Spaces

機能紹介
LeopardからOS標準の機能として取り込まれた、マルチデスクトップ機能である。これまで、UNIXやLinuxで使用されていたマルチデスクトップ機能をAppleらしく味付けしたものである。Exposé風に全ての画面を一覧で表示することも可能である。
Desktop ManagerやVirtueDesktop?との比較
Spacesの標準状態では、Cmd + Tabのキー操作や、Dockのアイコンをクリックした場合に、アクティブなアプリケーションの存在するスペースへと自動で画面が切り替わってしまう。これは通常のマルチデスクトップ機能とは異なる挙動である。アプリケーションを中心に考えた場合はこの挙動でもいいのだが、作業内容を中心に考えた場合は、決して正しい動作であるとは言えない。Desktop Managerなどでは、このような動作はしない。
Desktop Managerでは画面ごとに名前をつけることができるが、Spacesでは番号をつけられるだけである。また、Desktop Managerではページャーと呼ばれるデスクトップのプレビューを常に表示することが可能だったが、Spacesでは一覧を表示するためのホットキーを押さないといけない。そのため、現在の画面がどこなのか、全体の使用状況がどうなっているのかを把握するには,Desktop Managerのほうが便利である。
また、[[VirtueDesktop]ではデスクトップごとにデスクトップピクチャーを変更することが可能であった。
画面の自動遷移機能をオフにする(10.5.2以降)
$ [[defaults]] write com.apple.dock workspaces-auto-swoosh -bool NO $ killall Dock
と打つことで、Spaces特有の自動画面切り替えをオフにすることができる。元の状態に戻すには、
$ defaults write com.apple.dock workspaces-auto-swoosh -bool YES $ killall Dock
と打てばよい。
Last Updated: 2008-11-24
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