iTunes

URL | http://www.apple.com/jp/itunes/download/ |
説明 | Appleの配布する音楽管理ソフト |
金額 | 無料 |
機能説明
文献管理ソフトとしてiTunesを使う
全てのMacに必ず入っているため、文献管理にはiTunesを用いるのが最も敷居が低い。iTunesは音楽ファイルや動画ファイルの他に、PDFを登録することが可能である。最近の論文はPDFでほとんどが配布されており、古い論文であってもスキャナで読み込めばPDFとして保存することができる。そのため、PDFの論文を管理するという目的では、iTunesは十分に優れたソフトである。
iTunesにPDFを登録するには、PDFをiTunesの画面にドラッグ&ドロップすればよい。例えばhoge.pdfというPDFであれば、hogeという名前でiTunesに登録される。この後、音楽ファイルと同様にhogeの登録内容を編集すればよい。
論文の管理で主に必要になる情報は、
- タイトル
- 著者名
- 発行年
- 雑誌名
- ページ番号
- 巻(volume)
である。これらをうまくiTunesで登録できれば、iTunesが文献管理ソフトとして活躍する。考えられる方法として、例えば以下のように置き換えられる。
- 名前
- アーティスト
- 年
- アルバム
- トラック番号
- ディスク番号
このような置き換えをしてiTunesの何が論文の何に対応するかを把握しておけば、快適に使用することができる。
しかしやはりiTunesは音楽用ソフトであるため、使用する上でいくつか問題が残る。
- トラック番号(ページ番号に相当)が3桁までしか入力できないため、4桁のページ番号のものは入力できない。
- ディスク番号(巻に相当)が3桁までしか入力できないため、4桁の巻のものは入力できない。
- 号(number)を登録する欄がない。
- PDF以外のファイルを登録できない。(注)
- PubMedやBibTeXにはもちろん対応していない。
(注)例えばPowerPointのファイルの場合、拡張子を.pptから.pdfにしてiTunesに登録後、Finderの「情報を見る」から「このアプリケーションで開く」をPowerPointに設定すれば、PowerPointの書類も登録することが可能である。しかし標準的な方法ではなく、拡張子も紛らわしくなるため推奨できない。
Last Updated: 2006-12-14
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