が行こうにも時間も無いし、あなたに頼むしかなかったのよ」
「……役に立てて嬉しいです」
おそらくお嬢様と行くつもりなのだろう。咲夜さんの顔が微笑んでいた。
「報告の続きですが、先ほど言ったとおり余計な買い物をしたせいで少々金銭面でのマイナスがあります。
 赤字というほどではありませんが、それなりの節制は必要かと」
館の維持費やメイド達の食費、その他諸々。それをすべてやりくりしているのは咲夜さんだ。
「そう……今月も厳しそうね……」
「まあ、彼女らにもその辺は覚悟をさせておきましょう。以上で報告は終わりです」
そう言って部屋を出ようとした時。
「待ちなさい」
咲夜さんの声が俺に放たれた。
「何でしょうか、メイド長」
「あなたに頼みたい事があるの」

      ***   ***

「…………言いだしっぺが遅いのもなんだかな……」
現在俺がいるのは幻想郷の外。横○駅地下のトイレの前にいる。
紫さんが無駄に気を利かせてスキマをこのトイレに繋げたのだ。
で。俺が待っている人はもちろん咲夜さんだ。頼みたい事……『一緒に映画を見に行きましょう』という言葉に同意し、こうして外の世界に来た。
咲夜さんはなぜか張り切って二日分の仕事をこなし、後はメイドさん達でも出来る仕事だけを残していた。
しかし、遅い。時間を守らないなんて珍しい事だ。……大方紫さんが軽くからかってるんだろう。
「お待たせ」
「遅いですよ咲……っ」
後ろを向いた瞬間さまざまな感情が俺の中にわきあがった。
……主に大きかったのが『驚愕』、そして『笑い』。
何しろ、小さいのだ。咲夜さんが。全体的に。
大体で小学校高学年、大きく見積もっても中学生くらいにしか見えない外見。
普段の咲夜さんからは考えられないほどの可愛らしい子供服。
そして……肩に下げられてる特典のプリキュアポーチ。
思わず床に突っ伏していた。バンバン叩きながら笑っていた。
「ちょwwwwwww咲夜さんwwwwwwww」
無論直後にナイフを突きつけられたわけだが。
「今の状態だったらあなたを殺しても少しの罰で済むわよね?」
「ごめんなさい」
ナイフを収め、チケットを取り出した。
「仕方ないでしょ?このチケット親子ペアなんだから」
見てみれば、確かに『大人1名様と小人(3歳~中学生)の1名様』と書いてある。
「でも律儀にポーチを持って歩くだなんて……」
「いいじゃないの別に。子供の姿に戻ったんだからそれぐらい許してよ」
「まあ、ギャップがおかしすぎていいんですけど……って、『戻った』?」
咲夜さんの言葉に疑問を感じた。何故『なった』じゃなくて『戻った』なんだ?
「この姿が私の本当の姿。あっちでは他の連中に見下されない為と作業がこなせるだけの体が必要だったから大人の姿になっていたの」
「……なるほど」
確かにこの姿じゃあ、実力を抜きにしても少し前の俺みたく爆笑してしまいそうだ。……主にギャップで。
「それにね」
咲夜さんが続ける。
「いつも甘えられてばっかりだったから、たまには甘えたいな……とか思ったりしたわけで」
顔がほんのりと赤くなる。
……あれ?今すごく可愛くなってませんか咲夜さん?
「驚いたかしら?私、中身はまだ子供だから……甘えたい時だって、あるのよ」
あー、うん。これなんて最終兵器侍女長?体格差でどうしてもなってしまう上目遣いとかその指先を弄るしぐさとか……
「……驚きましたよ。ええ、真面目な咲夜さんにこんなにも可愛い一面があるなんて思いもしませんでした」
「かっ……」
おお、真っ赤になった。お約束すぎますよ咲夜さん。
「……こんな俺でよかったら、思う存分甘えてください。というか俺にだけ甘えてください」
微笑みながら咲夜さんへ言葉を渡す。
「本当に、いいの?」
「ええ」
顔を上げ、年齢相応の笑みを浮かべる。
「ありがとう、__」
思わず頭を撫でようとする手を理性で止め、俺も笑顔で返した。
「それだったら、私の呼び方を変えてほしいな」
「呼び方、ですか?」
「ええ。今の姿でだけ、咲夜、って呼んでほしいの。あと敬語も抜きにして」
一応は年上なんだし、と思っていたが、本人がいいのであれば。
「わ、わかったよ。咲夜……」
つい出そうになる『さん』をこらえていると咲夜さんが吹き出す。
「それでいいの」
笑いながら俺の手を引く。
「ほら!早く行きましょう!」
「あ、ああ」

傍から見れば兄の手を妹が引っ張っているように見えるだろう。
それでも俺は幸せだった。……ようやく見つけることが出来たから。

      ***   ***

「ずいぶん幸せそうじゃない」
「あ、顔に出ていましたか?」
「ええ。まったく、私は熱いのが苦手なのよ」
「すみません。すぐに室温を……」
「そっちじゃないわ」
「……はい?」
「あなたよあ・な・た。まったく、その立場だからこそ平然としていられるようなものだけど他のメイド達はもう怒り心頭よ」
「はあ……」
「で、彼に返事は?」
「……すいません、仰る意味がよくわからないのですが」
「……呆れた。仕事ばかりに集中するからそうなるのよ」
「すいません」
「話すと彼がかわいそうだけど、あなたのような鈍な者には言わなきゃわからないみたいだから教えてあげる。
 前にあなたが彼をキネマに誘った時の『俺にだけ甘えてください』っていう言葉、覚えてるかしら?」
「み、見ていたんですか!?」
「その辺の言及は後にして。アレ、彼からあなたへの告白よ。『君の素顔を俺だけに見せてくれ』……って所かしらね」
「え?」
「ああもうまったくダメだわこの大馬鹿者!しかもその後に『呼び捨てにしてほしいの』だなんて気があるみたいな言い方しちゃって!」
「…………」
「極めつけはその後もたまに仕事を先に終わらせて休んでは外の世界に行ってるそうじゃないの?
 これで今更『あなたの気持ちに気づいていませんでした』とか言うつもり!?」
「…………」
「……咲夜?って気絶してるし。あーもうこの超絶鈍感娘!……__!__はどこにいるの!?この馬鹿ひっぱたいて起こしてやりなさい!」

      ***   ***

さーくやおねえさまぁぁぁぁ(ナイフ

失礼しました。
現在(2006/12)公開中の映画「ふたりはプリキュアS☆S チクタク危機一髪」は時がテーマらしいので「咲夜さんに見せたいな」とか思ってたらこんな事に。

誰かふたりはアリマリB☆S歌ってくれる勇者はいないのか?

6スレ目>>570

───────────────────────────────────────────────────────────

今日は、クリスマス・イブ。
そして、幻想郷の住人が紅魔館に集まっている。
外界ではクリスマスを恋人と過ごしているが幻想郷には男が殆ど居ない。
だから、恋愛沙汰は(女同士でない限り)あるはずが無い。
だから、イブは皆が広い紅魔館の大広間に集まって宴会をするのだ。

「お~い、○○も飲もうよ。ノリ悪いな~」
 と、萃香が背中から覆いかぶさってきた。
 てか、酒ぐらいってレベルじゃねぇぞ! 一体、どれだけ飲んだ!?
 しかし、周りを見ると確かに他の連中はかなりの量を飲んでいる。
 スキマ妖怪と亡霊の姫様は文字通り浴びるほど酒を飲みながら料理を食べている。
 ……まぁ、あの人達は別格だから気にしないでおこう。

 そもそも、俺はこの幻想郷に来て数ヶ月しか居ない。
 ある日、イキナリこの幻想郷に迷い込み途方にくれていた。
 そこを、紅魔館の美鈴さんが助けてくれ色々あって今は、この紅魔館で執事をしている。
 執事と言っても紅魔館のレミリアお嬢様のお世話では無く、その他、雑用が殆どだが……
 その時、この紅魔館のメイドである十六夜 咲夜さんにもお世話になった。
 力のチの字にも満たない俺に体術やナイフの投げ方を教わった。
 時には、紅魔館のパチュリー様にも頼み込んで魔法を教わらしてくれたこともあった。
 本人曰く、
「弱い人間は紅魔館には要らない。だから、強くなってくれないと困る」
 だそうだが、俺はそんな一生懸命に教えてくれた咲夜さんに、いつしか淡い恋心が芽生えていた。

「てか、俺は執事だから酔えるほど飲めないんだよ。仕事もあるし」
 と、俺は後ろに抱きついている萃香に言った。
 萃香は目を丸くしていたが我に返って言った。
「エー、○○ってまだ仕事あるの? ……まぁ良いや。飲めー!!」
「だから、飲まないって言ってるだろうが、この酒乱!」
 と、俺は萃香に綺麗な背負い投げを決めた後、大広間から出て行った。
 頭が少し、クラクラする。
 どうも、酒の匂いに酔ったみたいだからテラスに移動することにした。

 俺がテラスに行くと、其処には咲夜さんが一人で空を見ていた。
 そういえば、大広間には居なかったな。
 こんな所に居たのかと思い、俺は咲夜さんに声を掛けた。
「咲夜さん。なんでここに? 大広間には行かなくてもいいんですか?」
「あぁ、○○。どうも酔いすぎたみたいだからここで休憩してるの」
「咲夜さんもですか。まぁ、俺は酒の匂いで酔ったみたいですけどね」
 と、軽く会話を交わしながら俺は咲夜さんの隣に並んで空を見た。
 冬の空は視界が澄んでいて星が良く見える。
「匂いで酔うなんて、○○ってそんなにお酒苦手だったの?」
「いえ、アルコールには強いと思うんですけど、どうもあそこの空気は苦手だった見たいで」
「まぁ、あれだけ酒気と妖気に包まれてたら並の人間はそうなるわね」
 と、咲夜さんと俺は笑いながら話している。
「そうだ。さっき大広間から出て来るときに持ってきたんだけど○○も一緒に飲む?」
 と、咲夜さんが俺にワインを見せてきた。
「頂きます」
「そう。ハイ、グラス。注いであげるわよ」
 と、咲夜さんが俺にグラスを渡してそれにワインを入れてくる。
 真っ赤な色のワインだ。この紅魔館に良く似合う。
 咲夜さんも自分のグラスにワインを注いでいる。
「乾杯」
「乾杯」
 と、俺と咲夜さんは二人だけの乾杯をし、ワインを飲んだ。
 ワインの味はとても口当たりの良い素晴らしいものだ。
 素人の俺が分かる位なのだからさぞかし高い物なんだろう。

 そして、飲みながら話すこと数十分。ワインも空になっていた。
 しかし、一本のワインを二人で飲んだのに全然、酔いはしなかった。
「さて、じゃあそろそろ戻ろうかしら」
「そうですね。……あぁ、そうだ。咲夜さんに渡したいものがあったんだ」
「私に?」
 俺は自分の服の内ポケットから小さな箱を取り出した。
 俺に色々なことを教えてくれた咲夜さんにささやかなプレゼントだ。
 そして、俺は咲夜さんにプレゼントを渡した。
 咲夜さんが箱を開ける。中には懐中時計が入ってあった。
 俺が咲夜さんに気に入ってもらおうと香霖堂の店主に頼み込んで貰った物だ。
「気に入ってもらえるといいんですが……」
「……ありがとう、○○。じゃあ、私からもプレゼントよ」
 と、イキナリ俺と咲夜さんの周りがテラスでなく紅魔館の屋上になっていた。
 これが、咲夜さんの時間を操る程度の能力なのだろう。
 紅魔館の屋上は明かりも無く星や月が先ほどよりも明るく見える。
「私からのクリスマスプレゼントよ。気に入ってもらえた?」
「凄い。幻想郷の景色とはこれほど素晴しいものだったんですね。とても気に入りましたよ」
「良かった。じゃあ、もう一つ言いたいことがあるの」
「なんですか?」
 俺が聞くと咲夜さんは顔を少し朱に染めていった。
「私は貴方のことが好きになったみたい。良かったら付き合ってもらえるかしら」
 今度は、俺の頭の中の時間が止まった。咲夜さんが俺の事が好き?
 それって、俺も咲夜さんが好きだから両思いって事ですか。
 咲夜さんは俺の方を見ている。 だから、俺もその期待に応える。
「俺も……俺も、咲夜さんのことが大好きですよ、喜んでお付き合いさせてください」
 そして、咲夜さんに近づき口付けをする。
 これほど、このまま一生、時が止まればいいと思った事は後にも先にも無いだろう。




「今よ! そのまま押し倒して!」
「何やってるの○○! もっと咲夜さんを抱きしめて!」
「咲夜さん……お幸せに」
「咲夜、○○。私の了承も無しに恋人とは……まぁ、いいだろう。今日は特別ね」
と、スキマ妖怪のスキマ実況で下の大広間にいる人達全員がこの二人を見ていたのは別の問題。




――――後書き――――

皆さん、メリークリスマス・イブ。
今回は、クリスマス・イブということで長編にしてみました。
まだ、至らない点もあると思いますがこれからも頑張って生きたいと思います。
では、最後までご覧くださって有難うございます。
皆様も残り数日を健康にお過ごしてください。
メリークリスマス。

6スレ目>>579

───────────────────────────────────────────────────────────

―――メイドの仕事、一人じゃ大変でしょう? 俺でよければ、お手伝いさせてくれないかな?

7スレ目>>668

───────────────────────────────────────────────────────────

事の起こりは数日前……夜雀が俺の家に来てから


『きっといいコンサートになるから来てね!!
 あ、あと、あなたの恋人も絶対連れてくること! 絶対よ!!』


と、何故かニヤニヤしながら言ったことからだった。


・

・

・


「ふぅん……いい音色ね、騒霊と夜雀もやるじゃない」

「ふふ、喜んでもらえて何より」


そして今、俺は恋人の咲夜と一緒に夜雀&騒霊のコンサートに来ていた。

咲夜が褒めるだけあり、彼女たちの奏でる音色は素晴らしいものだった。

俺たち以外の全観客が惚れ惚れとして聴き入っているのがその証拠だ。


曲のジャンルがロック、ポップ、クラシックだの

バラバラなのも彼女達らしいといえば彼女達らしい。

そして、やけにハプニングが多いのも幻想郷ならではだろうか?


例えば……確か3曲目「魔理沙はとんでもないものを盗んでいきました」を歌っている最中

妙な服を着た謎の5人組が「すぐに呼びましょ陰陽師! Let's GO!」と歌いながら乱入。

さらに、なぜか永遠亭の面々が乱入して「えーマジ初月? キモーイ」だの

「患部で止まってすぐ溶けて高熱などの症状を緩和します」だの歌っており

某混沌教授以上にカオスだったのは忘れられない。


ああ、乱入といえば数曲前

スウェディッシュポップというおしゃれでポップな曲を演奏していたときに

突如として悪魔のような3人組が

「SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!」

と乱入してきたのはビックリした。

その3人のうち、一番危なそうな奴が

「バイオリン、トランペット、キーボードなど、まとめてレ○プしてくれるわー!!」

と叫んだとたん、キレた騒霊三姉妹の「大霊車 コンチェルト・グロッソ」が発動。

ただ、そいつはマトリックスのような動きで全弾回避してしまった。

スゲェ……

彼らは、一体何者だったのだろうか?

噂によると、隙間がどこからか呼び寄せたらしいが 定かではない。


なお、咲夜は「SATSUGAIせよ!」の歌に

ウットリしてたような気がしたが、気のせいと言うことにしておこう。

と言うか、気のせいであってほしい。


「SATSUGAIせよ……ふふふ」


マジ気のせいであってほしい。





……そんなこんなでコンサートももう終盤。

俺と咲夜は寄り添うようにして心地よい音色と歌声に耳を傾ける。

そして、演奏されていた曲が終わり――――


「みんな、今日はありがとう! 本当に……本当に名残惜しいけれど、次の曲が最後になるわ!!」


観客の間に「えーー」という落胆の声が広がる。

もっと、聴いていたかったのだろう。


「残念だな……あと一曲か」

「そうね、私ももっと聴いていたかったわ」


かくいう俺も……そして、咲夜もやはり名残惜しかった。


「これから歌う最後の曲は、このコンサートに来てくれている、あるカップルに捧げます……ふふふ」


へー、カップルかぁ……誰だろうな。

上白沢先生とその彼氏かな?

それとも、ドールマスターアリスと●●のコンビか?

こないだ、決闘したとか聞いたが……●●が勝って、うまく結ばれあったんだっけか。

あの二人は曲のネタになりそうだしなーーーあっはっはw


「幻想郷初公開! 曲名は――――――――――よ!!」

「「――――は?」」


曲名を聞いた瞬間、俺と咲夜は同時に間の抜けた声を上げた。

そして、俺の頭の中で全てが繋がる。

なぜ、ミスティアは俺をコンサートに誘う時、あんなにニヤニヤしていたのか。

なぜ、ミスティアは必ず咲夜も連れてくるように言っていたのか。


「なお、スペシャルサンクスは文々。新聞記者の射命丸 文さん!!
 彼女の情報をもとに、この歌を作ったわ!!」


あいつは――――

ミスティアと騒霊達は――――




「紅魔館のメイド長 十六夜咲夜 と 異邦人 ○○の愛の軌跡……たっぷり聴いていきなさい!」




俺たちのことを歌にしやがった!!




「ラストナンバー……『十六夜咲夜が倒せない』!!」


うpろだ267

───────────────────────────────────────────────────────────

『十六夜咲夜が倒せない』



―――――― 気がついたら いつもレミリアを狙い そしていつも同じ場所で負けて ――――――



○○「今日もまた、立ちふさがるか……俺の愛の前に」

咲夜「今日もまた、立ち向かうのね……弱いくせに」

○○「やかましい! 今日こそ、お前を倒してレミリア様に俺の想いを聞いてもらうんだ!!」

咲夜「懲りないわね…時間も押してるし、30秒で始末してあげる」



―――――― あきらめずに 殺人ドールに 挑戦するけど すぐに 地に倒れるよ ――――――  



○○「ぐぅっ……あ、諦めて……たまる…か!!」

咲夜「なかなか頑張るわね……なら、もう一発喰らいなさい。幻符「殺人ドール」!!」

○○「ぎにゃああああああああ!!」



―――――― 弾幕スペカがあれば ラクに レミリアの部屋に 着くのに ――――――  



○○「ち…くしょ……弾幕やスペルカードさえ…あれば……」

咲夜「まだ喋る元気があるの? なら、もう一発」

○○「え? いや ちょっと……もういっぱいいっぱいなんですけどってNOOOOOOO!!」



―――――― 何回やっても 何回やっても 十六夜 咲夜がたおせないよ あのナイフは何回やっても よけれない ――――――



○○「い、痛い 痛い! ってか、マジ刺さってるんですけど!!」

咲夜「刺してるのよ……そろそろ、終わりにするわ――――」



―――――― 必死にかわして 逃げ回っても いずれは時間止められる ――――――



○○「て、てめえ また時間止めるつもりか!? 卑怯ナリよ その能力!! 」

咲夜「黙りなさい侵入者! 幻世『ザ・ワールド』!!」

○○「……(青年硬直中)」

咲夜「時は止まる……はい、ジャスト30秒でチェックメイトね」

………

……

…



―――――― 裏口侵入 試してみたけど 完璧メイドにゃ 通じない! ――――――



○○「くくく……前は失敗したが、ここから侵入すればあの殺人メイドに見つからずに―――――」

咲夜「―――― ネズミが一匹」

○○「!!??」

咲夜「こんなところで何をしてるのかしら?」



―――――― だけど 次は 絶対会うために 僕は あいつに勝って 最後に笑ってやる ――――――



(少女(が)ネズミ駆除中)

○○「おーーーぼえーーーーてろーーーーー!!」

咲夜「まったく……しつこいんだから」
  (それにしても、あそこまで、強く想い…想われるって……どんなものなのかしら…?)




・

・

・



―――――― 気がついたら ライフもう 少ししかない そしていつも そこでリポDつかう ――――――



○○「くそ……あの中華門番、てこずらせやがって……ファイト 一発! 諦めてたまるかよ!!」



―――――― あきらめずに 咲夜さんまで たどり着くけれど すぐに少女処刑中 ――――――



咲夜「最近、レミリア様を狙う あなたを見てると不愉快になってくるわ……」
  (私、最近おかしい……この男を見ていると…胸がもやもやして…落ち着かない。)


○○「え? ひょっとして今日機嫌悪いのかってミギャアアアアアアアアアア!!」



―――――― 紅色マジック あれば ラクに 咲夜さんは たおせるけど ――――――



○○「くそぅ……マジ許さん この殺人メイドめ……だが! 今日の文々。新聞の記事から得た情報によると――――」


『紅色マジック : レミリアを倒せば入手できる。咲夜の弱点武器。』

(5面記事『ティウンティウンな同人ゲーム『メガマリ』最強攻略』より抜粋)


○○「――――つまり、レミリアを倒せば おまえは楽に倒せるってことだったんだよ!!」

咲夜「……大馬鹿ね」

○○「グスン……」
  (『な、なんだってー!!』って返してほしかったのに……)



―――――― 何回やっても 何回やっても レミリアまで 辿り着けないよ デフレワールド 何回やってもよけれない ――――――



○○「いてて……あーーーもーーーー! レミリアから武器ゲットする以前に 辿り着けねぇよ!!」

咲夜「お嬢様には近寄らせないって言ったでしょう? だいたい……レミリア様を倒すって、本末転倒じゃないの?」
  (信じられない……私の最高のスペカ『デフレーションワールド』を無傷とはいえないまでも死なずに切りぬけるなんて……)

○○「いーんだよ! まずはお前を倒せればそれでいい!! ギャフンと言わせてやる!!」

咲夜「………」


―――――― デレかけている お茶目なメイドが 素直になれずに SATUGAI ――――――



咲夜「ぎ…ぎゃふん……(////⊿//)」

○○「……」

咲夜「……」

○○「……そ、それはひょっとしてギャグで――――」

咲夜「――――ッ! 『デフレーションワールド』!!」
  (な……何、言ってるのよ私ーーーー!!)

○○「どうみても、実はお茶目な性格です!! 本当にありがとうござい ひでぶッ!!」



―――――― 風呂から侵入 試してみたけど あいつが入ってちゃ 意味がない! ――――――



○○「げ……」

咲夜「あ…あなた……なんで、お風呂場に……」

○○「い…いや、ここから侵入してレミリアを倒しに行こうと…」

咲夜「~~~~~~~ッ!!」


(少女滅殺中)


咲夜「こ、今度やったら 殺人ドール100連発よ!!」
  (み、見られちゃった……この人に…私の裸……)

○○「は…はひ……」
  (こ、こいつの身体……すごくキレイだったな……)



―――――― だけど 次は絶対勝つために 僕の 変わる想いに 白黒つけてやる ――――――



○○「……レミリア一筋だったはずなのに……なんで俺は――――」

咲夜「……あの男は、ただの侵入者のはずなのに……どうして私は――――」

「「―――― 気がついたら、あの女(男)のことばかり考えてるんだろう?」」



・

・

・



―――――― 弾幕スペカがあれば ラクに 貴方の元まで つくけど ――――――



○○「ハー…ハー……くそ、弾幕やスペルカードさえあれば、あいつのところまで楽に行けるんだがな……」

咲夜「き、今日も来たのね……いいかげん諦めたらいいのに」

○○「ハハ……諦めの悪いのが俺の持ち味なんでね……」



―――――― 何回やっても 何回やっても 愛しい咲夜がたおせないよ あのナイフは 何回やっても よけれない ―――――― 



○○「……く…そぅ……」
  (ここに来るまでの体力の消耗がマジで痛い……かわしきれねぇ……)

咲夜「あ、あんまり無理しないほうがいいわよ……あなた、普通の人間なんだから」
  (どうして、ここまでやるの……? ただ、私に勝つためだけのために、どうしてここまで?)

○○「うるさい……普通の人間だからって無礼るな!!」
  (咲夜に勝って……彼女に俺の想いを聞いてもらうんだ!!)



―――――― 必死にかわして 逃げ回っても いずれは時間止められる ――――――



咲夜「幻世『ザ・ワールド』!! 時は止まる」

○○「………(青年硬直中?)」
  (あれ? 時間止まってるのになんで見えてるんだ?)

咲夜「……(///σ//)ちゅっ………」
  (……じ、時間が止まってるから…大丈夫よね…)

○○「!!!???」
  (な……なにイイィィィ!!)

咲夜「と、時は動き出す……」

○○「お、おま……今、キス……」

咲夜「!!?? な…なんで、時は止まっていたはずなのに……」



―――――― 時を止めてのキス見えたけれど 『忘れなさい』とか ありえない!! ――――――



○○「い、いや……時間止まってたけど見えていたぞ。動けなかったし。」

咲夜「……ッ! ま、まさか……」


(少女照れ隠し(もとい殺人)中)


○○「ちょ! タイム! タイム! タイム! それ以上は死ぬって!!」

咲夜「同じタイプの能力を持っていたなんて……さ、さっき私がしたこと、今すぐ忘れなさい!!」

○○「そ、そんな御無体な!!」

咲夜「いいえ! 忘れさせてあげるわ!!」



―――――― だから 次は絶対勝つために 僕の この愛だけは 最後まで取っておく ――――――



○○「や、やだ! 好きな人にキスされたこと、絶対忘れたくない!!」

咲夜「え?」

○○「あ……」
  (……言っちまったよ、俺……)

咲夜「……嘘?」
  (え? え? ……○○も……好き……?)

○○「うっ、嘘なんて言うか! ……ほ、本当だよ(ボソッ)」


「「………」」


咲夜「……~~~~~~~!!!」
  (ああ……ど、どうしよう……!)

○○「ど、どうした?」

咲夜「げ、幻世『ザ・ワールド』!!」
  (と、とにかくいったん距離を置かなきゃ! ドキドキが止まらなくて、考えがまとまらない!!)



―――――― 倒せないよ……(いないから)――――――



○○「……逃げられた……
   えーと…不戦勝?
   …
   ……
   ………
   納得できるかこんな『勝ち方』! ってか 逃がすかぁーーーー!!
   むぁーーーーてぇええええええい!! さぁーーくぅーーーやぁーーーーーー!!」

咲夜(ッ!? お願いだから、追って来ないで! こんな真っ赤な顔してる私、見られたくないから――――!!)



・

・

・



「なお、二人はこの後、紅魔館の中を12時間ほど鬼ごっこした揚句、ようやくくっつきましたとさ……ひゅーひゅー!!」


「「(////⊿//)」」


ひゅーひゅー!!


「あはは! 二人とも、これからも仲良くね――――!!」


……こうして、大喝采のうちに夜雀と騒霊のコンサートは幕を閉じた。


余談だが、数日後……咲夜さんは時間を止めて


「――――何回やっても 何回やっても 愛しい咲夜がたおせないよ」


と頬を染めながら歌っていた。

そして、それを偶然見てしまった俺は

またもや照れ隠しがわりにSATSUGAIされてしまった。


The End



曲の元ネタ『ttp://www.youtube.com/watch?v=KLbFctG3tw0』

うpろだ269

───────────────────────────────────────────────────────────

「咲夜」
「何ですか○○さん」
「いや・・・君は今夜も綺麗だな、と思ってさ」
ぼっ、と音がしたかのように真っ赤になった
相変わらず彼女は可愛い
「なななななにをおっしゃてるんですか!?」
「はっはっは、赤くなっても可愛いな君は、家のメイドにならないか?」
「○○、吸血鬼は独占欲が強くてよ?」
おおっと、レミリア嬢から目をつけられてはこまったこまった
「おいおいレミリア嬢、そんなに睨むな、か弱い私はにらまれただけで震えあがってしまうよ」
わざとらしく恐がって見せる
「・・・」
やはり怒らせてしまう訳だが
「紫との交渉を任せたい」
「私が交渉役!?冗談じゃ無い!あんな化物となぜ俺が対峙せねばならんのだ」
「・・・其処を何とか頼みたいのよ、お願い」
「・・・代償は高いぜ?俺の命がかかってるからなぁ」
この馬鹿なお嬢様が何かやらかしたらしく、面と向かって対峙する訳にも行かないので俺というクッションが必要ならしい
結局断れないんだけどねぇ・・・
用件は聞いたので席を立つ
「食事は?」
「結構、用件も聞いたし帰らせてもらうよ」
「そう・・・咲夜、玄関まで送りなさい」
「はい」
席を立ち、玄関へ歩き出す
その後を彼女がついててきている
玄関まであと少しだ
「あの・・・今回のお仕事は大丈夫なんでしょうか?」
「安心しなさい、私が責任を持って遂行しよう」
「いえ、その・・・○○さんが・・・」
ああそうか、心配してくれているのか
なんといじらしい、乙女だ
「ありがとう咲夜、心配は無用だ・・・逃げ足だけは一級品だからね」
視界から消えてみせる
脚にだけは自信がある、人間の視界から姿を消す事は容易だ
突然の出来事に驚いている咲夜を―
壁に押し付けるように、両腕を拘束する
「きゃっ!?な、なにを」
「君の肌は実に美しい、その細い首筋、ぞっとするほど、だ」
そう、まるで磔のイエスのような
「一人の男としても、人狼という種としても、君が欲しくなってしまうよ」
細い首筋に、ざらついた舌を蛞蝓のように這わせる
「あっ、ん、ふ、ぁあっ」
「このまま、薔薇のような、珠のような、血を」
「はぁっ・・・○○さん?」
「ふふ、安心しなさい、そんなことをしたらレミリア嬢に殺されてしまうよ」
ぱっと、身を離す、何事もなかったつもりで
彼女は乱れた服を調え、私を見る
「なぁ咲夜、俺の事は・・・好きか?」
「あ・・・は、はい!」
「そうかそうか、じゃあレミリア嬢に伝えておいてくれ、今回の貸しは十六夜咲夜を貰う、とな」
「はい!そう伝えておきます」
「それじゃあ、御休み、咲夜」
「おやすみなさい○○さん」
大掛かりな門が閉じる、彼女との小さな小さな壁
さて、死なない程度にがんばってこようかな、彼女の、いや俺のために

うpろだ341

───────────────────────────────────────────────────────────

「愛してる」

「え? あ、あの……」


そう呟き、青年は己の身体を使い、少女を壁に追い詰める。
少女は背を壁に密着させ、2人の距離は僅か20センチ程度。その距離が ゆっくりと縮まってゆく。
少女は脇から逃げようとするが、青年は少女の背後にある壁に片腕を立てて、少女の逃亡を阻止した。
間髪入れず、もう片方の手を少女の頬に添えて、少女らしく瑞々しい唇に情欲のまま自らの唇を重ねる。


「~~~~ッ!?」


少女の瞳が大きく見開かれ、声にならない叫びが響き渡った。
想いの丈をぶつけられるように、唇が強く……だが優しく押し付けられる。
仄かに匂う青年の匂いが、麻薬のように少女の精神を惑わしていった。
少女は青年が押しつけてくる唇を、首を振りもぎろうとする。
だが、その動きには、ほとんど力が込められていない。
少女は、スラッとした細い両腕で青年彼を引き離そうと、その胸を押す。
だが、その動きにも、ほとんど力が込められていない。

青年は少女が本気で嫌がってはいないことを理解していた。
少女がその気になれば、この状態から脱出することはおろか、青年を叩き伏せることなど造作もないからだ。
にもかかわらず、少女は青年のされるがままに、その唇を貪られ か細く身を震わせる。

既に、少女の頬は紅潮し、その吐息は熱く上気していた。
青年の温かい吐息が頬に、首筋にかかり、その心地よさにゾクゾクと背筋を震わせる。
じわじわと湧き上がる甘い快楽に、少女が身を任せようとした矢先――――


「ん……ぅ……!?」


少女の瞳が再び、驚きに見開かれる。
青年の舌が少女の口の中までを侵略しはじめたのだ。
既に、心臓の鼓動音はドクン、ドクンと彼女自身の耳に聞こえるほどに激しく高鳴り
少女は――――これ以上されたら自分はどうなってしまうのか――――という恐怖を表情に孕ませる。

その間にも、青年は思うがままに少女の口腔内を嬲り者にしていく。
まずは、唇の裏側を撫で回し、次いで優しく歯と歯茎の間に沿って舌を滑らせる。
そして、最後に少女の脳髄が蕩かされ痺れたように動かない舌を優しく蹂躙し、痺れを解きほぐしてゆく。

少女の四肢から、力が抜けてゆき、膝がガクガクと力なく震える。
けれども、少女が抱いていた恐怖は期待に塗りかえられ、少女は青年の唇と舌に貪られるままになってしまっていた。
少女自身の舌がもみゃくちゃに、めちゃくちゃに掻き回され、彼女は 氷が溶けるように じわじわと痺れが溶けてゆくのを実感していた。


「…ん……ぅ…」


青年は少女の腰に左手を回し、ともすれば崩れ落ちそうになる少女の体を支えた。
そして、少女の左手首を優しく掴み、そのまま己の指を滑らせ少女の指に絡める。

少女が、自らの舌をおずおずと、だが自ら青年の舌に絡めようとしたその時……


――――!
――――……!


少女の茹った意識に、何者かの声が届く。


「―――――!!」


はっとして視線を声が聞こえた方向に走らせるが、そこには誰一人いない。
しかし、声は次第に近づいて来ている。
このままでは、十秒と経たずに青年と少女にはち合わせるだろう。
もし、このまま見つかったら。と恐ろしい想像が少女の頭をよぎった。
僅かに残った総動員させ、甘く蕩かされていた思考を必死で修復していく。
そして、さらに声が近付いてきた その時――――


「ありゃ……」


青年が間の抜けた声を上げた。
それもそのはず、今の今まで腕の中に抱いていた少女が一瞬で消えてしまったからだ。


「やり過ぎたかな?」


その一秒後に、ニ人のメイドが曲がり角から姿を現すのを青年は見た。


・

・

・


一方、こちらは紅魔館のとある一室――――


「……何やってるのよ 咲夜、ノックもなしに」


突然の乱入者に、少女の主――――レミリアは僅かに不機嫌そうな声をあげた。
ただ、その瞳には怒りの色はほとんど無く、どこか咲夜の姿を楽しんでいるような節がある。


「はぁ……はぁ……は…ぁ…」


咲夜は、荒い息をつきながら、閉じられた部屋の扉を背に座り込んでしまっていた。
その顔は耳までもが紅色に染まっており、レミリアに言葉を返すこともできない。
○○の手から逃れ、手近にあった空き部屋に飛び込んだのだが、何故主がここにいるのかと不思議に思う。
しかし、やはり今はそれどころでは無かった。
未だフルスロットルで激動する心臓の鼓動を止めるのに精一杯だ。


「はぁ……」


しばらく時間がたち、ようやく落ち着いたのか、まずは「も、申し訳ございません、レミリア様」と、座り込んだまま頭を下げ一言。


「……部屋の外で、あの男とよろしくやっていると思ったら」

「――――!!??」


主にはすべて見透かされている。
その事実に再び咲夜の心臓の鼓動が跳ね上がった。



「ううっ……」


弱々しい呻き声をあげ、茹った顔を主に見られまいと俯く。
そんな従者の貴重な姿を生温かい視線で見守りながら、レミリアはふと首を傾げた。
何故、咲夜はいつまでも座り込んでいるのだろうか――――と。


「どうしたのよ、いつまでも座り込んじゃって?」

「い、いえ……それがその……」

「?」

「こ…腰が……」


ほのかに想いを寄せる男に強引に唇を奪われた時、あまりの驚きと、喜びと、心地よさのために、腰が砕けてしまったのだ。
その事実をレミリアに告白することを恥じ、俯きながらボソボソと口を濁す。
咲夜は――――時を止めた世界で動けるのは、彼女のみであることに――――己の能力にこの上なく感謝していた。
必死で這いずり、手近の部屋に逃げ込む無様な姿、見られたらたまったものでは無い。
たとえそれが、愛しいあの男であったとしても。


「ぷっ」


あまりの可笑しさと、咲夜の愛らしさにレミリアは噴き出す。
瀟洒で常に氷のように表情を崩さない自分の従者がずいぶんと変わったものだ、と。
そして、咲夜の背後に視線を移して――――


「――――だそうよ、○○」

「え?」


咲夜が引き攣った顔でゆっくりと背後を振り返る。
いつの間にか、背後の扉は開かれており……
そこには先程まで咲夜の唇を思うがままに蹂躙していた男が彼女をニヤニヤと見下ろしていた。
とたん、咲夜の心臓の鼓動が三度跳ね上がる。


「い、いつの間に!?」

「ほら、○○……咲夜を介抱してあげなさい」


レミリアが、○○に勝るとも劣らない程度に顔をニヤつかせて命じる。


「はいよ」


無論、○○がレミリアの命令を拒む理由などは無い。
むしろ、やるなと言われてもしただろう。
○○は、両腕をそれぞれ咲夜の背と膝の下に回し、軽々と持ち上げた。


「や、ちょ、ちょっと! 降ろして! 降ろしなさい!」

「ヤダね」


抱えあげられながら、腕の中で咲夜は足をじたばたさせてもがく。
そんな彼女を笑顔で見つめながら、○○は子供のようにペロリと舌を出し片目をつぶる。
しかし、未だ彼の腕の中では、再び頬を紅く染めだした少女が暴れていた。
だから、○○は僅かな悲哀を表情に滲ませて――――


「……嫌なのか?」


と、一言。
とたん、叱られた子供のように咲夜は大人しくなる。
悲哀が一杯に織り込まれた○○の表情と言葉に、抵抗する気概さえも挫かれてしまったのだ。


「…ぅ……」


この男は本当にずるい、そんな顔で、そんな聞き方をされたら断れないじゃない――――と、咲夜は心の中で呻き声をあげた。


「それじゃあ失礼します、レミリア様」


○○はレミリアに退出の礼を尽くし、開いていたドアから外に出ようとする。
無論、彼の腕の中には咲夜姫が抱えられたまま。


「え、ちょっと……どうして外へ…?」

「ん? いや、だから咲夜の部屋に行って介抱するんだが」


あまりの衝撃に咲夜の目の前が真っ暗になった。
咲夜の部屋は、今彼女がいる部屋から歩いて5分程度。
この館の中ではそれほど遠いわけではないが、今の咲夜にとっては その距離も時間も那由他に等しい。
もし、こんな姿 誰かに見られたら――――と考えると、何のために必死に○○から逃げたのかわからない。


「や…ダメ! お願い それだけは許して!」

「いいじゃん、見せつけてやれば」

「やっ、やめ――――!」


外に出ると、いきなり通りがかったメイドと鉢合わせした。
彼女は○○の腕の中に咲夜が抱きかかえられているのを見て、あんぐり口を開ける。
まるで、鳩が豆鉄砲を喰らったかのように。

咲夜が覚えているのはそこまでだった。
あまりの羞恥と――――本人は気付いてはいないが――――それに勝るとも劣らない喜びに気を失ってしまったのである。

そして案の定、向こう2カ月は紅魔館はその話題でもちきりになってしまった。
天狗の少女のカメラにその場面を抑えられなかったのが、不幸中の幸いとも言えた。


『初めてのチュウ 咲夜受編』end

うpろだ419

───────────────────────────────────────────────────────────

「咲夜さん!あなたに会ったその日から、俺の時間は止められてしまいました!!」
返事は
「私があなたの時間を止めたのならなら今度はあなたの時間を動かしてあげる」
ってもらいたいな

7スレ目>>800

───────────────────────────────────────────────────────────

 拝啓
  木々の紅葉も日ごとに深まってまいりましたが、
  貴方にはますますのご隆昌のこととお慶び申し上げます。
  また、採用試験の節には皆様方に大変お世話になり、ありがとうございます。
  そのうえ、採用内定をいただきまして誠にありがとうございます。
  早速、採用承諾書をお届けいたしますので、どうぞよろしくお願いします。
  なお、本採用までの残り少ない日々をさらなる勉学に当て、完璧な従者になるためにがんばります。
  そして、従者になった暁には少しでもお役に立てるような執事になれるように努力を怠らないように心がけます。
  今後ともご指導くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
  貴方のいっそうのご繁栄と皆様のご健勝をお祈りいたしまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。
                                              敬具

 平成××年 ○月△日

                                       丸々 ○○

 紅魔館
 当主
 レミリア・スカーレット 様

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「ふぅ・・・」
 俺はペンを置き、ぐっと伸びをした。
 集中し物事に取り組んだ後に来る脱力感が気持ちいい。




 先日、あの真っ赤な真っ赤な紅魔館に就職試験を受けに行った。
 何故あの紅の悪魔のいる紅魔館なのかというと、その・・・なんだ、一目惚れってやつだ。
 三ヶ月ほど前、里でのバイト中に見かけた銀髪でメイド服の少女。彼女に恋をしたから。

 その後は毎日大変だった。
 執事になろうと決めた。
 周りの友人達は馬鹿にしたので〆た。
 執事の勉強をしようと独学で頑張った。
 ただ彼女と同じ場所で、同じ時間の中働きたいと思ったから。
 だが独学には限界がある。
 そんな時、紅魔館の図書館の事を知った。
 幸い紅魔館の図書館は一般人も入れたので、勉強ついでに下見もできた。
 感想・・・広い、綺麗、広い、紅い、紅い。多少目に悪い気もしたが、慣れればどうってこと無い。
 それからは里と図書館を行き来する日々が続いた。

 そんなある日、館内で彼女と会話を交わすことができた。
 何時ものように図書館で勉強していた時に、声をかけられた。
 「執事になりたいんですって?普通の人間ががんばるわね」
 俺は緊張のあまり、しどろもどろで言いたい事も言えなかった。
 彼女はそんな俺を見て言った。
 「まともに話が出来ないんじゃあ、執事なんて無理ね」
 その一言で俺は落ち込んだ。情けないと思った。
 やはりこんな男が紅魔館で執事など馬鹿げている。
 彼女はさらに続けた。
 「でも、貴方はこのところ毎日ここに来て勉強しているらしいじゃない。努力は何時か実るものよ、がんばりなさい」
 やる気再浮上。
 その日は図書館から20冊ほど本を借りていったので、司書さんが結構驚いていた。


 そして運命の日、採用試験の日がやってきた。
 受験するのは俺一人でなんだか心細かったが、門の前では中国風の・・・そう、美鈴さんから激を入れてもらった。
 「緊張しないで。○○さんなら絶対受かりますから!」
 何度も図書館に通う内に、門番の美鈴さんと仲良くなっていた。
 美鈴さんのその言葉と笑顔に自分の緊張が大分和らいだ。
 館に入ると、内勤の妖精メイドさんに待合室に案内された。
 待合室は他の部屋と比べて質素だった。恐らく集中するために無駄な装飾品を取っ払ったのだろう。ありがたい配慮だ。
 時が来るまで何度も何度も脳内でイメージトレーニングをする。
 ・・・あれ? 戸って押し戸、引き戸?
 ・・・・・・あれ? 当主の名前なんだっけ?
 ・・・・・・・・・あれ? 俺やばくね? 助けてメイド長。

 「えー○○さん、準備が済みましたので、出てすぐ左手側の部屋へ行ってください」
 「は、はい!」
 来た。
 素早く案内状の当主の名前を確認し、身形をもう一度整え、さらにもう一度名前を確認し決戦の場へと向かった。




 「いやー、緊張してたな俺」
 面接時のことは全て忘れてしまった。
 確か面接官には図書館の子悪魔さんと副メイド長と、彼女がいた。それしか覚えていない。
 精一杯自分をアピールできたと思う。
 変なミスは・・・・歩く時手と足が同時に出ていた事ぐらいだ。
 彼女はどう見てくれたのだろうか。
 今目の前に採用内定書があるが、やはりこんな紙切れよりも本人から直接どうだったかを聞きたい。

 「そういや来週からか・・・」
 来週から研修期間に入る。実際に館内での仕事を体験し、執事になるための本格的な勉強をする期間。
 恐らく彼女と接する機会がぐっと増えるだろう。
 そして研修を乗り越え本採用が決まれば、さらに彼女との距離が縮まる。
 何年かかるか解らないが、執事長となり彼女の隣に立つ事も夢ではない。
 「っしゃ! やる気出てきた」
 この想いがあればどんな苦しい時でも頑張れそうだ。
 一目惚れから始まったこの恋物語、今やっと序盤が過ぎたところだ。
 目指すはゴールの職場結婚のみ。他のフラグは全部無視だ。
 「うおおおおお!!! 待っててくれマイスウィートォォォォ!!!」
 「おい○○! こんな夜中に五月蝿いぞ!!」
 「あ、すみません」
 隣の家のハクタクに怒られた。

10スレ目>>133

───────────────────────────────────────────────────────────

「ちょっと・・・もう少しどうにかならないの?」
「だから無理だって!これ以上は」
里のとある店、軒先に並べられて商品からして雑貨屋、万屋であろうか
薬に服、履き物、鍋だの装飾品だの一貫性がない
「もうちょっと・・・ね?いいでしょ?」
メイド服のリボン?をするりと解き、胸元をはだけてみせる
「・・・乳でかくして出直しな」
「っ!もういいわよっ!お邪魔しました!」
会計に座っていた俺の頬を銀のナイフが掠っていった
「こえー・・・あ・・・代金」
しょうがないので紅魔館に請求書を、そんな風に考えたときナイフが貫いているのは壁だけでないことに気づいた
「あ、お金・・・お金をナイフで刺すなと何度言えば・・・」
壁のナイフを引き抜いて、お金を回収、こんな状態でもちゃんと使えるのが幻想郷のいいところだな
「しかし・・・俺の理性はいつまで持つかなぁ」
強がって見せても、さっきのはだけた胸元が、目に焼きついてしまっているのだった



「・・・私ってやっぱり魅力ないのかなぁ?」
胸は無いけど、スタイルも悪くないと思うし
何よりメイド服といえば問答無用のリーサルウェポンって言ってたのになぁ(byパチュリー
何処かの誰かも「胸が無い?馬鹿だな、そこがいいんじゃないか!!」って言ってたし
「あ、そうか」
お嬢様に頼んでみよう

「お色気むんむんな服ぅ?」
「はいっ!どうしてもTKOしてやりたい奴がいるんです!」
お色気むんむんなTKO?話がまったく見えてこないわ
「それと!明日おやすみをください!」
「え、ええいいわよ好きになさい」
ありがとうございますと一礼し、十六夜咲夜は退室した
「・・・勢いでOKしたけど・・・明日紅魔館は機能するのかしら?」
はぁ・・・あの咲夜が、何事だろうか?


「おはよう美鈴!行ってくるわねっ!」
「い、いってらっしゃいませ・・・」
翌日朝、勢い良く館を出て行く咲夜、それを何事かと噂する妖精メイド
そして驚き桃の木山椒の木で一日を迎えた美鈴、そんなこんなでメイド長不在の紅魔館は一日を乗り切れるのか!!?


「あれ?まだ閉まってるのね・・・どうせ鍵掛けてないんでしょ」
予想通り裏口のドアは簡単に開いた、泥棒でも入ったらどうするつもりなのかと小一時間
「おはよう・・・暗いわね」
部屋どころか家が暗い、この家の主はいまだ目を覚ましていないらしい
「寝室は何処かしら?」
襖を開けるとすぐにわかった、布団の敷いてるのだから当然か
「・・・あ、寝てるのね」
寝息が聞こえる、上下する胸・・・起きる気配はない
何を思ったのか、私は彼のいる布団にもぐりこんだ
「あ、暖かい・・・・・・」
何だろうこの暖かさ、すごく、安心できる――



「ん・・・」
朝か、少し寝過ごしたかな、だいぶ明るい・・・なんか腕が重・・・
「え?・・・・え?」
現状を整理しよう、俺は今目を覚ました、昨日まで、寝付くまではこの布団には俺しかいなかったはず
なのに俺の腕の中には見覚えのある少女、十六夜咲夜が?・・・居るねぇ
夢なはずはない、今起きたんだから
「・・・・事後?」
彼女は俺の腕の中にすっぽり納まる感じで、でも微妙に隙間風が・・・うーさむ、いやそういうことではなくて
「んん・・・あれ・・・?」
ばっちりと目が合った、完全に、お互いに固まった
「お、おはよう・・・」
「お、おはようございます」
とりあえず布団を出た、続いて彼女も
「あー・・・着替えるから台所の方に行っててくれるか?」
「は、ひゃい!」
噛んだな

「まぁつまりお布団暖かそうだなぁ、と思って、気付いたらすやすやと・・・そういうことだな?」
「はい・・・ごめんなさい」
「いや、謝らなくても別に・・・美味そうな朝食と君の抱き心地で十分」
「ば、ばか!」
あ、また赤くなった、まぁそれはおいといて・・・和食も上手だなぁ、メイドなのに
「・・・ごちそーさん」
「おそまつさまでした」
また沈黙、台所には食器を洗う音のみ
沈黙に耐えかねた俺は
「ねぇ」
「・・・なんだ?」
先に話しかけてきたのは彼女の方だった
「今日・・・お店の手伝いしてもいいかしら?」
「は?いや、俺は別に構わんが・・・せっかくの休みだろ?」
「ええそうよ、私の休みなんだから私のしたいことをするの、だから今日は貴方のお手伝い」
「ふむ、まぁ・・・いいけどな」


「ありがとーございましたー・・・十六夜、今ので食油切れたから倉庫から出してきてくれ」
「幾つあればいい?」
「うーん、5つあれば大丈夫だろ」
「わかった」
昼過ぎ、なかなかどうして今日は儲かっている
塩と油の在庫が尽きるかもしれない、寒くなってきたからなぁ、油の方は相当売れる、食油も売れる
「一月分の売り上げが今日だけで・・・」
「いらっしゃい、油?ちょっと待ってくれ、もう直ぐ」
「○○ー持って来たわよ」
「お、丁度来た、ありがと十六夜、早速一つ」
持って来た油が直ぐ売れた
そういえばさっきからお客さんがニヤニヤと、生暖かい目で見てくる
「そういえば噂になってるのよ、○○ちゃんが嫁さん貰ったって」
「はぁぁぁああああ!!?なんで?いったいどこから」
「え?彼女は違うの?」
十六夜咲夜のほうを、みて、おばちゃんはそう言った
「え?わ、私はそういうのじゃ」
真っ赤になって照れながら否定する十六夜、その様子を見て更にニヤニヤするおばちゃん
おばちゃんは去り際に
「非のないところに煙は立たないわね、んふふふふ」
といって去って行った

「あー・・・」
気まずい空気、今朝のような感じだ
「なぁ十六夜・・・いや、咲夜」
「えっ?な、に?」
「前々から言おうか悩んでたんだがな、今日を逃したら言えないような気がするんだ、だから言わせてくれ」
いつの間にか常連になっていた彼女、安くしろオマケしろと五月蝿いメイド、何だかんだでいつの間にか
「俺は君が好きだ、愛してる・・・俺と結婚してくれないか?」
「え、あ、そ、その・・・お、お嬢様に聞いてみないと」
「咲夜!・・・俺は君の気持ちが知りたい」
「あ・・・はい、不束者ですが、よろしくお願いします」
「咲夜・・・此方こそ、これからもよろしくな」
俺は今度こそしっかりと、彼女を抱きしめた、もうそこに隙間風なんて通らないように





「!?おねー様?何で泣いてるのっ?」
「嗚呼フラン・・・娘が嫁にいくときの両親の気持ちが、痛いほどわかったわ」
「おねーさま・・・でも悲しんでいられないでしょ?咲夜がいない紅魔館が荒れ放題じゃ咲夜も安心してお嫁にいけないよ?」
「そうね・・・小悪魔を司書からメイド長にしてがんばってもらうしかないわね」
「(いや、あんたががんばれよ)」
哀れ小悪魔、仕事量が一気に増えるけど君なら乗り切れるはずだ!がんばれ小悪魔!負けるな小悪魔!



~新婚生活はまだ始まったばかりだ!~

10スレ目>>281

───────────────────────────────────────────────────────────

「咲夜、今夜出かけようか」
客の途絶えた昼時
ぼーっと店番をする俺は、昼飯の片づけをしている咲夜に、話しかけた
聞こえているとは思うが返事がない
少し間をおいて
「いいけど・・・変な事したら駄目だからね」
たぶん台所で赤くなっているのだろう
ほんとに初心な娘だ、思わずからかいたくもなるが・・・我慢
「ほら、今夜は十六夜だろ?月見しようぜ」
結局その後客はあまり来なかったので早めに店じまいした




「けど大丈夫かしら、こんな夜に山に登るなんて・・・妖怪とか」
「大丈夫だって、お前と俺のデュエットなら妖怪なんて楽勝さ」
「コンビ、もしくはタッグ・・・だと思うけど」
今はまだ夕方、俺は背中に酒瓶、片手にランタン
咲夜は弁当と・・・シーツを持っている
後1時間もあれば日も暮れるだろう
「荷物持とうか?」
「ん、大丈夫よ」
山とはいえ一応道になっているので歩きづらい事はないが・・・
「歩きづらかったら言え、おぶってやる」
「大丈夫・・・貴方って過保護なのね」
前にも言われたぞそれ、お嬢様並みに過保護って言われたなぁ・・・はぁ

「おお・・・ギリギリ夕焼けも見れたな」
「ほんと・・・綺麗」
山頂に着くとシートを広げて寝転がった
手近な木にランタンを下げ明かりをとる、思ったよりは明るい、やはり山頂は違うな
「はい、どうぞ」
「ん、いただきます・・・うん、美味い」
さんどうぃっちと熱い紅茶、吐く息が白くなる・・・程ではないがやはりは寒いのに変わりない

「咲夜、コッチにおいで」
夕食を食べ終わり、後片付けを済ませた咲夜を呼び寄せた
何も言わず、寄り添うように
肩が軽く触れるぐらいの距離
遠慮がちに距離をつめる、俺はそれがじれったい
「ああもう!よい、っしょ」
胴に手を回し、持ち上げて、抱き寄せた
「ッ~!?」
俺の腕の中にすっぽりと納まってしまう咲夜、小さい・・・こんなに小さかったんだなぁ
「ほら・・・ソラを見て」
高く上がった月、満月
彼女と同じ・・・十六夜
「わぁ・・・綺麗」
言葉を交わすのも忘れて、丸い丸い大きな月に、魅入ってしまった

「今までありがとう・・・ばいばい」
「どうした?」
「十六夜にね、今までお世話になりました、って言ったの」
「?」
「もうこんな機会ないだろうから」
「またくればいいだろ、年に一回ぐらいは見に来ればいいさ」
「違うわよ・・・十六夜の私が見る最後の十六夜ってこと」
「?」
「だから!・・・これからもよろしくね、アナタ」
「っ!?あ、ああ・・・よろしく、咲夜」
俺達は口付けを交わした、自然と、そうなった
「ひゃっ!や、やだ、んっ」
咲夜は俺に背中を預けるかたちで座っている、つまりまぁ・・・無防備なわけで
首や、鎖骨に口付けしたり、下を這わせてみたり、色々と調子に乗ってみた、言い訳するなれば月のせいだと言っておく
「ここがいいの?」
「や、ち、違んっ」
リボンを解いて胸元をはだけさせた
「咲夜・・・その・・・いいかな?」
「・・・こんなにも月が綺麗だから、い、いいよ」
「出来るだけ優しk「たーんたーんたーぬきの・・・きん・・・た」
藪から上機嫌で飛び出してきたのはどっかの屋台の雀
「え、あ・・・・お邪魔でしたか?お邪魔ですね、あはは」
みすちー は 逃げ出した
「・・・」
「・・・」
完全に、空気をぶち壊してくれた
「えーと・・・咲夜?」
「あ、あはは」
そういうムードでもなくなったので、そそくさと退散する事にした


山を降りて、静かな里の通りを歩く、何処も寝静まっている
神社の方で明かりが見えたので宴会でもやっているのだろう
「ねぇ○○」
「ん?どうした?」
「ぎゅーって・・・して?」
「・・・」
「んー・・・ありがと」
「・・・さ、もうすぐ家だ」
「ええ、帰りましょう」
手を繋いで、夜のお出かけを名残惜しむように、ゆっくり、ゆっくりと、歩んでいった



「そうだ咲夜」
「何?」
「鶏肉が食べたいなぁ」
「それじゃあ飛びきり息のいい雀を捕まえてきますね♪」
まださっきの事を根に持ってました

みすちー は 逃げ出した!
しかし回り込まれた


END

10スレ目>>356

───────────────────────────────────────────────────────────

「俺はな、お前の時計を動かす鍵になりたいんだ」

7スレ目>>830

───────────────────────────────────────────────────────────

咲夜さん、さーやって呼んでもいいですか?
「何故部下に呼び捨てにされなければならないのかしら。」
…スミマセン。じゃあさーちゃんで
「ちゃん付けにされるのはガラじゃないわ。」
…ナカナカテゴワイデスネ。じゃあ可愛くさっきゅんなんてどうでしょう?
「私はパチュリー様ではないのですよ?」
……ソーデスカ。わかりました、みんなと同じメイド長と呼ぶことにします。
「…。(それでは愛が感じられないわ)」
どうかしましたか?
「だめよ、あなたは今まで通り名前で呼びなさい」

こんな咲夜さんですか?

7スレ目848

───────────────────────────────────────────────────────────
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー