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ROOT - (2008/11/18 (火) 03:25:28) のソース
*ROOT
|URL|[[http://root.cern.ch/>http://root.cern.ch/]]|
|説明|高エネルギー物理学で使われる、解析用ソフトウェア|
|金額|無料(GNU LGPL)|
**ROOTとは
[[ヨーロッパ合同素粒子原子核研究機構(CERN)>http://www.cern.ch/]]が開発した、C++による解析ソフトウェアである。素粒子、原子核物理学、宇宙線、宇宙物理といった、高エネルギー物理学の分野で主に使われている。
C++のインタプリタであるCINTが内蔵されているため、全てのマクロやコマンドをC++で書くことが可能である。そのためC++を知っているものであれば、新たな言語を習得する必要がないので非常に使いやすい。
**インストール
[[OS X]]で使用する場合は(他環境ではDYLD_LIBRARY_PATHは不要)、3つの環境変数を設定する必要がある。
bash環境では、
$ export ROOTSYS=/usr/local/root
$ export PATH=$ROOTSYS/bin:$PATH
$ export LD_LIBRARY_PATH=$ROOTSYS/lib:$LD_LIBRARY_PATH
$ export DYLD_LIBRARY_PATH=$ROOTSYS/lib:$DYLD_LIBRARY_PATH
を実行する。また、cshやtcsh環境では
% setenv ROOTSYS /usr/local/root
% setenv PATH ${ROOTSYS}/bin:${PATH}
% setenv LD_LIBRARY_PATH ${ROOTSYS}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
% setenv DYLD_LIBRARY_PATH ${ROOTSYS}/lib:${DYLD_LIBRARY_PATH}
% rehash
を実行する。次回以降のログインでもこの設定を自動的に有効にさせる場合は、bash環境では前者を$HOME/.bashrcに、cshもしくはtcsh環境では後者を$HOME/.cshrcに書いておく。
1) バイナリからインストールする場合
例えば[[ftp://root.cern.ch/root/root_v5.13.06.macosx-i386-gcc-4.0.tar.gz>ftp://root.cern.ch/root/root_v5.13.06.macosx-i386-gcc-4.0.tar.gz]]からバイナリをダウンロードする。ここで、Intel MacとPowerPC Macでは異なるものが必要なので、URLをよく確認すること。次に
$ tar zxvf root_v5.13.06.macosx-i386-gcc-4.0.tar.gz
$ su
Password:
# mv root /usr/local
2) ソースからコンパイルしてインストールする場合(bash環境と仮定して説明)
例えば[[ftp://root.cern.ch/root/root_v5.13.06.source.tar.gz>ftp://root.cern.ch/root/root_v5.13.06.source.tar.gz]]からsourceをdownloadする。次に
$ su
Password:
# tar zxvf root_v5.13.06.source.tar.gz
# mv root /usr/local
# cd /usr/local/root
# ./configure
# make
# exit
とする。あくまでこれは一例であり、環境や好みによってやり方が異なる場合がある。初心者はこれで問題ない。
上記の1)か2)を行った後、
$ root
と打てば、ROOTが起動して
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* *
* W E L C O M E to R O O T *
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* Version 5.12/00 10 July 2006 *
* *
* You are welcome to visit our Web site *
* http://root.cern.ch *
* *
*******************************************
FreeType Engine v2.1.9 used to render TrueType fonts.
Compiled on 11 July 2006 for macosx with thread support.
CINT/ROOT C/C++ Interpreter version 5.16.13, June 8, 2006
Type ? for help. Commands must be C++ statements.
Enclose multiple statements between { }.
root [0]
のように表示されるはずである。
root [1] .q
と打てば終了する。
$ cd /usr/local/root/tutorials
$ root
root [0] .x benchmark.C
とすれば、ROOTを用いたベンチマークが実行される。これがうまく実行できれば、インストールは成功である。
**32 bitでコンパイルする場合
PyROOTを32 bitで使用する必要がある場合([[Python]]を参照)、ROOTを32 bitでコンパイルする必要がある。この場合、configureの時点で
./configure macosx --enable-python
のように、"macosx"と明示的に環境を指定することによって、32 bitでコンパイルされるようになる(64 bitの場合は"macosx64"である)。
**参考文献
[1] René Brun, et al. (2005) "[[The ROOT Users Guide>ftp://root.cern.ch/root/doc/Users_Guide_5_12.pdf]]"
[2] 藤井恵介 (2003) 『[[Dis45ユーザーのためのROOT入門 猿にも使えるROOT:番外編>http://www.ppl.phys.chiba-u.jp/%7Ehoshina/doc/c%2B%2B/main.pdf]]』
#right{Last Updated: &date()}
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